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2009年5月2日土曜日

キンレンカ、アマドコロ

 キンレンカ(金蓮花、1枚目の写真)、学名 Tropaeolum majus、南米原産のノウゼンハレン科の一年草。別名をノウゼンハレン(凌霄葉蓮)ともいう。美しい花を観賞するため、あるいは茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。二つの和名は黄色や橙色の花がノウゼンカズラに似て、葉はハスに似ていることからつけられた。ナスタチウム (Nasturtium) とも呼ばれるが、この名は正式にはオランダガラシ(クレソン)属を指す学名で、似た味をもつことから転用された通称である。([1] による。)写真は、2009年4月17日、ウォーキングの途中で。

 アマドコロ(甘野老、2枚目の写真)、学名 Polygonatum odoratum、ユリ科の多年草。日本各地の山地などに自生するが、栽培されることも多い。花期は春。花は鐘形で色は白く、先の方は緑がかっている。葉は普通の緑のものと斑入りのものがある。茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされる。同属のナルコユリ (P. falcatum) とよく似ている。ナルコユリは、花と花柄のつなぎ目が緑色の突起状になるのに対して、アマドコロは突起状にならない。また、ナルコユリの茎は丸いが、アマドコロの茎には6本の稜があり触ると少し角張った感じがする。([2] による。)写真は、2009年4月18日、わが家の庭で。

文献

  1. 「キンレンカ」, ウィキペディア日本語版 [2008年12月30日 (火) 21:38].
  2. 「アマドコロ」, ibid. [2009年1月27日 (火) 08:27].

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