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2005年6月23日木曜日

京都府北部への旅行



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 6月12日から14日まで、妻とともに京都府北部の福知山、綾部、舞鶴への小旅行をした。下記文中の青色の文字は、それぞれの場所の写真と簡単な説明を掲載した記事へリンクされている。

 1日目の福知山では、福知山城を見たあと、由良川にかかる音無瀬橋を渡る。そこから北東へ進み、三段池公園を抜ける。

 散策の参考にしたJR 西日本の「駅からはじまるハイキング MAP (46) 福知山コース」では、そこからジグザグに西進して、新音無瀬橋を渡り、由良川沿いに音無瀬橋の近くへ戻ることになっている。しかし、時間の関係で、公園の西側の道路を南へたどり、あとは来たときの道を逆進し、福知山駅正面通り商店街を通って駅へ戻った。

 宿は舞鶴の五老ヶ岳の上に建つ「かんぽの宿 舞鶴」。窓から舞鶴湾が一望でき、到着早々にスケッチをした(上掲のイメージ)。翌朝のスケッチ翌々朝のスケッチは、このスケッチのより、左(西)へ視野を写して描いたもの。

 2日目は、綾部市内を散策。「駅からはじまるハイキング MAP (26) 綾部コース」では、行きは由良川にかかる白瀬橋を渡り、綾部市資料館や仏南寺を訪れることになっていたが、かんぽの宿の送迎バスで西舞鶴駅へ来たのが、すでに早い時間ではなかったので、そのあたりを省略し、位田橋へ向かった。橋上から昨日に続いて由良川の写真を撮る。

 乗馬クラブへ転身工事中の「綾部ふれあい牧場」内のレストランで昼食を取り、田園風景の中に小さな水車ハナショウブ畑を見て、由良川土手沿いの道へ出た。位田橋を再び渡って、JR綾部駅へ。

 3日目の午前、JR東舞鶴駅付近の北吸トンネル市政記念館赤れんが博物館などを、あわただしく見物し、帰途についた。

 福知山の三段池埋め立て工事や、綾部ふれあい牧場の乗馬クラブへの転身工事を見て、自然や土地の利用方法がこれでよいのかと思い、舞鶴のれんが建造物遺産がかつては旧海軍の兵器庫だったことを知って、平和の重要さに改めて思いをいたした旅であった。

 [以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]

Y 06/24/2005
「駅からはじまるハイキング MAP」が大変便利そうですね。このように旅行すれば、徒歩感覚で各地が味わえますね。私たちは車を所持していないため、いつも夫の実家に車を借りるか、レンタカーにするかということになりますが(まずもって前者)、私は鉄道を利用した旅行がもともと好きではあるので、今度はそれで計画したいといつも思っています。
 スケッチの色づかいに、毎回さりげない創意が込められていて楽しみです。

Ted 06/24/2005
 「駅から…MAP」は、指定するコース通りに行くと、2~4時間余りの歩行になり、途中に丘や石段の昇り降りもあったりするので、ちょっと大変ですが、適当に省略すればいいガイドになります。
 今回のスケッチの色づかいに見出して下さった「さりげない創意」とは何でしょうか。自覚しているのは、近くの木々の影に、いままで使わなかった黒を思い切って使ってみたところなのですが。舞鶴湾は、少しずつ視野を左へ写してもう2枚スケッチしていますので、それらも近日中に掲載します。

Y 06/24/2005
 全体の色調ですね。Ted さんは手軽なスケッチのほうが心鮮やかで自由な色調を選ばれるようで、今回は水色、とも言い切れない薄いグレーで木々の緑の部分も整えられていて、木の影として黒を使っておられるのと、バランスがきれいになっていると思います。
 私たちの世代は、少し上でも、幼少時からの習い事に関係なく、ギターなど何かの楽器に一度は挑戦するのが皆がすることで、私もアコースティックギターを買っていますが、Ted さんのころは絵のほうが馴染みがある手近な表現手段でしたでしょうか?

Ted 06/24/2005
 私たちの子どもの頃は、戦争中と戦後間もなくという時代のせいもあり、楽器に挑戦する友人は、あまりいませんでした。私の父はバイオリンをやっていましたので、その楽器が残っておれば、私もする気になったかも知れませんが、父の死後、母と大連へ引っ越したとき、すでに処分されたようでした。バイオリンといえば、大連の小学校の担任の先生はバイオリンを教えておられましたから、クラスの何人かは習っていたかもしれません。その先生は引き揚げ後、名古屋児童放送管弦楽団を指導しておられ、お嬢さんの一人も音楽関係に進んでいました。

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