今回掲載する写真は、どちらも黄色の花となった。1枚目はサンシュユ(三茱萸、ミズキ科)、2枚目はアブラナ(別名ナノハナ、アブラナ科)。3月5日、ウォーキング途中で撮影。サンシュユの花は、まだ開ききっていない。
Both the blossoms and flowers in the above photos happened to be yellow. The upper, Japanese cornel (Cornus officinalis, Cornaceae family); the lower, rapeseed (Brassica napus, Brassicaceae family). I found them on March 5 in the course of my walking. The blossoms of Japanese cornel have not yet fully open.
Random writings of a retired physicist
Continuation of "Ted's Coffeehouse" (now being restored in archives of this site)
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2010年3月9日火曜日
早春の花々4 (Flowers of Early Spring 4)
2010年3月8日月曜日
早春の花々3 (Flowers of Early Spring 3)
2010年3月7日日曜日
早春の花々2 (Flowers of Early Spring 2)
2010年3月6日土曜日
早春の花々1 (Flowers of Early Spring 1)
2枚の写真はどちらも、わが家の庭で3月5日に撮影した。1枚目は、先に低位置で撮った写真を掲載したのと同じレンテンローズで、花がたくさんついたことを記録するために、上から撮ったものである。この花は、つつましく下向きに咲くので、上からでは、花の裏側ばかりが見える。2枚目はフサザキスイセン。
The upper photo shows the Lenten rose, and the lower, the narcissus, both taken in our yard on March 5. An earlier article of this site carried the picture of the Lenten rose taken at a low position. This time the shot was made from above to record the blooming of many flowers. These flowers modestly opens in the looking-down posture. Therefore, only the backsides of flowers can be seen in this view.
2010年3月5日金曜日
「クォンタム」か「クァンタム」か ("Kwontamu" or "Kwantamu" for Quantum)
物理学で「ある単位量の整数倍の値しかとらない量について、その単位量をいう [1]」quantum の語には「量子」という立派な日本語があり、quantum のカタカナ書きには滅多にお目にかからない。
私は英書で quantum の語に出会うと、心の中で「クォンタム」というカタカナ書きに相当する発音で読んでいた。ところが、1、2年前、朝永振一郎の書いたものには「クァンタム」となっていることに気づいた。なにしろ、朝永さんはノーベル賞物理学者である。「クァンタム」が正しいのだろうと思った。そう思っていたところへ、最近、「クォンタム」の表記に出会った。朝日紙の書評欄 [2] に『クォンタム・ファミリーズ』[3] という小説の書評が掲載されていたのである。はて、どちらが正しいのだろうと、辞書を引いてみた。
そして、まことに遅ればせながら「クォンタム」はイギリス式発音に、「クァンタム」はアメリカ式発音に近い表記だと知った。朝永さんがアメリカ式発音に近い表記を使ったことは、留学先がドイツのライプチッヒのあと、アメリカのプリンストンだったことからうなずける。どちらも正しく、どちらを使うかは好みの問題なのである。ただし、この際に発音記号についても学び直してみると、アメリカ式発音は「クァンタム」よりも「クァーンタム」という表記に近いのではないかと思われる。そこで、quantum mechanics(量子力学)の出来るだけアメリカ式発音に忠実なカタカナ表記は、外来語の標準表記法にしたがった「カンタムメカニックス」でなく、「クァーンタム・ミケァニクス」となろうか。
ちなみに、『クォンタム・ファミリーズ』は、現代物理学の一学説である並行世界のイメージを借りて、複線のストーリーを交錯させた作品 [2] だという。
文献
長倉三郎他編, 理化学辞典, 第5版 (岩波, 1998).
尾関章, 情報社会の果てに交錯する並行世界, 朝日新聞「読書」欄 (2010年2月21日).
東浩紀, クォンタム・ファミリーズ (新潮社, 2009).

