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2020年5月11日月曜日

歌う催しとの出会い (My First Experience of Singing Events)

[The main text of this post is in Japanese only.]


にっぽん丸内での皆で歌う催しの会場風景。船の写真屋さんが撮影。
Scenery of the singing event at Nippon Maru. The photo was taken by a ship photographer.

 歌を歌うことが好きではなかった私が、逆転して歌好きになったきっかけは、鮫島有美子による日本の歌曲の CD を聴きながら歌ってみたことにあったように思っていたが、それよりも少し先の出来事にあったと、このたび気づいた。

 その出来事とは、2007 年に妻と参加した、にっぽん丸による「ゴールデンウィーク日本一周クルーズ」中での催しへの参加だった。それは、日比野幸(みゆき)さんのリードで参加者の皆が歌う、歌声喫茶形式の催しだった。この催しは 10 日間の航海中に 3 回行われ、私たちは 3 回とも参加していた。

 そのクルーズのことを帰宅後ブログに書いたのだが、当時使っていたブログサイトはプロバイダーのコンピューター事故で消滅してしまった。私の記事はパソコン上に控えを残してあったので、幾分かは今使っているこのサイトに復元した。しかし、全部復活させるのは大変で、その作業は途中の、クルーズ参加まで行かない年月ところでやめていた。

 クルーズ中の歌う催しについて最近ふと思い出したものの、その時使用した歌詞プリントを保存しておかなかったことも残念に思っていた。ところが、妻がクルーズの資料一式を保存してくれていて、その中には幸いにも歌詞プリントも含まれていた。それを見つけたのは、ちょうどコロナウィルス19 で外出自粛要請の出ている今年のゴールデンウィーク前だったので、この機会にと思い、「ゴールデンウィーク日本一周クルーズ」のブログ記事を、このブログサイトに復活させた(こちら)。

 上記の復活記事の中から、皆で歌う催しの部分をここに引用する。
4 月 29 日(日)
 まる一日航海が続く。[...]10 時 45 分から 45 分間、4 階メインホールでの「みんなで歌いましょう~春と海に寄せて~日本歌曲」に参加。講師・日比野 幸さん、ピアノ伴奏・相田久美子さん。[...]

5 月 2 日(水)
 船はもっぱら日本海を北進する。[...]操舵室を見学したあと、11 時から「日比野 幸と皆さんで歌いましょう part 2」に顔を出す。「外国の名曲たち」として、「エーデルワイス」「アニーロリー」「野ばら」など。坂本九が歌って有名になった「幸せなら手をたたこう」の原曲がスペイン民謡だとは知らなかった。[...]

5 月 5 日(土)
 航海日。9 時 15 分からフィットネス教室。11 時から「日比野 幸さんと皆さんで歌いましょう part 3」で、「見上げてごらん夜の星を」「四季の歌」「千の風になって」などを歌う。日比野さんが「早春賦」と「知床旅情」の曲が似ているという話をして、この 2 曲を続けて歌った。[...]
 なお、日比野さんはこのクルーズ中に 2 回のソプラノコンサートも行っている。コンサートの内容や詳しい感想は記してないが、1 回目の時に日比野さんの紹介を書いているので、合わせて引用しておく。
4 月 30 日(月)
 [...]21 時 15 分から 1 時間のメインショーは「日比野 幸 ソプラノコンサート part 1」。日比野さんは、イタリアでの第 5 回 TITTO GOBBI 国際声楽コンクール最高位受賞、2005 年に第 6 回藤沢オペラコンクール第 1 位と福永賞受賞の経歴を持ち、二期会会員。その表現力豊かな歌声を楽しむ。

5 月 4 日(金)
 [...]20 時に[青森]出港。夜のメインショーは「日比野 幸 ソプラノコンサート part 2」。
 次回に、3 回の皆で歌う催しにおいてそれぞれ 1 枚配布された歌詞プリントにある曲目を紹介したい。(つづく)

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2 件のコメント:

  1. 久しぶりにお邪魔させていただきます♪
    クルーズ船の中で、ゆったりと景色を眺めながらの歌声広場、気持ちも晴れやか、のびのびとリラックス、楽しそうですね♪ また、本格的なソプラノ歌手の方との合唱、素晴らしいひと時を想像します。

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  2.  歌う会の会場に使われた部屋のことがブログ記事には書いてありませんでしたが、船内で毎日貰った予定表を見ると、3 回とも 4 階ドルフィンホールで行われたことになっています(私の記憶には写真のような感じでは残っていなくて、もっと広く明るかったように思っていたのですが)。参加者たちが手にしているプリントから、part 2 の時の写真と思われます。船は B1 から 8 階まである構造で、高価な客室、スイートルームやデラックスルームは 5 階に、私たちが利用した平均的な客室、ステートルーム B は 2、3 階にありました。
     写真の中央付近、やや左下寄りに写っているのが私で、「写真中の私を基準にしての右側」にテーブルを挟んで掛けているジーパン姿が妻です。

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