2020年2月25日火曜日

2020 年 2 月、岸和田での「みんなで歌う音楽会」 ( "Concert to Sing Together" in Kishiwada, February 2020)

[The main text of this post is in Japanese only.]


喜多陵介・編『うたのほん』の「春の唄」のページ。
The page of "Haru no uta (Spring Song)" in Uta no Hon edited by R. Kita.

 2020 年 2 月 24 日、岸和田福祉センターでの『みんなで歌う音楽会』に参加した。行く前には、新型コロナウィルスの影響で参加者が極端に少なくならないかと心配した。しかし、約 10 名の参加があり、もともと参加者の少ないこの会場としては、ほとんど変化がなかった。全 25 曲を参加者一同が元気に歌った。曲名は次の通り(*印は私のリクェスト)。
  1. どこかで春が
  2. うれしいひな祭り*
  3. 歌のおくりもの(会のオープニング・テーマ。ここまでを「駆けつけ 3 曲」と称し、遅れてくる人がこの辺りまでには到着することを期待して、比較的軽い曲を歌う)
  4. 花かげ
  5. 春の唄
  6. なごり雪
  7. 春なのに
  8. 贈る言葉
  9. 卒業写真
  10. Believe
  11. 月の砂漠
  12. 見上げてごらん夜の星を
  13. お誕生日の歌(当月生まれの人—参加者中にいない場合は親族でもよい—の名を入れて祝う。今回は参加者の一人のお孫さんと主催の喜多さん)
  • 10 分間の休憩
  1. はずんで行こうよ(手話の動作を付けて、リラックスする)
  2. 野に咲く花のように
  3. 春一番
  4. 五色浜の子守歌(前回配布のプリントによる)*
  5. 春の日の花と輝く*
  6. 白いリラの花が咲く時(すみれの花咲く頃)*
  7. おお牧場はみどり
  8. ブルーライト横浜(歌集にないが、リクェストされた)
  9. 宵待草(同上)
  10. サザエさん
  11. 高校三年生
  12. うたをありがとう(会のエンディング・テーマ)
 5 番目に歌った「春の唄」(作詞・貴志邦三、作曲・内田元)の歌碑が阪急電車・西宮北口駅前にあるそうだ。インターネット検索すると、その写真を載せたページがあった[文献 1]。同ページには、堺市堺区にある熊野小学校の門の外、そして、兵庫県洲本市の淡路島文学の森にあるこの歌の歌碑も掲載されている。

 今回の会の話から少しそれるが、私は人生の春をも感じ始める中学 3 年の終わり頃から、自分では声に出して歌わないながら、「春の唄」が好きだった。卒業生を送る会の折に 1 年下の女生徒がこれを歌った印象がよかったせいのようだ。昨年の春には、私が次のようなコメントを付けて、この歌をリクェストした。
 大学へ入学した直後の、クラス内での自己紹介の折に、「私の好きな人は『春の唄』が好きです」と、いい加減なことを述べたところ、級友たちがそれをいつまでも覚えていて困りました。
自己紹介では、好きな人がいるとか、まだいないという発言が続いたので、私はそれを受けて、願望を現実のようにした、いわば創作を述べておいたのだった。

 6 番目の「なごり雪」をきっかけに、卒業式や別れにちなんだ歌 4 曲が喜多さんの選択によっても挿入された。12 月の会での私の希望で、先月早速取り上げて貰った「五色浜の子守歌」は、今回、私が次のコメントを付けてリクェストした(このコメントの内容の詳細はこちら参照)。
 長崎出身の歯医者さんが戦後フィリピンから引き揚げて来たところ、実家は原爆で跡形もなくなっていました。その時この歌をふと思い出した彼は、淡路島へ行って、そこでこの歌を守り続けたという、小説のような話があります。
「そこで」の次に、「歯科医となり、治療にきたその地の小学校の音楽の先生と、この歌が縁で結婚し、」と入れたかったが、あまりに長くなるので省略した。

 私は最近のこの会としては珍しく少ない 5 曲しかリクェストしなかった。ところが、そのうちの 1 曲「はるかな友に」と、他の人のリクェスト「高校三年生」と「花嫁」、計 3 曲が時間切れ間際に残っているということで、喜多さんはこの中から参加者たちが 1 曲を選ぶように求めた。「高校三年生」について熱望するという声が上がり、それが採用され、卒業式シーズンを前にした歌う会がめでたく終了した。

文献
  1. 「春の唄」、ウェブサイト『童謡・唱歌・歌謡曲・民謡 歌碑を訪ねて西東』所収。

後日の注

 20 番目の曲名が抜けていて、全 25 曲と書きながら曲名が 24 曲しかなかったのを修正した。

 この「みんなで歌う音楽会」の際に録画された「うれしいひな祭り」と「贈る言葉」を歌っている場面が YouTube の「ねこじゃらしチャンネル」に 2020 年 3 月 3 日、13 日、16日付けでそれぞれ掲載されたので、ここに引用しておく。





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12 件のコメント:

  1. Tedさん、こんばんは!今回の曲目は春爛漫ですね!特に、
    4.花かげ
    5.春の唄
    6.なごり雪
    7.春なのに
    8.贈る言葉
    9.卒業写真
    10.Believe
    は歌いたい曲ばかりです。いつか、一度は参加してみたいような気持に誘われます♬

    ところで、話題は全く異なりますが…
    「岸和田」と聞いて、なんとなくなにかあったような気持ちになりましたが、思い出しました!うちのニャンコは岸和田生まれなのでした!

    もう3年ほど前になりますが、ある里親募集のサイトからヒマラヤンの純血をもらって欲しいという記事を見て、普通には買えないような白い毛の美しい猫ちゃんなので、かなりの遠方ですが、なんとかして~と友人に相談して、新幹線では乗り継ぎなどで子猫に負担がかかるということで、揺れの少ない高級車を借りて岸和田まで行った思い出があります。その時は、ネットで2、3回メールを交換しただけの方にお会いするのは少々、ドキドキしましたが、岸和田の大きな公園の入り口で待ち合わせをして、飼い主さんのお宅へ伺いました。あまり大きくないスペースに純血のヒマラヤンばかり、およそ30匹はいたでしょうか…玄関まで白い毛がもこもこ湧き出るくらい毛だらけの部屋でしたが、それでも猫好きの私は、そんなのおかまいなしに猫達とたわむれていました。その猫は雄ですが、「アリア」と名付けて、今も元気に暮らしています。意外に、猫じゃらしチャンネルさんともご縁があるのかもしれませんね!

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    1.  櫻さんはお名前を入れ忘れて同様の文をわざわざ2回投稿されましたが、私はお名前が "Unknown" となっていた先着の投稿連絡メールをまず見て、櫻さんと分かり公開しました。もう一つは多分お名前の入れ忘れについて書かれたものと思ったからです。ところが、次に後のご投稿を読むと、先のものとほぼ同文でしたので、それも公開しました。そこで、お名前が "Unknown" の方を削除しようと思いましたが、コメント削除の経験がなく、その方法をまず探した次第です。お陰様で、コメント一覧のページで出来ることが分かりました。ネコちゃんのために岸和田へ来られたことがあるとのこと、「岸和田の大きな公園」とは、海岸近くの浜工業公園でしょうか。「みんなで歌う音楽会」の会場は、南海本線の岸和田駅から海岸とは反対の方へ、ほんの数分歩いて行ける所です。櫻さんが歌いたい曲として選ばれた中の、6、7、9、10 は、私があまりよくは知らない曲です。世代差でしょうか。
       なお、櫻さんから記事「2020 年 1 月の歌声参加 -1-」にいただいた最後のコメントへの返信に、質問を書いておきましたので、お暇の折にお返事をお書き下されば幸いです。

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    2.  追伸:岸和田は勇壮な「だんじり祭り」で有名で、「コシノ」一家をモデルにした朝ドラ『カーネーション』の舞台にもなりました。

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  2. 岸和田の『みんなで歌う音楽会』も参加者人数はほぼ普段通りで良かったですね。Tedさんの音楽会に関するブログを読んでいると、一曲、一曲への思い入れとともにそれらを大切にされていることが伺われます。そして、音楽会が濃密に感じられます。私は機械的に演奏している面があり、みならわなければと反省します。文献で紹介されているウェブサイトがおもしろいですね。福島県の塩屋埼灯台のたもとにある
    みだれ髪 歌碑には思い出があります。私が勤務していた奥村組は全国の灯台のレンズを地震から守るために、奈良国立博物館の展示ケースにも採用されている免震装置をレンズの下に取り付けています。東日本大震災が起こった3月末に被害調査に行ったのですが、塩屋埼灯台の免震装置の被害状況も調べようと訪れたところ灯台への道はがれきで塞がっていました。1年後にそこを訪れ、施設には部分的な被害はあったものの無事だったレンズを確認して来ました。そして、みだれ髪 歌碑をゆっくりみて来ました。ボタンを押すとみだれ髪の曲が流れたと思います

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    1.  私は「みだれ髪」の曲を知らなくて、いま YouTube で聴いてみたところです。「みだれ髪」といえば、私はここ堺市出身の歌人・与謝野晶子の歌集を思います。しかし、その中の「みだれ髪」を詠んだ短歌を覚えていなくて、『ウィキペディア』で調べると、「くろ髪の千すじの髪のみだれ髪かつおもひみだれおもひみだるる」でした。「かつおもひみだれ」が字余りになっているのは、想いの乱れる様子を強調する手でしょうか。——話が美空ひばりの曲から短歌へそれて、失礼しました。

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  3. Tedさん、こんばんは!
    昨日は、2つもTedさんの方へ送られてしまったのですね…すみませんでした。最初の文章は考えながら書き込み、終わったところでうっかりコメントの記入者を櫻ミサとは別の名前のまま送信ボタンを押してしまったので、慌てて取り消そうとしたら、文章自体が全部消えてしまったので、ガッカリしてもう一度最初から書き込みました。パソコンの動きが遅すぎて、なかなか反応してくれないので(もしかしたら、鍵盤のように早打ちしてパソコンがとまどうのかもしれませんが~)時々、こんな事が起きます。またもし、似たような文章が届いた時には、こちらの誤操作ですので、消していただければと思います。
    質問ですね!お邪魔してみます♬

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    1.  櫻さんはキーボードを鍵盤のように早打ちされますか。私は英語論文をタイプ打ちする必要性から、就職後になって英文タイプの練習をしました。しかし、十分に上達しないうちに実際に論文などを書くことが必要になり、その後練習をしなかったので、各指は一応タイプ打ちで覚えた場所へ動かすものの、半ばキーボードを見ながらの遅さです。
       「エラー」表示が出たという「2020 年 1 月の歌声参加 -1-」へのお返事は届きませんでした。恐れ入りますが、また、お暇の折にお願いします。

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    2.  上記の「2020 年 1 月の歌声参加 -1-」へのお返事を早速再投稿していただき、ありがとうございました。それについての返信は明日にでも書くことにいたします。

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  4. 与謝野晶子の短歌を紹介していただきありがとうございます。罪悪感が後押しする“想い乱れ”です。美空ひばり「みだれ髪」もこの短歌に由来しているかもしれませんね。

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    1.  世間は晶子の恋を罪悪視しましたが、彼女自身に罪悪感はあったでしょうか。恋の激しさによる「想い乱れ」とは考えられませんか。美空ひばりの「みだれ髪」は恋が実らなかった悲しみをうたっているようですね。

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  5. 横からたわいもない思い出話ですが~
    与謝野晶子といえば、高校時代、今は藝大附属高校は上野の藝大の側にありますが、私の時代は、まだ御茶ノ水にありましたので、その小さな校舎の周りをジョギングするのは高校生の頃はとても恥ずかしいものでした。ビルや駿台予備校などが立ち並ぶ中、昔から変わらない変なジャージ姿で街中を走るのは、今の時代ではありえない感じです…
    さて、そんな中で、時々、与謝野馨の選挙ポスターを(その頃はまだお若い感じで~)見ましたが、体育の先生がいつも「与謝野晶子のお家も近くにあるそうだよ」と話してくださったのを覚えています。そのお顔の雰囲気から、とても与謝野晶子と血縁関係にある方には思えなかったのですが…

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    1.  櫻さん、興味深い思い出話をありがとうございます。『ウィキペディア』の「みだれ髪」のページには、与謝野馨が初めて衆議院議員選挙で落選し、浪人生活を送っているとき、祖母の詩集『みだれ髪』を復刻した、ということが書いてあります。

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