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2007年5月6日日曜日

日本一周クルーズ:第 8 日、航海日;第 9 日、横浜に寄港 (Round Japan Cruise: Day 8, Voyage; Day 9, Call at Yokohama)

[The main text of this post is in Japanese only.]


上:金華山沖を通過。下左:太平洋上の夕日。下右:ベイブリッジをくぐり、横浜へ入港。各写真の拡大版はこちら
Upper: Passing off Kinkazan. Lower left: Sunset over the Pacific Ocean shortly after the farewell dinner began. Lower right: Passing through the Bay Bridge to enter Yokohama Port. Click here to see a larger version of each photo.

 2007 年 5 月 5 日(土)、航海日。9 時 15 分からフィットネス教室。11 時から「日比野 幸さんと皆さんで歌いましょう part 3」で、「見上げてごらん夜の星を」「四季の歌」「千の風になって」などを歌う。日比野さんが「早春賦」と「知床旅情」の曲が似ているという話をして、この 2 曲を続けて歌った。午後は昼寝と読書。15 時 30 分頃、金華山沖を通過(写真・上)。

 横浜から乗船の人たちは明日下船となるため、17 時からメインホールで、船長主催カクテルパーティーがある。船長から、笑顔をたたえながらの挨拶があり、4(フォア)ドルフィンズの演奏もある。

 引き続きフェアウェル・ディナー。写真・左は、食事を始めて間もない頃の夕日。このあと残念ながら太陽は雲に隠れ、水平線への日没の様子を見ることは出来なかった。

 19 時 30 分から 1 階シアターで、夕凪シアターと称し映画が上映されているのを始めて見る。今宵の作品は「タルサ」。原油採掘に沸くオクラホマで、破産し殺された牧場主の娘でインディアンの血を引くヒロインが原油採掘の女帝に成り上がる様子を描いた 1949 年の作品。スーザン・ヘイワード、ロバート・プレストン主演。90 分。21 時 30 分から「MALTA ジャズナイト Vol. 2」を聞く。


 5 月 6 日(日)、朝食時、第 2 日の朝に食事をともにした N さん夫妻に再会。お子さんやお孫さんたちの話などをいろいろ聞かせて貰う。10 時 45 分に、ベイブリッジ(写真・下右)をくぐって、横浜へ入港。同夫妻と別れを惜しんで写真を撮り合う。

 最後のオプショナルツァー(設定されたコースは一つのみ)「横浜洋館めぐりと崎陽軒(きようけん)本店の昼食」は、雨の中となったが、幸い、屋内の見学がほとんどで、大して支障はない。ただし、外観の写真撮影がままならなかった。11 時に港ターミナル出口に集合し、バスで出発。同ツァー参加者は、わずか 9 名。

 バスガイドの市内案内を聞きながら、ほどなく、シュウマイで有名な崎陽軒本店に到着し、紹興酒などとともに中国料理の美味を味わう。食後、外国人居住区として横浜開港当時の歴史と深く関わる山手の丘に向かい、横浜市イギリス館と外交官の家を見学。最後に、北原照久氏プロデュースの横浜人形の家を訪れる。展示されている世界の人形は 1300 体以上あるという。16 時頃に帰着。17 時出港。

 17 時 30 分から 45 分間、音楽に合わせた「かんたんエアロビクス」で、身体を動かす。夕食のテーブルで大阪・我孫子からの M さん夫妻と一緒になる。M 夫人はたいへん話し好き。

 夕食後は、20 時 30 分からナイトシアター「砂の器」を見る。原作・松本清張、出演・丹波哲郎、加藤剛、1971 年作品。容疑者と被害者の間の会話に出た東北訛りの「かめだ」という地名をヒントに、刑事 2 人が執念の捜査を続け、天才音楽家の過去に行き着く。かつて、テレビドラマでも見たが、「かめだ」が実は東北の亀田ではなかった辺りまでしか覚えていなくて、十分に楽しめた。

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