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2010年5月25日火曜日

「『ふと思い当たった』の謎」への答え (Abstract in Japanese)

 [概要]先に、湯川が中間子論の形成においての重要な出来事について、半生の自伝『旅人』の中で、「十月初めのある晩、私はふと思いあたった」と記しているが、これは彼がその前年に行なった学会発表の内容と矛盾することを述べた。そして、この謎を説明する二つの可能性があるが、どちらが真であるかは決め難いと記した。このたび、湯川の夫人、スミの書いた自伝的な本『苦楽の園』を読み、その中に、この謎に対する答えを見出した。本文(英文)へ

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