2006年5月26日金曜日

湯川ポテンシャル

 5月の「湯川秀樹を研究する市民の会」例会で、世話人の HM 氏から、湯川ポテンシャルが修正クライン・ゴードン方程式の解であることを xyz 座標でチェックする計算の紹介があった。湯川ポテンシャルとは、湯川博士が中間子の存在を予測してノーベル賞受賞の対象となった論文に出てくる、中性子と陽子の間に働く力の場を表す関数で、exp(-λr)/r という形のものである。私は極座標ならば簡単にチェックできることをコメントし、フェルミの教科書にあった解の導出方法の概略も紹介した。その方法について後日 PDF ファイルにまとめたものをこちらでご覧になれる。

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