Abstract: Yesterday, my wife and I visited Kyoto to see two exhibitions, "Communication: Visualizing the Human Connection in the Age of Vermeer" and "Takanori Oguiss Commemorative Exhibition for the 110th Anniversary of His Birth." This article briefly describes the former. (The main text is given in Japanese only.)
昨22日、妻と京都市美術館で開催中の「フェルメールからのラブレター展」と美術館「えき」KYOTO で開催中の「生誕110年記念 荻須高徳展」を見に行った。前者には「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」という副題がついている。また、その展示は、「人々のやりとり—しぐさ、視線、表情」、「家族の絆、家族の空間」、「職業上の、あるいは学術的コミュニケーション」、「手紙を通したコミュニケーション」と分類されている。最後の分類に展示されているヨハネス・フェルメールの「手紙を書く女」、「手紙を読む青衣の女」、「手紙を書く女と召使い」の3点(上掲のチケット売り場の写真に、これらの絵の写真が並んでいる)の他、フェルメールと同時期に活躍したピーテル・デ・ホーホ、ヘラルト・テル・ボルフら、オランダ黄金期の画家の室内画も多く展示されている。「職業上の…」に分類されて展示されていた、分厚い本をひもとく学者たちの何枚かの絵や、フェルメールの手紙に関する絵を見ると、そこに描かれた光景に比べ、いまの世のパソコンにうち向う学者たちやケータイ・メールを読み書きする女性たちは、あまり絵のさまにはならないだろうという思いがしてならなかった。
Random writings of a retired physicist
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