4月3日、大阪方面は朝のうち小雨模様だったが、気温が高かった。大阪城公園に標準木を持つ大阪気象台が桜の開花を発表した、と昼のテレビ・ニュースで知る。午後、わが町・堺市上の桜並木そのほかを観察に行く。その頃には青空が見えて来た。
堺市上の桜並木とは、笠池という溜め池を何年か前に埋め立てて出来た笠池公園に、それを半周あまりする形で植えられているものである。咲き始めの木々を遠望すれば、まだ圧倒的に多いツボミの濃いピンク色が枝々やその空隙と混じりあって、茶色がかったピンクの霞と見える。少し近寄れば、開いた花々が白い斑点として見えてくる。
枝を大写しに撮ろうとすれば、どの枝を選ぶかによって、開花状況をいろいろ異なる様子に報告できそうである。朝日新聞対NHKの報道問題ではないが、報道側の責任やそれを受け取る読者・視聴者の判断力の重要さを、桜の木々から学ぶ。公平を期して、前パラグラフの「少し近寄れば、…」の位置で撮ったのが上掲の写真である。
草部という隣町に属する津久野南団地や堺上高校の桜も、もっと開けば見事だろうと思われる。毎年見に行く浜寺元町の池のほとりの桜は、今年まだ見に行っていないが、いずれそれらも紹介したい。
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