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2009年12月19日土曜日

ライン河、マイン河の船旅(21) (Cruise on the Rhine and Main 21)

ハイデルベルク城から見たハイデルベルク旧市街。左端にそびえているのは聖霊教会。右手に見える橋はネッカー川(der Neckar; ライン河の支流)にかかるアルテ橋 (Alte Brücke)。橋の手前に一対の門塔が立っている。

アルテ橋のたもとから見たハイデルベルク城。
中央右寄りの大きな建物はフリードリヒ館。

 旅の8日目、11月24日の午前に見学したハイデルベルク城からは、ハイデルベルク旧市街の素晴らしい景色が見下ろされる(上の1枚目の写真)。逆に旧市街からはハイデルベルク城のよい眺望が得られる(上の2枚目の写真)。ハイデルベルク城では大樽棟 (Fassbau) の内部も見学した(下の2枚の写真)。

ハイデルベルク城の大樽棟にある大樽の一部。

大樽棟内の大樽に相対する壁面。上からコンパス、かんな、古時計の飾りがあり、古時計はびっくり箱になっている。

 上の写真の左に見える人形は、選帝侯カール・フィリップが樽の監視を命じたワイン好き享楽家のシンボル、ペルケオで、大樽を見張っている格好をしている。ペルケオは、カール・フィリップが選帝侯に就任する前、皇帝のチロル代官として赴任していたインスブルックから宮廷道化師として連れてきた人物であった。伝説によれば、選帝侯が大樽の酒を飲み干すことができるかどうか尋ねた時、「Perché no?」(イタリア語で「なぜ、できないことがあるでしょうか?」)と答えたことから、ペルケオ (Perkeo) と呼ばれるようになったという。(この説明は現地ガイドさんからも聞いたが、忘れていた部分が多く、文献 [1] を参照して記した。)

文献

  1. 「ハイデルベルク城」, ウィキペディア日本語版 [2009年11月21日 (土) 10:22].

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