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2011年12月31日土曜日

原爆映画のリスト (Lists of Films on Atomic Bombs)


【Read in English.】

 【概要 (Abstract in Japanese)】先日、2005年に書いた英文ブログ記事 "New books on atomic bombs" を復活させたところ、海外の友人から映画や記録フィルムの同様なリストはないだろうかと尋ねられた。私はそのようなリストを知らなかったので、インターネット検索をして、ウィキペディア英語版にある二つのリストと、「原爆映画特集」というウェブページにある日本の原爆映画のリストを見つけた。それらのリストを紹介するとともに、最後のリストについては、前二者のリストからの数編を加え、題名を和英並記し、ウィキペディア英語版に説明のあるものについてはそこへのリンクを設けた修正リストを作成して掲載する。原爆の惨事を伝えるこれらのフィルムが世界の人々にいっそうよく知られ、核兵器廃絶が一日も早く実現することを望む。(本文は上記リンクの英文のみ)

2011年12月30日金曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:5. 光速飛行体の質量 (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 5. Object's Mass at Speed of Light)

【Read in English.】

飛んで行く光を連想させる抽象イメージ。
Image: jscreationzs / FreeDigitalPhotos.net.

 【概要 (Abstract in Japanese)】 このシリーズでは、16歳の少年アーロン(仮名)からの、相対性理論など物理学に関する質問と、筆者テッド(仮名)の回答を紹介している。今回の質問は、光速で飛んでいるものの質量はゼロだということだが、 質量はどこへ行ってしまうのか、というもの。
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2011年12月29日木曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:4. ニュートン対アインシュタイン (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 4. Newton vs Einstein)


【Read in English.】

アイザック・ニュートン。By Sir Godfrey Kneller [Public domain],
via Wikimedia Commons.

 【概要 (Abstract in Japanese)】 このシリーズでは、16歳の少年アーロン(仮名)からの、相対性理論など物理学に関する質問と、筆者テッド(仮名)の回答を紹介している。今回の質問は、アインシュタインがニュートンの重力理論に代る一般相対性理論を作り上げたのに、なぜ教科書には、いまでもニュートンの重力理論が書かれているのか、というもの。
 【本文(やさしい英文)へ (To main text in English)

2011年12月28日水曜日

ダイダイ (Bitter Orange)


 ダイダイ(橙、ミカン科)、別名ビターオレンジ。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま木に置くと2、3年は枝についている。この特徴から「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったという [1]。2011年12月20日、ウォーキング途中で撮影。

文献 (Reference)

  1. 「ダイダイ」, ウィキペディア フリー百科事典 (Wikipedia, The Free Encyclopedia, Japanese edition) (December12, 2011).

Bitter orange, also known as Seville orange, sour orange, bigarade orange and marmalade orange; botanical name, Citrus aurantium; family, Rutaceae. If not taken from branches, fruits of this plant do not fall even after winter, remaining on trees for a few years. The Japanese name "daidai (for generations)" comes from this characteristic (Ref. 1 given above). The photo was taken on my way of walking exercise, December 20, 2011.

2011年12月27日火曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:3. 空間と時間 (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 3. Space and Time)


【Read in English.】


空間と時間が「時空」を作っていることを示す概念図。空間は3次元時空内の2次元平面
として表し、観測者の観点からの時間は、鉛直方向の一本の直線で表してある。
Image by K. Aainsqatsi (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons.

 【概要 (Abstract in Japanese)】 このシリーズでは、16歳の少年(仮名アーロン)からの、相対性理論など物理学に関する質問と、筆者(仮名テッド)の回答を紹介している。今回の質問は、もしも空間がないとしても、時間はあるだろうか、というもの。
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2011年12月26日月曜日

2011年11月分記事へのエム・ワイ君の感想 (M.Y's Comments on the Posts of November 2011)

[In Japanese only]

 M・Y 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2011年11月分への感想を2011年12月24日付けで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。青色の文字をクリックすると、言及されている記事が別ウインドウに開く。




1. 母校を訪れる

 「昨日午後、京大理学部物理学教室を訪れた。私の旧職場の放射線施設を使う共同研究をしている大学院生の担当教授に、実験結果についてのコメントを求められてのことである」とあり、また、現在の物理学教室の建物に入ったのは初めてとのこと。「大放研・先端研50周年記念集会」という記事には「『大放研』は私の最初の職場(大阪府立放射線中央研究所)の、『先端研』はそれが大阪府立大学に統合され変身したあと(先端科学研究所)の、いずれも略称で、先端研も私の退職数年後から機構改革を受けて、名称が大阪府立大学地域連携研究機構・放射線研究センターに変ってしまった」と述べられています。財政の逼迫による基礎研究の存在意義が問われる中、放射線研究センターとして存続しているのは、筆者にこのように、大学院学生の実験についてコメントを求められるような立派な基礎研究が、「大放研」の研究者たちの情熱によってなされていた証だと思います。「構内をまっすぐに南北に貫く道に沿うイチョウ並木の木々は私の学生時代に比べて、ずいぶん背が高くなっており、その下を歩くのは、いかにも心地よかった」とも述べています。

2. 夢の中のように

 この記事には次の通りに記されています。

 ウォーキング中に花の写真を撮ることを始めたのは、数年前のことで、最初は主記事に関係なくブログのページを飾るのが目的だった。しかし、最近は花の写真だけを載せることが多くなってしまった。花熱が高じて、夢の中でも、珍しい花を見つけてその写真を撮ろうとしながら、うまく行かない自分を見たりする。
 先日、八田荘公園に、夢とまがうばかりの、この季節にしては珍しい、大きなピンクの花が咲いているのを見た…中略…。帰宅後、『花おりおり』の9〜12月のページを第1巻から順に見て行き、最後の第5巻でようやく似た花を見つけた。…中略…ダリアの「品種数は三万を超え、花卉では五指に入ろう」とある。

この文章の中に筆者が四季おりおりの花を愛で、自宅の庭で、あるいはウォーキング中に、花の写真を撮り、ブログで紹介する理由と、珍しい花の名を同定する楽しみが集約されているようです。筆者は各花に英文名と科名を記し、時々花にまつわる話題や思い出を付け加えて読み物にまとめ、ブログへの連載に相応しい形式にしています。『花おりおり』は、朝日新聞が、文・湯浅浩史氏、写真・矢野勇氏で2001年5月1日から朝刊1面に、1年間の休止があったものの、5年間にわたり連載された名作です。私も愛読しました。

3. 理論物理学者・歌人・石原純

 『科学ジャーナリズムの先駆者:評伝 石原純』 という本の批評を読んだ。[そこ]には、次のように書かれている。

 「石原純」という名前は、多くの人にまずなじみがないことだろう。とすると、「科学ジャーナリズムの先駆者」という表題だけでは、やや誤解を招くかもしれない。[…]何より、第一級の理論物理学者であるからだ。20世紀初め、物理学に革命をもたらした相対論や量子論について、日本で最初の論文を発表し議論をリードした。[…]歌人でもあり[…]これだけの科学者の名があまり知られていないとは、不思議ですらある。

筆者は、「私はその名前に大いになじみのあるいまや数少ないかもしれない人の一人である。1936年に出版された『日本少國民文庫』が戦後改版して出され、私はそれを小学校6年から中学1年の頃に愛読した。その第7巻『世界のなぞ』の著者が石原純だった。私は、その本で原子や分子について知り、湯川秀樹のノーベル賞受も影響して、物理学の道へ進むことになった」と述べ、石原の欧文論文を思い出してそれを見、「研究からは身を引き、科学を論じ、伝える側に回った」理由と考えられる恋愛事件については、歌人としての活動と合わせて『ウィキペディア』 にやや詳しく記されていることを紹介し、最後に、「書評は『その生涯と主張は、今日の科学と科学者のあり方にも、大きな示唆を与えてくれる』と結ばれている。読んでみたい一冊である」と述べています。同感です。私は朝日新聞のこの批評を見逃していました。

2011年12月25日日曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:2. アインシュタインとブラックホール (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 2. Einstein and Black Holes)


【Read in English.】

1921年、ウイーンで講義するアインシュタイン
By Ferdinand Schmutzer [Public domain],
via Wikimedia Commons

 【概要 (Abstract in Japanese)】 このシリーズでは、ツイッター友人である16歳の少年(仮名アーロン)からの、相対性理論など物理学に関する質問と、筆者(仮名テッド)の回答を紹介している。第2回の質問は、アインシュタインはブラックホールの存在を信じていなかったと本で読んだが、それならどうしてブラックホールを予測する一般相対論を発表したのか、というものである。(本文は英文で、つとめて易しく書いてあるので、あえて日本語版の本文は作成しない。)
 【本文(英文)へ (To the main text in English)

2011年12月24日土曜日

スイセン (Narcissus)


 スイセンは、ヒガンバナ科の属のひとつの名称。中国での呼び名「水仙」を音読みしたもの。「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえたのであろうとのことである [1]。2011年12月19日、わが家の庭で撮影。

Narcissus is a genus in the Amaryllis family. The Japanese name of this genus suisen comes from the Chinese name shui xian (水仙), which means a water wizard [1]. The photo was taken in our yard, December 19, 2011.

Reference

  1. スイセン属, Wikipedia The Free Encyclopedia, Japanese edition (10 December 2011 at 03:15).

2011年12月23日金曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:1. ブラックホールの証拠 (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 1. Evidence for Black Holes)


【Read in English.】

宇宙を2次元と見なしたときのブラックホールの概念図
Image: chrisroll / FreeDigitalPhotos.net

 【概要 (Abstract in Japanese)】 このシリーズでは、ツイッターで知り合った海外の16歳の少年(仮名アーロン)からの、相対性理論など物理学に関する質問に対して筆者(仮名テッド)が答えた問答を編集して紹介する。第1回の質問は、見えないはずのブラックホールの存在がどうして分かるのか、というものである。(本文は英文で、つとめて易しく書いてあるので、あえて日本語版の本文は作成しないことにする。)
 【本文(英文)へ (To the main text in English)

ネリネ (Nerine)


 ネリネはヒガンバナ科の属の一つ。2011年12月19日、わが家の庭で撮影。

Nerine is a genus belonging to the Amaryllidaceae family. The photo was taken in our yard, December 19, 2011.

2011年12月22日木曜日

ウンシュウミカン (Mikan)


 ウンシュウミカン(温州蜜柑、ミカン科)。「ウンシュウ」は、柑橘の名産地であった中国浙江省の温州のことであるが、イメージから名産地にあやかって付けられたもので関係はないとされる [1]。2011年12月14日、ウォーキング途中で撮影。

  1. 「ウンシュウミカン」, 『ウィキペディア フリー百科事典』[2011年12月15日 (木) 22:00].

Mikan; the fruit of this plant is also known as satsuma; botanical name, Citrus unshiu; family, Rutaceae. One of the English names for the fruit, "satsuma," is derived from the former Satsuma Province in Japan, from which these fruits were first exported to the West [1e]. The photo was taken on my way of walking exercise, December 14, 2011.

     1e. "Citrus unshiu," Wikipedia, the free encyclopedia (18 December 2011 at 21:13).

2011年12月21日水曜日

ヒイラギナンテン (Mahonia)



 ヒイラギナンテン(柊南天、メギ科)。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる [1]。各種の色の葉が混じりあっているのを面白く思い、撮影した[英文説明の 1e 引用箇所も合わせて読むと、色の混じり合いが納得出来る]。2011年12月5日、津久野南団地で。

  1. ヒイラギナンテン, ウィキペディア フリー百科事典 [2010年12月20日 (月) 09:35].


Mahonia; botanical name, Mahonia japonica; family, Berberidaceae. This plant produces new shoots regularly from the base, so that it is clothed in foliage at all levels [1e]. I took the above photo thinking it interesting that foliage was showing a mix of various colors (in Tsukunominami housing complex, December 5, 2011).

     1e. "Mahonia japonica," Wikipedia, the free encyclopedia (20 December 2010 at
           09:35).

2011年12月20日火曜日

残って輝く (Remaining and Shining)


 逆光の中で輝くオオシマザクラの一葉。その付近の枝には、もう来春咲く花の芽が見える。2011年12月14日、鈴の宮公園で撮影。

A single leaf of Oshima cherry was shining in the backlight. On the branches of the tree, small buds to bloom next spring were already seen. The photo was taken in Suzunomiya Park, December 14, 2011.

2011年12月19日月曜日

残月 (The Morning Moon)



 けさ、6時40分頃、南南西の空に見えた残月。

The morning moon seen in the south-southwest sky around 6:40 am this morning.

2011年12月18日日曜日

孫への贈り物 (The Gift to the Grandchild)



【Read in English.】

 「祖母からの贈り物」という随筆 [1] を読んだのは、今年の1月早々のことだった。いま私が書いている文は、そのときから念頭にあったものである。随筆の著者、長谷川三千子さんは哲学者で、野上弥生子の孫、したがって、随筆の題にある祖母とは、この有名な小説家のことである。「贈り物」である弥生子の手紙が、随筆全文のちょうど三分の一のスペースをさいて、文頭に紹介してある。

 その手紙は、長谷川さんが若い頃、文芸評風の文「『細雪』とやまとごころ」を中央公論社の文芸雑誌『海』に投稿するに当たって、「役に立つなら使いなさい」と、祖母が書いて渡したものである。投稿は、この手紙を役立てるまでもなく掲載の運びとなり、祖母の心づくしの文章は三十年以上、孫の机の引出しの奥にしまい込まれていたという。長谷川さんはそれをあらためて読み直し、「これは単なる私信ではなく、祖母の芸術論であり文学論である」と述べている。

 私は長谷川さんの随筆を読んで、自分は孫たちのために何が出来るだろうかと考えないわけに行かなかった。その後間もなく、私の最年長の孫(当時大学一年生)の誕生日が来た。私はせめてもの贈り物として、近年恒例にしている誕生日祝いの英文メールに、自分の経験をもふまえた助言を書いて送った。その助言は、2010年のノーベル化学賞受賞者の一人、鈴木章博士もその少し前の朝日紙に書いていたことだが、大学時代の参考書は日本語訳でなく、原書で読むようにということである。

 それからしばらくして、ツイッターで知り合った海外の十六歳の少年が、アインシュタインを大いに尊敬していて、相対性理論について学校の先生に質問するのだが、相手にされないというので、どのような質問か私に聞かせて欲しいと書き送った。そして、その少年からの相次ぐよい質問に答え続けている。自分の孫ではないが、孫の世代への贈り物として。(彼との問答については、別途、一連の記事にする予定である。)


  1. 長谷川三千子, 祖母からの贈り物, 図書 No. 743, p. 6 (2011).

キダチアロエ (Krantz Aloe)



 キダチアロエ(木立ち蘆薈、アロエ科)。2011年12月5、12日、ウォーキング途中で撮影。

Krantz aloe; botanical name, Aloe arborescens; family, Aloaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, December 5 and 12, 2011.

2011年12月17日土曜日

咲き残っていた花たち (Flowers That Were Still Blooming)



 写真1枚目のコスモスや2、3枚目のキダチチョウセンアサガオ(エンジェルストランペット、エンジェルトランペットとも呼ばれる)の花を、今年はその盛期に撮り損ねていた。秋も終わる11月25日と12月4日のウォーキングの際に、これらの花がまだ咲いているのを見つけて撮影した。

This year, I did not have opportunities to take photos of the flowers of cosmos and angel's trumpet in their best season. Luckily, however, I found those flowers on my way of walking exercise on November 25 and December 4, when autumn was leaving here.

2011年12月16日金曜日

『源氏物語 千年の謎』 ["Genji Monogatari: Sennen no Nazo (Tale of Genji: A Thousand Year Enigma)"]


映画『源氏物語 千年の謎』のチラシから。

 昨日、妻と近くのシネマ・コンプレックスで、鶴橋康夫監督による映画『源氏物語 千年の謎』[1] を見た。私がこの映画を見たいと思ったのは、母が買い、そして読み残して逝った『潤一郎新々訳 源氏物語』全五巻を、私も二巻の途中で読み止めてあり、その続きを読みたいという気が少しでも起こればと思ってのことである。

 確かに、その気を起こさせられはしたが、それはこの映画の雰囲気的がよかったからではなく、書物からは映画と異なった味わいが多く得られるはずだという思いによる。

  インターネットで見られる専門的な批評としては、The Japan Times のものがある [2]。紫式部役の中谷美紀の演技はかなり褒めてあるが、生田斗真の演じた光源氏には血肉が通っていないとある。私も全く同感である。

Yesterday, my wife and I went to the nearby cinema complex to watch the movie "Genji Monogatari: Sennen no Nazo (Tale of Genji: A Thousand Year Enigma)" directed by Yasuo Tsuruhashi [1]. I wanted to see this movie because of the following reason: My mother died leaving the modern Japanese translation (five volumes) of "Tale of Genji" by Jun'ichiro Tanizaki; I also stopped reading it somewhere in volume 2; so, the film might arouse my desire to read the rest of the volumes.

Surely, I got the effect expected to some extent. However, it is not because of the fact that the movie was quite respectable but because of the thought that I should get a flavor and pleasure from the volumes pretty different from those given by the movie.

One of professional reviews we can see on the Internet is that of The Japan Times [2]. The reviewer writes, "[Miki] Nakatani perfectly embodies Murasaki in everything from her sly wiles to her iron will, […]. Meanwhile, [Toma] Ikuta's Genji remains more of a romance novel fantasy figure than a flesh-and-blood man." I fully agree with him.


  1. 映画『源氏物語 千年の謎』公式サイト
  2. Mark Shilling, 'Genji Monogatari: Sennen no Nazo (Tale of Genji — A Thousand Year Enigma)': Romance writ large as the classic 'Genji' tale goes big-budget, Japan Times (December 9, 2011).

サザンカ (Sasanqua)




 サザンカ(山茶花、ツバキ科)。1枚目の写真は等乃伎(とのき)神社の前で、2011年11月29日に、2、3枚目は、鈴の宮公園方面へのウォーキング途中で、12月11、12日に撮影。

Sasanqua; botanical name, Camellia sasanqua; family, Theaceae. The top photo was taken in front of Tonoki Shrine, November 29, 2011; the middle and the bottom ones, on my way of walking exercise to Suzunomiya Park, December 11 and 12, 2011.

2011年12月15日木曜日

過ぎ去った秋を惜しむ 6 (Memories of Autumn -6-)


 写真はすべて鈴の宮公園で、2011年12月5日撮影。

All the photos were taken in Suzunomiya Park, December 5, 2011.

2011年12月14日水曜日

昨夜は聖夜気分 (I was in the Mood of Christmas Eve)

 最近の国内ニュースは、内閣による武器輸出三原則の見直し、実質的な偵察衛星の打ち上げ、防衛省による次期戦闘機の選定など、戦争中まがいのニュースばかりで、腹立たしい限りである。他方、国際的話題としては、昨12月13日(火)、欧州合同原子核研究所 CERN で現地時間の午後2時から、ヒッグス粒子と呼ばれる素粒子を探している二つの実験チーム Atlas と CMS が、それぞれのこれまでに得た結果をセミナーで発表するということがあった。当地では、ちょうど就寝時間になるので、すでにおおよその発表内容はインターネットで流れてはいたが、私は、けさのメディア・ニュースを楽しみにして、翌朝目覚めてサンタクロースが枕元に置いて行ったプレゼントを期待する子どもさながらの気持ちで、寝床に入った。そして、きょう、インターネットで見つけてツイートしたヒッグス粒子関連のニュースは以下の通り(英文のあとへ続く)。

Recently we heard national news about reviewing by the Cabinet of the three principles on arms exports, the launch of an essentially spying satellite and the choice of the next fighter by the Ministry of Defense. Those were just like news during the war and quite frustrating to me. On the other hand, there was a pleasing international topic. At 2:00 pm local time, Tuesday, December 13, it was scheduled that the two experimental teams Atlas and CMS, which looked for a particle called the Higgs boson at the European Organization for Nuclear Research (CERN), were going to present at the seminar their individual results obtained so far. Here, it was the late evening, so that I went to bed by looking forward to reading media news this morning (though I had learned the rough outline of the presentations on the Internet), like a child who was expecting to find a gift from Santa Claus ​​at the bedside in the Christmas morning. Today, I found numerous reports about Higgs boson on the Internet and tweeted as follows:

  1. Today’s Higgs Results. Not Even Wrong http://bit.ly/sOYqJs
  2. What did I learn today, during and after presentation? Of Particular Significance, by Matt Strassler http://bit.ly/teBZpm
  3. BBC News - LHC: Higgs boson 'may have been glimpsed' http://bbc.in/u4xuXD
  4. We may have glimpsed the Higgs boson, say Cern scientists http://gu.com/p/3446m/tw via @guardian
  5. Detectors home in on Higgs boson. Nature, News & Comment http://bit.ly/uOoiLH
  6. Higgs hunters close in on their quarry. physicsworld http://bit.ly/ttTpCv
  7. ヒッグス粒子、発見近づく:国際合同チーム発表. (中日新聞, Chunichi Web)http://bit.ly/u69Vdo
  8. 「ヒッグス粒子」発見に前進=素粒子の質量起源-日本も参加、加速器実験で。時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/zc?k=201112/2011121301011&g=soc
  9. Sean Carroll on Higgs results: Science! It marches on. http://bit.ly/sheRW9
  10. Why one Higgs boson will not be enough. By Lawrence Krauss http://gu.com/p/344bt/tw via @guardian

過ぎ去った秋を惜しむ 5 (Memories of Autumn -5-)




 写真1枚目と2枚目は八田荘西小学校脇で、3枚目は鈴の宮公園で、2011年12月5日撮影。

The top and middle photos were taken by Hattashō Elementary School; and the bottom one, in Suzunomiya Park, December 5, 2011.

2011年12月13日火曜日

わが家のイロハモミジ (The Japanese Maple Tree in Our Yard)


 わが家に一本あるイロハモミジの木は、何十年か前に神戸の友人宅で貰い、持ち帰って植えたもの。今年はかなり美しく紅葉して、いま見頃である。2011年12月12日撮影。

The single Japanese maple tree in our yard is a gift from a friend of mine in Kobe. I brought it back from his house and planted it. This year, its leaves have shown quite beautiful autumn colors, and it is the best time to appreciate them now. The photo was taken on December 12, 2011.

2011年12月12日月曜日

過ぎ去った秋を惜しむ 4 (Memories of Autumn -4-)


 2011年11月26日、鈴の宮公園、鈴の宮団地脇へのウォーキング途中で撮影。

Photos were taken when I made walking exercise on the course to Suzunomiya Park and Suzunomiya housing complex, November 26, 2011.

2011年12月11日日曜日

過ぎ去った秋を惜しむ 3 (Memories of Autumn -3-)




 2011年11月25日、取石住宅団地から鳳高校方面へウォーキングした時の写真。

Photos were taken when I made walking exercise on the course passing by Toriishi housing complex and Ōtori Senior High School, November 25, 2011.

2011年12月10日土曜日

過ぎ去った秋を惜しむ 2 (Memories of Autumn -2-)


 写真1枚目は笠池公園のサクラの紅葉、2011年11月22日撮影。2枚目はわが家のハナミズキ(前方に隣家のハゼノキも見える)、3枚目はわが家のコバノズイナ、2011年11月23日撮影。

The top picture, taken November 22, 2011, shows leaves of one of cherry trees in Kasaike Park; the middle one, a flowering dogwood tree in our yard (a scarlet rhus tree at the next door is also seen in the background) and the bottom, Virginia sweetspire tree also in our yard. The two last photos were taken on November 23, 2011.

2011年12月9日金曜日

過ぎ去った秋を惜しむ 1 (Memories of Autumn -1-)




 秋色を愛でて撮りためた写真を掲載し切らないうちに、季節は冬となった。過ぎ去った秋を惜しみながら、それらの写真をしばらく掲載するとしよう。写真1枚目は、隣家のハゼノキの紅葉。2枚目と3枚目は、鈴の宮公園のイロハモミジ。いずれも、2011年11月21日撮影。

Before my finishing of posting photos of attractive autumn colors, it is already winter now. I will post those photos coming days for the memory of beautiful autumn in Sakai. The top picture shows leaves of a scarlet rhus tree at the next door; the middle and the bottom, leaves of one of Japanese maple trees in Suzunomiya Park. All the photos were taken on November 21, 2011.

2011年12月8日木曜日

雲の芸術 (Art Works of Clouds)



 2011年11月26日、ウォーキング途中で見かけた雲を撮影した。私は1枚目の写真に空を飛ぶ天使を、2枚目の写真右端に左を向く男の子を見る。皆さんは何を見るだろうか。

Above photos were taken on my way of walking exercise, November 26, 2011. I see an angel flying in the sky in the upper photo, and a boy facing toward the left at the right side of the lower photo. What do you see in these pictures?

2011年12月7日水曜日

タイワンレンギョウ (Sky Flower)


 タイワンレンギョウ(台湾連翹、クマツヅラ科)英名(科)。2011年11月16日、ウォーキング途中で撮影。

Sky flower, also known as golden dew drop; botanical name, Duranta repens; family, Verbenaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 16, 2011.

2011年12月6日火曜日

センニチコウ (Globe Amaranth)


 センニチコウ(千日紅、ヒユ科)。2011年11月16日、ウォーキング途中で撮影。

Globe amaranth, also known as bachelor's button; botanical name, Gomphrena globosa; family, Amaranthaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 16, 2011.

2011年12月5日月曜日

この花の名は? (What Is the Name of This Flower?)


 この花の名が分からない。どなたかが教えて下されば幸甚である。2011年11月16日、ウォーキング途中、道路沿いの他家の前で撮影。

 後日の追記:コメント欄で「ヒメブッソウゲ」と教えていただいた。ヒメブッソウゲは、アオイ科ヒメフヨウ属の植物で、花は上を向いてつき、花弁は開かない。

I do not know the name of this flower. I would appreciate it if someone could kindly tell me its name. The photo was taken in front of a house on my way of walking exercise, November 16, 2011.

Note added later: I have gotten a comment that this plant is "hime-bussoge" in Japanese and found the followings on the Internet: English name, Turkcap, also known as Turk's Turban, Wax Mallow, Ladies Teardrop and Scotchman's Purse; botanical name, Malvaviscus arboreus; family, Malvaceae; its flowers do not open fully.

2011年12月4日日曜日

外山啓介クリスマスピアノコンサート (Keisuke Toyama Christmas Piano Concert)



[Read in English.]

 昨12月3日午後、堺市民会館で開催された「外山啓介クリスマスピアノコンサート」を妻と聞きに行った。外山氏は1984年札幌市生まれで、2004年に第73回日本音楽コンクールピアノ部門第1位になっていて、今後の活躍が最も活躍されるピアニストの一人である。演奏曲目はベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」、同じくベートーベンのピアノソナタ第23番「熱情」など。アンコール曲は、リストの「愛の夢」第3番。

 音楽を聞く楽しみのひとつは、繰り返しがかもし出すものであるようだ。その繰り返しには次の2種類がある。自分の聞き覚えた曲が演奏されるという、聞き手の経験の繰り返しと、ひとつの曲の中で主題となるメロディーが何度も出て来るという、曲の構成上の繰り返しである。誰かがすでに書いていることかも知れないが…。もしもこの文の読者がそれをご存じならば、同じ考えを繰り返し読む楽しみを味わって貰ったというものだ。

2011年12月3日土曜日

ツメレンゲ (Rock Pine)


 ツメレンゲ(爪蓮華、ベンケイソウ科)、別名ヒロハツメレンゲ、ヒロハイワレンゲ。2011年月14、25日、わが家の庭で撮影。『維管束植物レッドデータブック』(環境省, 2000)に記載されており、絶滅のおそれがあるということだが、わが家ではかなりよく繁殖している。いま、植木鉢や地面から合計7本の花茎が延びている。

Rock pine; botanical name, Orostachys japonicus; family, Crassulaceae. Photos were taken in our yard, November 14 and 25, 2011. This plant is endangered and mentioned in "Red Data Book, Vascular Plant" (Ministry of the Environment of Japan, 2000). However, it is breeding pretty well in our yard. Now, a total of seven flower stalks extends from the ground and flower pots.