[これは、昨年準備しながら、ブログには掲載洩れとなっていた記事である。その間に、リンク予定のサイトがなくなってしまったので、関連箇所に「リンク先消滅」と記し、代わりに、新しく見出した切手商のサイトへのリンクを文末に設けた。]
次のウエブサイトに物理学者の肖像を使った切手が沢山集められている。
(リンク先消滅)
その中に、湯川博士のものは、日本の2種類の他に、5種類の外国のものが見られる。
それらの5種類を発行しているのは、ギアナ、ガンビア、セント・ヴィンセントおよびグレナディーン諸島、アンゴラ、モルジヴと、小国ばかりである。ギアナとモルジヴの切手には「ノーベル各賞100年」の意味の英文字が入っているので、特に湯川博士だけを顕彰したものではなく、博士を1例としてノーベル賞自体を讚えているのである。他の外国切手も趣旨は同様かも知れないが、それにしても、多くのノーベル賞受賞者たちの中から何人かだけを選び、その中に湯川博士が入ったものと想像される。
「湯川秀樹を研究する市民の会」のメンバーへのグループメールで、「これらの国々で湯川博士の人気が高いのはどうしてでしょうか」と尋ねてみたところ、「小国が外国人の肖像を使った切手を出す大きな理由は、外貨獲得です。日本の皇室の方々なども無断で切手になっているそうです」との返信があり、なるほどと思った。
全7種の切手は下記の通り。記載事項は、発行国、発行年、(発行理由)、URLの順。(不明の項目があれば、その箇所が抜けている。リンク先消滅のため、準備してあったURLは記載しない。)
Japan, 1985 (中間子論50年)
Japan, 2000
Guyana, 1995, (100th Anniversary of Nobel Prizes)
Gambia, 1995
St. Vincent & The Grenadines
Angola, 2001
Maledives, 2001, (100th Anniversary of Nobel Prizes)
追記:外国の5種の切手は次のURLで見ることができる。上記リストのアンゴラのものがない代わりに、ウガンダのものがある。切手商のサイトなので、商品がなくなればページが消滅するかも知れない。
ウガンダ
ガンビア
ギアナ
セント・ヴィンセントおよびグレナディーン諸島
モルジヴ
後日の再追記:消滅したと思っていたサイトが再度アクセス可能になっている。Physics-Related Stamps である。
Random writings of a retired physicist
Continuation of "Ted's Coffeehouse" (now being restored in archives of this site)
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