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2014年3月31日月曜日

三日見ぬ間に (During the Three Days When I Did Not Go Out, ...)


世の中は三日見ぬ間に桜かな
   ——大島蓼太(1718~1787、江戸中期の俳人)
 この句は、「三日外に出ないでいたら、桜の花が咲き揃っている」という意味だったが、後に「世の中は三日見ぬ間桜かな」と改変して、世間の移り変わりの早いことの例えとされるようになった。(『故事ことわざ事典』を参考にした。)

 大阪府で開花が発表された 3 月 27 日に、近くの堺市・笠池公園では、まだ開花といえない木々もあった。しかし、そのあと、ちょうど三日見に行かなかったところ、きょうは、もう満開に近い木々があった。


During the three days
When I did not go out,
Cherry blossoms have been in full bloom.
—Ryota Oshima (1718-1787; a haiku poet of middle Edo Period)
This haiku was later modified a little to be used as a metaphor for quick changes of the world.

On March 27, blooming of cherry blossoms was announced in Osaka Prefecture. In Kasaike Park, Sakai, near my house, some cherry trees were not yet blooming at all at that time. I did not visit there just three days and have found today that there are some trees almost in full bloom.

2014年3月27日木曜日

堺でサクラ開花 (Cherry Blossoms Begin to Bloom in Sakai)


日部神社の前にある私の個人的「標準木」。付近の他のソメイヨシノの木よりも幾分早く開花する。昨日は一日中雨で、サクラの木を見に行けなかった。きょうの午前中は曇り空で、風もあったが、すでに十分な開花状態になっていた。
My personal "standard tree" in front of Kusabe Shrine. This tree begins to bloom somewhat earlier than other Yoshino cherry trees nearby. It rained all day yesterday, and I could not go to see cherry trees. It was cloudy and windy this morning. However, I found that my standard tree had already passed the stage of "just beginning to bloom."




何カ所かの小部分を見ても、開花といえる様子を示している。
Even some small portions of the tree show the state of blooming.



上の 2 枚は笠池公園で撮影したもの。開花といえる木もあるが、まだ少数派である。鳳公園では昨年植えられた若い木の一本だけが開花状態だった。
The two photos above were taken in Kasaike Park. Though such ones are yet of the minority, there are some trees in the state of beginning to bloom. In Ōtori park, only one of the young trees planted last year was beginning to bloom.

2014年3月26日水曜日

白花のジンチョウゲ、ヒュウガミズキなど (Winter Daphne with White Blossoms, Buttercup Winter-Hazel, etc.)





 写真は上から、白花のジンチョウゲ、ヒュウガミズキ、ヤハズエンドウ[矢筈豌豆、カラスノエンドウ(烏野豌豆)とも]、シデコブシ(幣辛夷、別名ヒメコブシ)。2014 年 3 月 25 日、ウォーキング途中で撮影。

Photos show, from top to bottom, winter daphne with white blossoms, buttercup winter-hazel, vetch, and star magnolia, all taken on my way of walking exercise on March 25, 2014.

2014年3月25日火曜日

ローズマリー、サンシュユなど (Rosemary, Japanese Cornel etc.)





 写真は上から、ローズマリー、サンシュユ、ボケ、開花の近いソメイヨシノ。2014 年 3 月 24 日、ウォーキング途中で撮影。

Photos were taken in my course of walking exercise on March 24, 2014, and show, from top to bottom, rosemary, Japanese cornel, flowering quince and Yoshino cherry near blooming.

2014年3月24日月曜日

レンギョウ、ヒヤシンス、アセビ (Forsythia, Hyacinth and Japanese Andromeda)




 写真は上から、レンギョウ、ヒヤシンス、アセビ。いずれもわが家の庭で 2014 年 3 月 24 日撮影。

Photos show, from top to bottom, forsythia, hyacinth and Japanese andromeda, all taken in my yard on March 24, 2014.

2014年3月23日日曜日

ハクモクレンとベニスモモの花 (Blossoms of Yulan Magnolia and Apricot Plum)



 写真は上から、堺市・笠池公園のハクモクレン、同・鳳公園のベニスモモ。2014 年 3 月 23 日撮影。

The upper photo shows Yulan magnolia in Kasaike Park, Sakai, and the lower apricot plum in Ōtori Park, Sakai; both taken on March 23, 2014.

2014年3月22日土曜日

春の花々が一斉に咲く (Different Flowers of Spring Bloom All At Once)






 写真は上から、ユキヤナギ、アブラナ、トサミズキ、サクラソウ、ハナニラ。1 枚目と 5 枚目はわが家の庭で、他はウォーキング途中で、いずれも 2014 年 3 月 22 日撮影。

Photos show, from top to bottom, Thunberg spirea, Turnip rape, spike witch-hazel, primrose, spring star. The top and bottom photos were taken in my yard, and others in the course of my walking exercise; all on March 22, 2014.

2014年3月18日火曜日

2014年2月分記事へのエム・ワイ君の感想 (M.Y's Comments on My Blog Posts of February 2014)

[The main text of this post is in Japanese only.]


ジンチョウゲの花が咲き始める。2014 年 3 月 17 日、わが家の庭で撮影。
Flowers of winter daphne have begun to bloom. The photo was taken in my yard on March 17, 2014.

2014年2月分記事へのエム・ワイ君の感想

 M・Y 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2014 年 2 月分への感想を 2014 年 3 月 17 日付けで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。



1. 暮らし二題

ウォーキング見合わせ

 「昨 2 月 26 日午前、東北から中国地方にかけての 10 府県で、大気中の汚染物質 PM 2.5 の濃度の比較的高い値が観測され、日平均濃度が国の指針を超えるおそれがあるとして、注意を喚起する情報が出された。当地、堺でも午後の空は 1 枚目の写真のように、晴天にもかかわらず灰色になり、ウォーキングを見合わせた」と述べ、26 日当日の空と翌日の雨が降ったり止んだりした趣のある空と比較し掲載しています。時宜を得て、見て分りやすい報告だと思いました。

当地では 26 日の空も普通の空でしたが、TV ニュースで灰色の空を見て、これからますますひどくなって行く前兆かと思いました。中国ではこの公害問題は看過できない問題となっていて、これも後日の TV 放送で知りましたが、地方政府は公害を引き起こす企業の工場を前触れもなく、次々と強制破壊し、工場主や仕事を失った勤め人が路頭に迷っていました。これに対し一部の人は、私腹を肥やした罰だと賛意を唱えていたようです。わが国は公害を乗り越えてきた貴重な技術で支援できることが多いと思いますが、中国政府はここまで来ている喫緊の課題にどう対処するのでしょうか。

記入もれ

 「雨の中を、署名捺印して税務署へ送り返す確定申告の訂正書を投函に行った。先日、税務署から電話があり、何事かと思えば、送付した確定申告書に『記入もれがあります』とのことだった。[新しく出来た『復興特別所得税額』][…]記入の手引書にはとくに注意を引くようには書いてなかった。『記入もれ』の人は多かったのではないだろうか」と述べられています。

 「記入もれ」の人は云々は、さもありなんと、今回の「平成 25 年分確定申告の手引き」を読み返しますと、タイトルが「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き」となっており、適用される主な改正事項の第 1 項に「25 年から 49 年各年分については、復興特別所得税と併せ申告・納付することとされています」と明記されていました。期間が長いことを改めて知った次第です。これから察するに、復興は今後 25 年間かかって完了すると政府は考えていることになります。

 朝日紙の 3 月 13 日社説に、「復興予算 無理な執行は禁物だ」との見出しで、「東日本大震災の復興予算は 5 年で、25 兆円におよぶ。被災地以外への流用がすでに問題になったが、被災地では予算が使い切れず、先送りしている実態が分った」とし、「これまで明らかになったマンパワーなどの制約条件や事業執行の厳しさを踏まえ、柔軟な対応を検討し、被災自治体に『焦らなくてもいい』というメッセージを送るべきだ。それが増税で賄われた資金の有効な使い方につながる」と結んでいます。至極もっともなことです。

 復興税に関しては、企業からの徴集(預金金利、株式・投資信託の配当などにかかる源泉徴収額も含む)と個人にかかる復興特別所得税などの各種税源でどれだけの復興資源が徴集されるかについて、この貴重な資金の無駄使いを無くし有効活用に資するために透明性をもって明らかにし、大災害を効果的に復興し、25 年後にはこの偉大なる復興の実績を世界にも発信して貰いたいものです。

2. またも雪景色

 「2 月 14 日から 15 日にかけて、先週と同様、本州南岸を進む『南岸低気圧』が太平洋側の広い範囲に雪をもたらし、関東甲信の内陸部では記録的な大雪となっている。昨日は、当地、堺でも昼頃まで雪が降っていた。ひと冬に三度も雪景色が見られるのは、この辺りでは珍しいことである」と報じられています。

 当地逗子では何年来の大雪となり、15 日の朝には止み、家の周りで最大の積雪は 32 cm ありました。鉄道は一部不通の路線はあったものの、何とか間引き運転で運行していました。路線バスが 15 日(土)早朝から 16 日(日)の午前中まで不通となりました。これがウイークデイでなかったことは幸いでした。

 後日、なぜ記録的な大雪となったのか、低気圧の進路・寒気の南下…大雪悪条件が重なった、温暖化間接的に影響か(北極の海氷が減って大気の水蒸気の供給が増え、北極付近で低気圧ができやすくなり、それに押される形でシベリア高気圧が南に広がり、日本付近に寒気が張り出した)など、新聞紙上で解説されています。家屋の倒壊、住民の孤立、ビニールハウスの倒壊による、ブドウ樹の折損、野菜生産の損害など甚大な災害をもたらした大雪でした。夏は記録的な暑さ、冬は大雪、世界的にも異常気象が頻発する地球となってきたことは現実です。世界が一つになって原因を究明し、必要な対策を立てる必要がありましょう。

3. バス旅行「ターナー展と淡路ラン展」1~3、愛知・岐阜への旅1~4

 冬の寒さ厳しい折、奥様とお二人で日帰りバス旅行や、愛知・岐阜への個人旅行を楽しまれ、日をおかず旅便りをまとめられるお元気さと手際よさに感心しながら、興味深く読ませていただきました。

 「ターナー展と淡路ラン展」では 17 名の参加者中男性一人とは意外でした。「会場前の写真にある看板において、左は『チャイルド・ハロルドの巡礼—イタリア』、右は『ヴェネツィア、嘆きの橋』と題するターナーの絵のそれぞれ一部分が使われている。夏目漱石の小説『坊ちゃん』の中で、主人公とともに釣りに出かけた教頭の赤シャツと野だいこが、瀬戸内海に浮かぶ島の松を見て『ターナー島』と名付けている。このことから、松を描いたターナーのいくつかの作品中のどれかを漱石がロンドンで見た可能性があるとして、その有力な候補になっているのが前者である」と、あります。私は中学 2 年の時、教科書で『坊ちゃん』を習い、その絵を見ることなくターナーという画家の名を知りました。淡路のラン展の色々な美しいランに目を見張りました。

「愛知・岐阜への旅」は予定外の映画鑑賞などあり、旅物語としても大変うまく構成されています。「映画『小さいおうち』と失われたヒマラヤ美術館」という副題が印象的です。「私は 1982 年に大連嶺前小学校での恩師・松本貞夫先生にそこへ連れて行って貰った。三岸節子の作品を中心に、三岸好太郎、杉本健吉、梅原龍三郎らの絵も集めてあり、感じのよい美術館だった」という追憶から始まり、「私が訪れたときのパンフレットには、杉本健吉の『西の京』という作品の写真があるが、それは今回、杉本美術館で見た」と、ヒマラヤ美術館の盛衰の物語を前日の『杉本健吉没後 10 年記念作品展 III (1951~2004):生涯現役』と『僕を描く僕がいる』展の鑑賞に結びつけています。

「第二日目は月曜日で、美術館などは全て休館である。そこで、JR 名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで、山田洋次監督の映画『小さいおうち』を見た、原作は中島京子による同題名の直木賞受賞小説である。楽しめる筋の中に、背景の時代を通して今の時代を考えさせる方向へ人々を穏やかに導く山田監督の製作態度がすばらしいと思った」とのこと。2 月 17 日の新聞で『小さいおうち』に出演した黒木華子さんがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞という記事を目にしました。途中でスケッチを描かれたり、リフレッシュされた楽しい旅であったと拝察します。

2014年3月15日土曜日

3月中旬の花々 (Flowers in the Middle of March)


わが家のセイロンベンケイ。
Air plant (Kalanchoe pinnata) in my home.


鳳公園のハナモモ。この写真を撮っての帰途、みぞれが降って来た。
どちらも 2014 年 3 月 14 日撮影。
Hana peach blossoms in Ōtori Park. On my way back home after taking this photo, sleet came falling.
Both pictures were taken on March 14, 2014.

2014年3月13日木曜日

ドナウ川クルーズ 53 (Cruise on the Danube -53-)

 旅の 8 日目(10 月 25 日)午前、オーストリアのリンツ市内観光(続き)。最後に旧大聖堂へ。

The morning of the eighth day (October 25) of the trip: sightseeing of Linz city in Austria (continued); The last visiting spot was the Old Cathedral (German: Alter Dom).


旧大聖堂の外観。あまりにも近くで撮ったため、二つの塔の上の青い丸屋根が、一方の一部分しか見えていない。1669 年から 1683 年にかけて造られたリンツで最大のバロック建築であるが、19 世紀に造られたゴシック様式の新大聖堂より、モダンな感じを受ける。
Exterior of the Old Cathedral. Because this picture was taken at a too close point, only one is partially seen of blue domes at the top of two towers. Having been built between 1669 and 1683, it is the largest baroque building in Linz. However, it gives an impression of more modern than the New Cathedral of Gothic style built in the 19th century.


旧大聖堂内の、作曲家ブルックナーが演奏していたオルガン桟敷。
Organ loft of the Old Cathedral, where composer Anton Bruckner played the organ.


礼拝者用の机や椅子も、凝った作りである。
Desks and chairs for common people are of elaborate design.


再び町の中心を歩いて船へ戻る。We went back to the ship on foot passing through town again.

 船のレストランでの昼食はカレーバイキング。13 時にリンツを出港してパッサウへ向かう。

We had lunch of curry in Viking style at the restaurant of the ship. The ship departed from Linz at 1:00 pm to go to Passau.

(続く)
(To be continued)

「ドナウ川クルーズ」の記事はこちらでまとめてご覧になれます。
You can see all the articles of "Cruise on the Danube" here.

2014年3月9日日曜日

バス旅行「愛知県美術館:印象派を越えて——点描の画家たち」 (Bus Trip to the Exhibition Divisionism from Van Gogh and Seurat to Mondrian Being Held at Aichi Prefectural Museum of Art)


『点描の画家たち』展のチケット(左。使用されている絵はフィンセント・ファン・ゴッホの『種まく人』)と「ノリタケの森」のリーフレット表紙の一部。
Tickets for Exhibition Divisionism from Van Gogh and Seurat to Mondrian (on the left; the picture used in it is Vincent van Gogh's Sower at Sunset) and part of the leaflet cover of Noritake Garden.


「ノリタケの森」のショップ内に飾られている世界最大級の陶雛
(高さは男雛 67 cm、女雛 55 cm)。
A pair of ceramic dolls, for the Girls' Festival, of the world's largest class (the man doll is 67 cm high, and the woman doll, 55 cm). These are being shown in the shop of Noritake Garden.


明治時代に建てられた赤レンガのノリタケ陶磁器・食器工場。
Noritake factory of tableware built with red bricks in the Meiji era.


ノリタケの古い煙突。もと 1 本だったものを 6 分割してモニュメントにしてある。
一番左の 1 本は、この写真には写っていない。
Chimney of old Noritake factory. A single chimney was divided into six pieces, to make them monuments. One of the pieces at the far left is not captured in this photo.

  さる 3 月 6 日、朝日旅行社催行の日帰りツアー「愛知県美術館印象派を越えて——点描の画家たち」に妻と参加した。『点描の画家たち』展は、「分割主義」という理念に着目し、この理念の核となるスーラ、シニャック、ゴッホ、モンドリアンなどの作品を、オランダのクレラー・ミュラー美術館の協力で、相当数ずつ展示している。最初に美術館学芸員による約 10 分間の説明を聞いた。その中で、モンドリアンの絵を、「デジカメの画素数を減らして行った極限」に例えていたのが興味深かった。

 展覧会鑑賞後、JR 名古屋駅に直結している JR セントラルタワーズ 12 階のブラッスリー、ポール・ボキューズ・ラ・メゾンで、フレンチランチを食し、続いて「ノリタケの森」を見学した(2 枚目以下の写真参照)。寒い一日で、バスの走行中には雪が激しく降っている所もあった。しかし、名古屋は晴天で、楽しめる旅だった。

 [後日の追記]この記事を掲載したことを告げたツイートがクレラー・ミュラー美術館によってリツイートされた(こちら参照)。


On March 3, my wife and I joined a one-day trip, sponsored by Asahi Sun Tours, to the Exhibition Divisionism from Van Gogh and Seurat to Mondrian being Held at Aichi Prefectural Museum of Art. A considerable number of works by each important painter of Divisionism were shown in cooperation with Kröller-Müller Museum in the Netherlands. We first listened to the explanation of about 10 minutes by a curator. It was interesting that she likened Mondrian's works to the limit of reducing the number of pixels in an image taken by a digital camera.

After looking at the exhibition, we had French lunch at Brasserie Paul Bocuse la Maison on the 12th floor of JR Central Towers directly connected to JR Nagoya Station. Then, we visited Noritake Garden (see the second to bottom photos). It was a cold day, and we saw snow falling heavily on a part of the trip course. However, it was fine weather in Nagoya, and the trip was quite enjoyable.

[Note added later] My tweet about this blog post was retweeted by Kröller-Müller Museum (see here).

2014年3月5日水曜日

わが家の3月初旬の花々 (Flowers of Early March in My Home)


レンテン・ローズ。
Lenten rose.


ウメ
Japanese apricot.


シンビジウム。右側に二つの花をつけている茎にも、最初は多くのツボミがあったのだが、私が鉢を運ぶ際にうっかりその上部を折ってしまった。
Cymbidium. The stem at the right with two flowers had many buds initially, but I broke its upper portion accidentally when I carried the pot.

2014年3月4日火曜日

ドナウ川クルーズ 52 (Cruise on the Danube -52-)

 旅の 8 日目(10 月 25 日)午前、オーストリアのリンツ市内観光(続き)。新大聖堂を見て旧大聖堂へ向かう。

The morning of the eighth day (October 25) of the trip: sightseeing of Linz city in Austria (continued); Looking at Mariendom (New Cathedral) and going toward Alter Dom.


新大聖堂。2 万席を有する、オーストリアで最も広大な教会。
New Cathedral. With 20,000 seats, it is the largest church in Austria.


聖マイケルとウルスラ教会。
Church of Saints Michael and Ursula.


花屋の店先。
Flower shop.


街並。
Row of buildings on a street.

(続く)
(To be continued)

「ドナウ川クルーズ」の記事はこちらでまとめてご覧になれます。
You can see all the articles of "Cruise on the Danube" here.

2014年3月2日日曜日

堺市民会館でのクラシック・コンサート (Classic Concert in Sakai Municipal Hall)


 昨日午後、妻と堺市民会館小ホールで開催された「ヴァイオリン・チェロ・ピアノで奏でるクラシック・コンサート:室内楽・美しきロマン派時代」を聞きに行った。プログラムは次の通り。
[第1部]
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第 5 番「春」ヘ長調 op. 24
ショパン:バラード第 3 番 変イ長調 op. 47
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 op. 70
[第2部]
ベートーヴェン:ピアノ 3 重奏曲「大公」変ロ長調 op. 97
[出演]
ピアノ 森下奈美、ヴァイオリン 寺西一巳、チェロ 日野俊介

 このメンバーによる演奏会には「ミュージック・エキスプレス」の名がついており、当日配布のプログラムには、その Vol. 5 とある[森下さんのトーク中でも「5 年目」という言葉があった。チラシ(上掲のイメージ)のトップに「VOL. 4」とあるのはミスプリントと思われる]。第 5 回目の演奏会らしい。しかし、私がこの演奏会に気づいたのは今年が最初である。堺市民会館はこの 4 月から建て替えのため、向こう 5 年間休館となり、少なくともここでは、しばらくこのような演奏会を聞けないのが残念である。

 「大公」は妻の好きな曲の一つで、結婚間もない頃、そのレコード(ヴァイオリン=ダヴィッド・オイストラフ、チェロ=スヴィアトスラフ・クヌーシェヴィツキー、ピアノ=レフ・オボーリン)を買い、よく聞いていたものだ。第 1 楽章の特徴ある旋律が、大阪の団地で暮らした若い時代を想起させてくれた。


Yesterday afternoon, my wife and I went to a music concert held in Sakai Municipal Hall. The program was as follows:
[Part 1]
L. v. Beethoven, Violin Sonata No. 5 "Spring" in F major, Op. 24.
F. Chopin, Ballade No. 3 strange A major Op. 47.
R. Schumann: Adagio and Allegro A major Op. 70
[Part 2]
L. v. Beethoven, Piano Trio No. 7 (Archduke Trio) in B-flat major, Op. 97.
[Performers] Nami Morishita, piano; Kazumi Teranishi, violin; Syunsuke Hino, cello.

The name of "Music Express" is attached to a series of concerts by the above members. On the program sheet we got at the venue, there was the words "Music Express Vol. 5," meaning the fifth concert of the series. However, I noticed this series of concerts only this year. Sakai Municipal Hall is going to be closed from this April for rebuilding and will be reopened in 2019. It is regrettable that we cannot enjoy such a concert there for coming five years.

Archduke Trio is one of favorite pieces of my wife. So, we bought a phonograph record of this piece (David Oistrakh, violin; Sviatoslav Knushevitzky, cello; and Lev Oborin, piano) and listened to it many times just after our marriage. The characteristic melody of the first movement reminded ​​me of our young days when we had lived in an apartment house, in Osaka.

2014年3月1日土曜日

ドナウ川クルーズ 51 (Cruise on the Danube -51-)

 旅の 8 日目(10 月 25 日)午前、オーストリアのリンツ市内観光(続き)。州庁舎を見たあと、新大聖堂へ向かう。

The morning of the eighth day (October 25) of the trip: sightseeing of Linz city in Austria (continued). After seeing State Hall, we headed for Mariendom (New Cathedral).


街中の紅葉。
Autumn leaves in town.


同じく、街中の紅葉。
Autumn leaves in town again.


現地ガイドさん(左)と添乗員さんの一人。
Local tour guide (left) and one of the tour conductors.


街路の敷石に各国語で「ようこそ」と書いてあるところがあり、日本語のもある。
A pavement has words of welcome in different languages, and there we find a Japanese one.

(続く)
(To be continued)

「ドナウ川クルーズ」の記事はこちらでまとめてご覧になれます。
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