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2009年11月2日月曜日

憲法9条を守る集会 (Meeting for Article 9)

不破さん? いや、開会挨拶を述べる実行委員長(T.U. 氏撮影)

 先にお知らせした堺市西区ウエスティホールでの集会「守り広げよう憲法9条」 が昨日開催され、500人収容の会場に約300人が集り、まずまずの成功だった。以下に集会実行委員長(不肖私)の開会の挨拶(制限時間2分)を掲載する。中で使用したオバマ大統領の得意の言葉 "Yes, we can!" は、集会の「まとめと行動提起」を述べた S 氏の原稿にも準備されていたので苦笑させられたが、開会挨拶の内容自体が行動提起的であった。(集会各場面の写真はこちら。)




 皆さん、きょうは大勢お集りいただき、ありがとうございます。お配りしましたプログラムの表紙にあります「ピース! ぴーす! PEACE! サインはピース!!」の「合言葉」のもとに集まった皆さんの中には、「戦争が好き」という方は一人もいらっしゃらないでしょう。

 戦争は人間同士が殺し合いをする野蛮な行為であり、素晴らしい芸術や科学を生み出している人類の英知には、全く似つかわしくないものです。いまも地球上には、小さな戦争が絶えてはいませんが、オバマ大統領の核兵器廃絶に向けたプラハ演説をきっかけに、平和への努力をする機運が世界で高まっています。そういう状況の中で、憲法9条を変えて日本を海外で戦争の出来る国にするとすれば、それはいかにも愚かなことです。

 昨年のノーベル物理学賞受賞者の一人の益川敏英さんは、「私はただ戦争が嫌いなだけです」と、理屈抜きで述べて、憲法9条を変えることへの強い反対が起こることを信じておられます。私たちは、益川さんのこの期待に積極的に応えて、日本の大多数の人々を、憲法9条を守る仲間に引き込み、そして憲法9条を世界に輝かせるよう、努めようではありませんか。

 そんな難しいことは自分には出来ない、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、オバマ大統領の好きな言葉、"Yes, we can!" にならいましょう。私たちの近くに「戦争は嫌い」という気持ちを眠らせている人びとがあれば、その気持ちに目覚めて貰い、その気持ちを大切にするには何が必要かを考えて貰い、日本中を次第にこの会場の私たちようにして行けばよいのです。きょうの集会が、私たち自身のそうした努力への思いを強めるのに役立てば幸いです。

2 件のコメント:

  1. 今すぐ核兵器廃絶はできないかもしれません。ですがそれを願う人が増え、実際に核兵器を廃絶する動きが少しずつでも進んでいけば、私達が生きている間にはかなわないかもしれなくても、未来には必ず核兵器の無い、戦争の無い世界ができると信じています。
    軍事大国の大統領であるオバマ氏が自らの言葉で核廃絶を訴えて、世界もその方向に動き出しつつある中で、日本だけが逆行するなんて考えられません。憲法第9条はこれからもずっと守っていかなければいけません。そういったことをもっと多くの人が感じてくれればと思います。

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  2.  9条が大切とのコメントをいただき、ありがとうございます。
     北朝鮮や中国からの攻撃に備えて軍備が必要といって、9条を変えることに賛成する人たちがいますが、どちらの国も日本と戦争をすることなど全く考えていないのです。戦争をすれば自国が大きな打撃を被り、国際的にも孤立することが明白な中で、なぜ戦争を仕掛けて来ることがあるというのでしょうか。軍備の拡大や戦争をすれば金儲けになる人たちの言葉に騙されてはいけません。

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