M.Y. 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2010年9月分への感想を9月28日づけで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。青色の文字をクリックすると、言及されている記事が別ウインドウに開く。
1. 郷里・金沢
金沢の街の風景・名所の美しい写真と筆者の描いた絵を添えて、9月13日から15日の3日間が、懐古風にまとめられた旅行記です。A 先生と古くからの友人、合わせて3名の方々と会い、その合間をぬって、ありし日の郷里・金沢を偲ばれたこの旅は、いつまでも心に残るものでしょう。10回の連載には、生活の場としての金沢のよさも紹介され、読んで、見て、楽しいものでした。
昨年米寿を迎えて金沢市などから祝福を受けたA先生[小学6年生のときのクラス担任]は、手術すれば失明の恐れもある厄介なタイプの白内障になり、医療技術の発展を待って手術を見合わせておられるとのことだった。しかし、精神的にはすこぶるお元気で、差し上げた私の自費出版書の内容などを中心に大いに話がはずんだ。
K.T. さんとは、14日にホテルの和食堂で昼食をしながら、共通の友人 Y.A. さんの入院、その他について、2時間ほど話し合った。
高校同期の友人 K.Y. 君とは15日に、ホテルの喫茶室で10時半から12時少し前まで愉快に語り合った。
13日に A 先生の家を辞してから、私の母校・菫台高校まで歩く。高校1、2年生のときに私の住んでいた家が、少し行ったところに、いまもその頃とほとんど同じ形で立っていた。
JR金沢駅東口の「鼓門」、木製で、2005年に完成。その奥に巨大な総ガラス製の半球形天井「もてなしドーム」が続く。旧市街は駅の南東に広がっていたが、最近、北西側の開発が進み、2003年、石川県庁舎もこちら側に移転した。金沢駅の地下道脇に、小さな日本庭園が造られている。これは金沢の街の雰囲気にいかにもふさわしい。
14日には、城下まち金沢周遊バスの1日フリー乗車券を買って、浅野川の縁を散策した。この川は犀川と並ぶ金沢の大きな川の一つで、後者が男川と呼ばれるのに対して、こちらは女川と呼ばれている。私は3~4歳の頃、写真にある天神橋の近くの町に住んでいた。
周遊バスを再度利用して、片町まで行き、犀川大橋を渡ってから、川岸の道へ降りてみる。桜橋と、遠方に白山へとつながる山系が見える。
この他、金沢蓄音機館や天徳院、尾山神社、金沢の中心街、香林坊北側の裏通りを撮った写真もあり、「懐かしい郷里の街を、もっと方々歩きたかったが、今回の金沢旅行の写真はこれで終わりである」と結んでいます。
2. ウォーキング・コースの風景
8月19日から9月12日まで、12回にわたって掲載された夏のウォーキング・コース風景は、私が昔見て、いまは変わっている景色が所々にあり、興味深く拝見しました。貴宅から往復数キロのコースだと思いますが、夏の空遠くに和泉山脈が見える川沿いの道、木の茂る公園、子ども達が遊んでいる広場、竹林、今も残る田圃、普通の町中の道など、変化に富んだ道を、季節により変わる美しさを楽しみながら逍遥され、健康維持に努められるようすが目に浮かびます。
3. About Hobbies, from and to chiamai(9月9日)
「chiamai さんから:こんにちは、ようやく一枚の写真をお見せします。あまりよい出来ではありませんが、私が雨とストレスで眠れない様子がお分かりになるでしょう。
chiamai さんへ:こんにちは、抽象絵画のような雰囲気の芸術的な写真ですね。長い露出をかけて撮ったのですか?
chiamai さんから:親切なお言葉ありがとう。私のカメラで、長い露出ですが、自動設定で撮りました。「普通」の写真も何枚か撮っていますが、このほうが半睡状態で、私を起こした雨に腹を立てている様子がよく表現されています。
chiamai さんへ:分かりました。きょう、御地のとても早い時間にリツイートされたのに気付きました。こちらも、朝から久し振りの雨です。
彼女の写真を開くと、古風な橋を隔てて城のような建物を背景にした真夜中の静かな雨景色(9月8日)がぼかして表現されています。距離と時差を超越した、筆者との簡単な会話のやり取りと、彼女の心象を巧みに表現したこの写真を見ると、不思議な世界に誘われた気がします。
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