ページ

2009年7月17日金曜日

高岡と氷見へ 2 (Visit to Takaoka and Himi 2)

氷見市脇方の海岸近くにいたカモメ。


脇方の港の情景。


同上の景色を5年前に撮影して、それを参考に描いた水彩画。Y君への土産とした。今回の写真に見える防波堤は前回の写真にもあったが、絵では省略している。


 7月13日の午後、Y君の車で彼の家へ向う途中、私たち一行は氷見の旧市内に住むS子さん夫妻の家で一服した。S子さんは私より4歳年長の従姉で、Y君の叔母にあたる。彼女の夫君は短期間、認知症状態だったが、いまは回復しているとのことだった。S子さん宅で談笑している間に雨もやみ、同宅の近くで毎年7月13、14日に行われるという氷見祇園祭りの出店や山車をS子さんの案内で見て回った。祭りの中心である日吉神社に参拝し、「中の橋」付近から再び車でY君の家のある宇波を目指した。S子さんも同行した。

 宇波で妻と私はY君の母君に挨拶し、仏壇に参ったあと、宇波から脇方へかけての海岸沿いに30分あまり散歩した。5年前に写真に撮って帰り、それを参考に描いたのと同じイカ釣り船が停泊していたが、ペンキが塗り替えられ、赤い線のデザインが入ったり、ランプが大きくなったりして、様子がいささか変わっていた。

 Y君の家の基本部分は築100年以上になるという。その座敷の前の土間に張り出した縁(紅茶色に塗られていたのが、いまは一部を残して、はげている)のところで、S子さんと私は昔、ピンポンのまねごとをして遊んだことがある。彼女は私が当時まだ幼かったので、そのことを覚えていないだろうと思っていたそうだが、覚えていたと知って喜んでくれた。

(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿