2011年11月30日水曜日

ナンテンの実 (Fruits of Nandina)


 ナンテン(南天、メギ科)。2011年11月21日、ウォーキング途中で撮影。

Nandina, also known as heavenly bamboo and sacred bamboo; botanical name, Nandina domestica; family, Berberidaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 21, 2011.

2011年11月29日火曜日

ナンキンハゼの種子 (Seeds of Chinese Tallow Tree)


 ナンキンハゼ(トウダイグサ科)、別名トウハゼ、カンテラギ。2011年11月21日、ウォーキング途中で撮影。

Chinese tallow tree, also known as Florida aspen, chicken tree and gray popcorn tree; botanical name, Sapium sebiferum; family, Euphorbiaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 21, 2011.

2011年11月28日月曜日

大放研・先端研50周年記念集会 (The Jubilee Memorial Meeting of RCOP–RIAST)


 昨11月27日(日)午後、ホテルグランビア大阪において「大放研・先端研50周年記念集会」が開催され、参加した。「大放研」は私の最初の職場(大阪府立放射線中央研究所)の、「先端研」はそれが大阪府立大学に統合され変身したあと(先端科学研究所)の、いずれも略称で、私が生涯を通じて働いた場所はこの集会名に集約されている。先端研も私の退職数年後から機構改革を受けて、名称が後述のように変ってしまった。したがって、いまや大放研の名だけでなく、先端研の名も正確には「旧」の文字を被せられなければならない。集会は、大放研の開所式から数えて今年が50年目ということで企画された。筑波、東京、金沢など遠方からの参加者もあり、事務系の人たちも含めて94名が出席し、盛大な集まりだった。

 1枚目の写真は、大放研開設初期の思い出を語る初代庶務課長・板倉守一氏。2枚目は、閉会の挨拶をする大阪府立大学地域連携研究機構・放射線研究センター*長・奥田修一教授(立食形式のパーティだったが、この時間には、出席者の多くは高齢のため壁際の椅子に座り込んでしまっているか、会場後部のデザートやコーヒーのテーブル付近に集まるかしていたので、参加者の多い様子が写らなかった)。

 * これが大放研の設備を引き継いだ現在の機関の名称。


In the afternoon of November 27 (Sunday), I attended the Jubilee Memorial Meeting of RCOP–RIAST held at Hotel Granvia Osaka. "RCOP" is the acronym of my first place of work (the Radiation Center of Osaka Prefecture); and "RIAST," that of the same institution after being integrated into Osaka Prefecture University (Research Institute of Advanced Science and Technology). So, the names of my places of employment during all my life are contained in the title of this meeting. A few years after my retirement from RIAST, the name of the institution was changed again as given below, as the result of the reorganization of the university. Therefore, the name RIAST, as well as the name RCOP, should properly be preceded by the word "former." The meeting was held because it is now the 50th year from the year in which the opening ceremony of the RCOP was held. The total number of participants was 94, including many persons who worked in the administration department, so that it was a pretty large gathering. Some participants came from distant places such as Tsukuba, Tokyo and Kanazawa.

The top photo shows Mr. Morikazu Itakura, the first Head, Division of General Affairs, talking about the reminiscence of the early days of the RCOP. The bottom photo shows Professor Shuichi Okuda (Director, Radiation Research Center, Local Collaboration Research Establishment, Osaka Prefecture University*) delivering closing remarks. (The meeting was of buffet-style, and at the time of Okuda's remarks, many of the attendees were either sitting on chairs against the wall because of fatigue coming from their old age or gathering around the tables for dessert and coffee at the back of the venue. Thus, I was unable to make this a photo to show how a large number of attendees there were.)

* "Radiation . . . University" is the current name of the institution that keeps the equipment of the RCOP.

2011年11月27日日曜日

サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス (Baby Sage)


 サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス(シソ科)。2011年11月14日、ウォーキング途中で撮影。

 可愛らしい花だと思って写真を撮ったが、名前が分からなくて、"Google Images" の検索を使った。キーワードとして、"flower red white autumn" と入れ、出てきた多くの写真を眺めて行くと、同じ花の写真があり、 Salvia microphylla var. "Hot Lips" だと分かった。

Baby sage, Graham's sage, or blackcurrant sage; botanical name, Salvia microphylla var. "Hot Lips"; family, Lamiaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 14, 2011.

I took the picture of these pretty flowers without knowing the name. So, I made a search on "Google Images" by the use of a set of keywords, "flower, red, white, autumn." Browsing many photos that appeared, I found a similar picture among them and learned the name Salvia microphylla var. "Hot Lips."

2011年11月26日土曜日

ウォーキング経路の秋色 6 (Autumn Colors Along My Walking Course -6-)


 写真1枚目は、工場裏のサクラなどの並木。手前の土手の下には石津川が流れている。2枚目は、鈴の宮公園のハナミズキ。これよりも一ヵ月近く前に撮った同じ木の写真と比べると、赤みがかなり増している。3枚目は、八田荘中学校校庭の秋色。校舎の廊下部分の窓を通して、その先にある校庭の秋色も見えている。いずれも、2011年11月21日撮影。

The top photo shows the line of cherry and other trees at the back of a factory. Below the bank, there flows the Ishizu River. The middle image is a shot of a flowering-dogwood tree in Suzunomiya Park. The red color of this tree has deepened more than that in the photo taken almost a month before. In the bottom photo, we see autumn colors in the yard of Hattaso Junior High School. Through windows of the corridor portion of the building, autumn colors in another yard beyond are also seen. All the photos were taken on November 21, 2011.

2011年11月25日金曜日

ウォーキング経路の秋色 5 (Autumn Colors Along My Walking Course -5-)


 写真はいずれも堺市・笠池公園で、2011年11月14日撮影。

Photos were taken in Kasaike Park, Sakai, on November 14, 2011.

2011年11月24日木曜日

ウォーキング経路の秋色 4 (Autumn Colors Along My Walking Course -4-)


 写真はいずれも堺市・八田荘公園で、2011年11月13日撮影。

Photos were taken in Hattasō Park, Sakai, on November 13, 2011.

2011年11月23日水曜日

ウォーキング経路の秋色 3 (Autumn Colors Along My Walking Course -3-)

 写真1枚目は泉北スポーツ広場脇で、2枚目と3枚目は八田荘公園で、2011年11月13日撮影。

The top photo was taken by the side of Semboku Sports Ground, and the middle and the bottom one, in Hattasō Park, on November 13, 2011.

2011年11月22日火曜日

ウォーキング経路の秋色 2 (Autumn Colors Along My Walking Course -2-)


 写真1枚目と2枚目は津久野南団地の裏の庭園。3枚目は同じ団地の前の紅葉したサクラ並木。2011年11月13日撮影。

Top and middle photos show the garden at the backside of Tsukunominami housing complex; and the bottom one, the cherry-tree line in front of the same housing complex in autumn colors. The photos were taken on November 13, 2011.

2011年11月21日月曜日

ウォーキング経路の秋色 1 (Autumn Colors Along My Walking Course -1-)


 2011年11月12日、鈴の宮団地脇を通り過ぎる際に撮影。

I took these photos when passing by the side of Suzuomiya Estate on 12 November 2011.

2011年11月20日日曜日

カキノキの実 (Fruits of Kaki Persimmon)


 カキノキ(柿の木、カキノキ科)。2011年11月12日、ウォーキング途中で撮影。このカキノキの実はいささか小ぶりのようだ。

Kaki persimmon or Japanese Persimmon; botanical name, Diospyros kaki; family, Ebenaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 12, 2011. This tree seems to be of a variety having relatively small fruits.

2011年11月19日土曜日

鈴の宮公園の秋色 2 (Autumn Colors in Suzunomiya Park -2-)


 11月12日、堺の鈴の宮公園で。1枚目の写真で紅色をていしているのは、8月末から一部分紅葉しはじめていたイロハモミジ。この公園の他のイロハモミジの木はまだこれほど紅葉していない。2枚目は、一昨日近くで撮った写真を掲載した公園西入口の方を、東から遠望した光景。近くで見るよりも、サクラの紅葉が進んでいるかのように見える。3枚目は公園の池の東にある一本のサクラ。

Photos were taken in Suzunomiya Park, Sakai, on November 12. Leaves of red color in the top photo are of the Japanese maple tree, some leaves of which already began to take autumn colors at the end of August. The other maple trees in this park are much slower to take autumn colors than this one. The middle photo shows the distant view of the area around the west entrance of the park (the day before yesterday, I posted photos taken at that area). Turning into autumn colors of cherry leaves is seen to have much more proceeded in the distant view than in a close look. The bottom photo shows a cherry tree near the east end of the pond of the park.

2011年10月分記事へのエム・ワイ君の感想 (M.Y's Comments on the Posts of October 2011)

[In Japanese only]

 M・Y 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2011年10月分への感想を2011年11月18日付けで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。青色の文字をクリックすると、言及されている記事が別ウインドウに開く。




1. 盛会だった福泉・鳳地域「憲法9条」の会5周年のつどい

 10月30日午後2時から、「東日本大震災と原発事故にむきあって:活かそう憲法9条」を標語として、私が世話人代表を務める福泉・鳳地域「憲法9条」の会5周年のつどいが、堺市立西文化会館で開催された。(中略)参加者一同での歌「島人ぬ宝」「青い空は」[のあと]、朝日新聞社「be」編集部・伊藤千尋氏の一時間半におよぶ講演を聞いた。氏の話は、多くの海外での見聞にもとづいて、(中略)スペイン領カナリア諸島(中略)、南米ベネズエラ(中略)、コスタリカ(中略)、南米エクアドル(中略)など[の各地での]、憲法9条を守る運動の励みになる[話]が一杯だった。

と述べられています。"Japan must show the flag!" アーミテージ国務副長官のこの一言で自民党は浮き足立ち、小泉首相はアメリカに飛んで大統領に目に見える支援を誓い、米軍の後方支援のため自衛隊をイラクに派遣しました。東日本大震災・福島第一原発事故で自衛隊は献身的に活動し、わが国民のみならず、海外からも賞讃されました。スペインからは、「福島の英雄(警視庁、陸上自衛隊などの5名)」としてアストゥリアス皇太子賞(平和部門)を授賞しました。これらの活躍を後押しするとして、自衛隊を国際紛争の解決に動員できるように「憲法9条」を改訂するようなことがあってはなりません。ご活躍を祈ります。

2. なにわのクルーズ・味・歌声

 さる4日、妻と私は JR 西日本ジパング倶楽部による催し「歌声の集い・なにわの味・道頓堀クルーズ」に参加した。一行約200名は2隻の船に分乗し、天満橋の八軒家浜船着場を出発。(中略)間もなく、東横堀川水門を通る。水位差を調節しながら進む水門の通過は、ライン河・マイン河クルーズで経験したが、国内では初めての経験である。(中略)約1時間後、道頓堀の太左衛門橋船着場に到着した。(中略)法善寺横町の「すし半」で食事し、(中略)歌声の集いの会場「道頓堀ZAZA」の前に集合する。(中略)若い女性ソングリーダーの司会・進行とバンドの演奏で、休憩を挟んで3時まで、全18曲を一同が元気に歌った。参加申し込み時に、歌のリクェストを書くことが出来たので、私の愛唱歌を10余りも書き並べておいたところ、最初の「ミカンの花咲く丘」で、「堺市にお住まいの多幡さんのリクェスト」と紹介されて驚いた。5曲目の「夏の思い出」でも、他の方の名とともに私の名がリクェスト者として挙げられた。

とのこと。陽気で楽しい大阪ならではの催しです。筆者がウォーキング中に日本の歌を口ずさみ、愛唱歌のレパートリーを広げ、楽しんでおられるという、知られざる一面が背景にある、興味ある一文です。リクェストされた曲は、母親との思い出や美しい自然を歌う、綺麗なメロディーの、優しさのある歌です。運河の話も初耳でした。

3. 写真

 「ザクロの花と実」では、

花だけが咲いていた頃には、何という名の花だろうと思いながら見ていたが、このところ、実がなって花もまだ残っていたので、名前がわかった。幼い頃、母が両手を組み合わせて、手首の方を私に見せ、「実のあるザクロか? ないザクロか?」といって遊んでくれた。

と述べています。最近の朝日紙「天声人語」欄に、「梅雨時に見る花には不思議と白い花が多い」と書いたら、関西に住む年配者から「万緑叢中紅一点、紅い花もお忘れなく」との便りがあったことが紹介されていた。「万緑叢中紅一点」は「柘榴の詩」と題する漢詩の一節で、いちめんの緑に紅い花が一つ咲く情景をうたっているそうです。そこで天声人語子も、近くの家に植わっているザクロの、夏の花と秋の実について記していました。ザクロの花と実にまつわるこの二つの話は、印象に残りました*。

 「秋の日はつるべ落とし」の一枚目の写真は、低位置の太陽が地面に写す全身の影が、とてもひょろ長くなることを示すため、塀の前に立ち上半身の、実物と縦横比のあまり変わらない影と、地面の下半身のひょろ長い影を撮影したもので、遊び心のあるアイデアだと思いました**。

 「秋空のもと」の一戸建てや二戸続きの住宅の並ぶ団地の中の小路の写真は、向こうに赤や赤紫色の屋根が秋空によく映えていて、配色がよく、絵になりますね。

引用者の注

 * 天声人語子の名文と並べて紹介していただき、恐縮です。

 ** 下半身の影は、足が長く見えるように地上に残しました(塀がちょうど、全身の影を写すほど高くなかったこともありますが)。したがって、この写真で「低位置の太陽が地面に写す全身の影が、とてもひょろ長くなることを示す」というのは、結果的にそうなっていることについての M・Y 君の解釈で、私の意図ではありませんでした(笑)。

2011年11月18日金曜日

理論物理学者・歌人・石原純 (The Japanese Theoretical Physicist and Poet, Jun Ishiwara)



Read in English.

 『科学ジャーナリズムの先駆者:評伝 石原純』[1] という本の批評 [2] を読んだ。その最初には、次のように書かれている。

 「石原純」という名前は、多くの人にまずなじみがないことだろう。とすると、「科学ジャーナリズムの先駆者」という表題だけでは、やや誤解を招くかもしれない。

私はその名前に大いになじみのある、いまや数少ないかもしれない人の一人である。1936年に出版された『日本少國民文庫』が戦後改版して出され、私はそれを小学校6年から中学1年の頃に愛読した。その第7巻『世界のなぞ』(1948年、新潮社)の著者が石原純だった。私は、その本で原子や分子について知り、湯川秀樹のノーベル賞受賞(1949年)も影響して、物理学の道へ進むことになった。

 上に述べた書評は、次のように続く。

 著者が冒頭で記しているように、何より、第一級の理論物理学者であるからだ。20世紀初め、物理学に革命をもたらした相対論や量子論について、日本で最初の論文を発表し議論をリードした。

ここで私は『日本の物理学史 下 資料編』[3] に石原の欧文論文が一編収録されていたことを思い出し、書棚から取り出して見た。

 石原(1881〜1947)が一般的量子条件をウィルソン(W. Wilson)やゾンマーフェルド(A. Sommerfeld)とは独立に見出した論文。

という紹介があって、ドイツ語の論文 [4] が引用されている。同じ論文は、文献 5 にも同様に紹介されている。文献 3 には、石原が和文で書いた2編 [6, 7] も収録されている。

 次いで書評には、「歌人でもあり」とあり、少し飛んで、次の文がある。

 これだけの科学者の名があまり知られていないとは、不思議ですらある。
 妻子ある身での恋愛がスキャンダルになり、42歳で東北帝大教授を退職したこともあるのだろうか。以来、研究からは身を引き、科学を論じ、伝える側に回った。

石原の恋愛事件については、彼の歌人としての活動と合わせて、『ウィキペディア』[8] にやや詳しく記されている。

 書評は、「その生涯と主張は、今日の科学と科学者のあり方にも、大きな示唆を与えてくれる」と結ばれている。読んでみたい一冊である。

文献

  1. 西尾成子, "科学ジャーナリズムの先駆者:評伝石原純," 岩波 (2011).

  2. 辻篤子, "物理学のあり方論じた真の科学者,"『朝日新聞』(2011年11月13日).

  3. 日本物理学会編, "日本の物理学史," 下 資料編 (東海大学出版会, 1978).

  4. J. Ishiwara, "Die universelle Bedeutung des Wirkungsquantums,"『東京数学物理学会記事』, Ser. 2, Vol. 8, pp. 106–116 (1915).

  5. "Twentieth Century Physics," Vol. 1, L. M. Brown, A. Pais and B. Pippard 編 (Institute of Physics, 1995) 所収.

  6. 石原純, "アインスタイン印象記,"『アインスタインと相対性理論』石原純著 (改造社, 1921) pp. 137–160 所収.

  7. 石原純, "地震と科学教育,"『現代の自然科学』石原純著 (1924) pp. 133–152 所収

  8. "石原純,"『ウィキペディア:フリー百科事典』[2011年11月16日 (水) 16:10].

2011年11月17日木曜日

鈴の宮公園の秋色 1 (Autumn Colors in Suzunomiya Park -1-)


 11月12日、堺の鈴の宮公園では、サクラの紅葉はまだ進行中だった。1枚目の写真は公園の西入り口にある道を北側から見たもの。少数の黄色ないし橙色になった葉が逆光中で金色に輝く眺めが好きで、毎年同様な写真を撮っている。2枚目は、この公園の中心である池を西から見た風景。四阿(あずまや)の向こう辺りの池の縁では、釣りを楽しんでいる人をときどき見かける。

In Suzunomiya Park, Sakai, on November 12, turning of cherry leaves into autumn colors was still in progress. The top picture shows the view, from the north, of the foot path at the west entrance of the park. I like the scenery in which a small amount of cherry leaves in yellow or orange is shining in gold against the light. So, I take a photo similar to this each year. The bottom picture shows the perspective, from the west, of a pond at the center of the park. In the edge area of the pond a little beyond a shelter, we sometimes see people who enjoy fishing.

2011年11月16日水曜日

夢の中のように (Just Like in the Dream)


 ウォーキング中に花の写真を撮ることを始めたのは、数年前のことで、最初は主記事に関係なくブログのページを飾るのが目的だった。しかし、最近は花の写真だけを載せることが多くなってしまった。花熱が高じて、夢の中でも、珍しい花を見つけてその写真を撮ろうとしながら、うまく行かない自分を見たりする。

 先日、八田荘公園に、夢とまがうばかりの、この季節にしては珍しい、大きなピンクの花が咲いているのを見た(写真;一枚目は最初に見た位置から逆光状態で撮影。二枚目は反対側の高くなっている地面で、近づいて撮影)。帰宅後、『花おりおり』の9〜12月のページを第1巻から順に見て行き、最後の第5巻でようやく似た花を見つけた(9月の章、p. 104)。それは赤い花だったが、形は私の見たものにそっくりで、「ダリア一重」とあった。ダリアの「品種数は三万を超え、花卉では五指に入ろう」とある。

 後日の追記:その後、写真の植物はコダチダリア(木立ちダリア、キク科)と呼ばれるもので、皇帝ダリアの別名を持つと知った。

A few years ago, I began to take pictures of flowers while walking. The original purpose was to increase the impact of blog pages with photos having no relation to the blog article. These days, however, my blog pages have begun to provide such an impression that its main purpose is to post pictures of flowers. My passion for taking pictures of flowers was so heightened that I often dream a dream of myself trying to get a picture of a rare flower without success.

The other day in Hattaso Park, Sakai, I saw such large, pink flowers that were rarely seen in this season (see the above photos; the top one was shot in the backlit situation as I first saw them; and the bottom one is a closer shot on the other side, where the ground was higher than the first position). After returning home, I browsed the pages of flowers from September to December in the books "Hana Oriori (Flowers in Each Season) Volume 1 to 5." In the last volume (Chapter "September," p. 104), I finally found a red flower, whose shape is quite similar to that of flowers in Hattaso Park. Its name was "single-flower dahlia." There was the following description: The number of varieties of dahlia is more than thirty thousand, probably being among the top five of flowers.

Note added later: I learned that the plant in the photo is called tree dahlia (botanical name, Dahlia imperialis; family, Asteraceae).

2011年11月15日火曜日

キク (Chrysanthemums)


 キク(菊、キク科の属名、またこれに属する種名)。2011年11月12、14日、ウォーキング途中で撮影。

Chrysanthemums, often called mums or chrysanths (genus); botanical name, Chrysanthemum; family, Anthemideae. Photos war taken on my way of walking exercise, November 12 and 14, 2011.

2011年11月14日月曜日

竹林 (The Bamboo Grove)


 わが家から鈴の宮公園へ行く途中、公園にかなり近づいてから二通りの上り坂のどちらかを選ぶことになる。左の坂を選んで進むと、上掲の写真のような竹林が左手に見える。その全体像をカメラに収めたところ、竹林の姿が楕円に近い形をしていて、映像処理ソフトの "matte" メニューを施したかのような感じの写真になった(2011年11月12日撮影)。

On my way to Suzunomiya Park, I have to choose one of two ways upward at a place fairly close to the park. Selecting the left way, I see on my left a bamboo grove as seen in the above photo. The total view of the grove from the road has an oval shape. Thus, the photo looks as if it were treated by the "matte" menu of an image processing program (the photo was taken on November 12, 2011).

 お知らせ (Notice) 消滅した別サイトの記事をアーカイブに復元中。2005年6月分が完成。 (Blog posts at the site that disappeared are now under recovery in archives of this site. The archive of June 2005 is now complete.)

2011年11月13日日曜日

季節外れのオシロイバナ (Four O'clock Flower Blooming Out of Season)


 オシロイバナ(白粉花、オシロイバナ科)。2011年11月10日、ウォーキング途中で撮影。この花は、盛期である夏には夕方に咲いて翌朝にはしぼんでしまい、私のウォーキング時間では、咲いているところを撮影出来ない。しかし、秋には咲いている時間が延びていて、撮影出来た次第である。

Four o'clock flower or marvel of Peru; botanical name, Mirabilis jalapa; family, Nyctaginaceae. Photos were taken on my way of walking exercise, November 10, 2011. Flowers of this plant are at best in summer. In that season, these flowers open in the evening and wither the next morning, so that I was unable to take pictures of them during my walking time. In autumn, however, they are blooming until late morning, and I got the above shots.

2011年11月12日土曜日

リュウゼツランの仲間 (Spanish Dagger)


 アツバキミガヨラン(クサスギカズラ科)。2011年11月10日、ウォーキング途中で撮影。なぜか名前が「君が代」を含む。学校での「君が代」斉唱の強制に反対する私は、日本語表題にこの名を出すことを避けた。

Spanish dagger, moundlily Yucca, Soft-tipped Yucca, Spanish bayonet or sea islands Yucca; botanical name, Yucca gloriosa; family, Asparagaceae. The photo was taken on my way of walking exercise, November 10, 2011. Somehow the Japanese name of this plant atsubakimigayoran includes the word Kimigayo (the title of the Japanese anthem, meaning Emperor's era). I oppose the forcing of singing Kimigayo in school ceremonies. So, I have avoided using this name for the Japanese title of this blog post, writing the words to express "the plant in the same family as agave."

2011年11月11日金曜日

異形かと思えば… (Not An Abnormal Shape)


 先日「まだ咲くわが家のハマユウ」として紹介した花の中に、その後、異形と思われる一輪を見つけた[上掲の写真(2011年11月8日撮影)の左下]。しかし、翌朝見ると、上部に群がっている他の花々と同じ形になってしまっていた。多分、開き始めの形にとどまっている時間が夏期には短いせいで、このような形を経てから、よく見る形になることに今まで気づかなかったのだろう。

Among the flowers I mentioned in the earlier blog post "Still Blooming Crinum asiaticum in Our Yard," I found one in a shape different from normal ones (see the flower at lower left in the above photo, which was taken on November 8, 2011). The next morning, however, I saw it changed into the same shape as the other flowers that were blooming above it. It seems that I saw for the first time the appearance of the flower in the period of just beginning to open. The reason for the fact that this period had escaped my observation until this time is probably that its length is too short to be noticed in summer.

2011年11月10日木曜日

ツワブキ (Leopard Plant)


 ツワブキ(石蕗、艶蕗、キク科)。2011年11月6日、堺市・鳳公園で撮影。

Leopard plant, also known as green leopard plant and ligularia; botanical name, Farfugium japonicum; family, Asteraceae. The photo was taken in Ōtori Park, Sakai, November 6, 2011.

2011年11月9日水曜日

母校を訪れる (Visit to My Alma Mater)


 昨日午後、京大理学部物理学教室を訪れた。私の旧職場の放射線施設を使う共同研究をしている大学院生の担当教授に、実験結果についてのコメントを求められてのことである。思えば、学位取得後も理学部構内へは何度か行ったが、現在の物理学教室の建物に入ったのは初めてである。構内をまっすぐに南北に貫く道に沿うイチョウ並木は、まだ十分には秋色を呈していなかった(写真)。それでも、木々は私の学生時代に比べて、ずいぶん背が高くなっており、その下を歩くのは、いかにも心地よかった。

Yesterday afternoon, I was invited by a professor at Department of Physics, Kyoto University. The purpose was to provide comments on the experiment made by one of his graduate students at the radiation facility of my former work place. I visited the campus of Faculty of Science, Kyoto University, a few times after my getting Dr's degree, but this was the first time to enter the new building of Department of Physics. There is a campus road going straight from the gate to the northern end, and the road is lined with Ginkgo trees (see the above photo). Leaves of the trees were not yet showing full autumn color. However, the trees were much taller than my student days, and I felt it quite pleasant to walk under them.

2011年11月8日火曜日

カエデの紅葉 (Maple Leaves in Autumn Color)


 2011年11月6日、堺市・鳳の大型商業施設前で撮影。

The photo was taken in front of a shopping mall in Otori, Sakai, on November 6, 2011.

2011年11月7日月曜日

わが家のケイトウ (Plumed Cockscomb in Our Yard)


 何年か前に咲いた花の種子がプランターの隅で芽を出し、いま花を見せるまでに成長した。2011年11月6日、わが家の庭で撮影。

One of seeds from a flower a few years ago produced a sprout at the corner of a planter, and the sprout has now grown to display flowers. The photo was taken in our yard, November 6, 2011.

2011年11月6日日曜日

紅葉愛づる虫 (The Insect Appreciating Autumn Colors)


 葉はハナミズキ。虫はハチだろうか。2011年11月6日、ウォーキング途中で撮影。

Leaves are those of flowering dogwood, and the insect is perhaps a bee. The photo was taken on my way of walking exercise, November 6, 2011.

2011年11月5日土曜日

11月の最高気温更新 (New Records of Maximum Temperature in November)


 全国的に晴天になった昨10月4日、鹿児島県伊仙町での29.4度など、西日本を中心に70ヵ所以上で11月の最高気温を記録したという。わが堺市でも26.8度の記録を生んだ。今年は平年よりも大陸側からの寒気が弱いことが理由とされている。(写真は大鳥駅近くの高層住宅の庭園で同日に撮影。)

Yesterday (October 4), it became sunny nationwide. At more than 70 locations mainly in West Japan, the maximum temperature record in November was renewed; for example, 29.4 degrees in Isen-cho, Kagoshima. Our city of Sakai also produced the new record of 26.8 degrees. The reason is attributed to the fact that cold air from the continent is weaker this year than usual. (The photo was taken in the garden of apartment buildings near the Otori station on October 4.)

2011年11月4日金曜日

クロガネモチの実 (Fruits of Round Leaf Holly)


 クロガネモチ(黒鉄黐、モチノキ科)。2011年11月4日、堺市・鳳公園で撮影。

Round Leaf Holly; botanical name, Ilex rotunda; family, Aquifoliaceae. The photo was taken in Ōtori Park, Sakai, November 4, 2011.

2011年11月3日木曜日

まだ咲くわが家のハマユウ (Still Blooming Crinum asiaticum in Our Yard)


 夏が本来の花期であるハマユウの一株が、わが家の庭で11月になってまだ花を咲かせ続けている。さすがに、日光が足りないせいか、茎がかなり折れ曲がっているのだが。2011年11月2日撮影。

Though the flowering season of Crinum asiaticum is summer, a plant of this species in our yard continues to bloom even in November this year. Perhaps because of the lack of sunlight, however, its stalk is quite crooked. The photo was taken on November 2, 2011.

2011年11月2日水曜日

第25回美交会展会場風景 (Scenes of the 25th Bikokai Exhibition)


 写真は、2011年11月2日、美交会展会場で撮影。

The above photos were taken at the venue of the 25th Bikokai Exhibition, November 2, 2011.

2011年11月1日火曜日

第25回美交会展開催中 (The 25th Bikokai Exhibition Being Held)


 表記の展覧会が11月1日から3日まで(10:00〜18:00、最終日は17:00に終了)、堺市役所本館1階エントランスホールで開催中です。写真は会場で撮った私の水彩画、「紅葉七分」(左)と「住吉公園の汐掛道」を改題した「木洩れ日」です。ご来場の上、ご批評をいただければ幸いです。

The 25th Bikokai Exhibition is being held at the entrance hall of the main building, Sakai City Hall, Sakai, until November 3, 2011. The photo shows my watercolors at the exhibition, "Three Fourths Foliage in Autumn Colors" (left) and "Shiokake Road in Sumiyoshi Park" (right; now entitled "Sunlight Filtering through Trees"). We should be glad if you could come to see the exhibition and give us critical comments on our works.