2009年11月16日月曜日

コギク (Hardy Garden Mum)

 コギク(小菊): 学名 Chrysanthemum morifolium (=Dendranthema morifolium)、キク科キク属の多年草。山野に咲くノギク(野菊)を交配させて様々な栽培菊が生み出されており、これらがコギク(小菊)またはイエギク(家菊)と呼ばれる。日本で改良された園芸品種の総称である。他方、ヨーロッパに渡って改良されたものはスプレー菊と呼ばれている。草丈は40~60センチくらい、開花時期は10、11月、花径は1~3センチくらい(以上 [1] を参考にした)。
 花言葉は「真実」「元気」[2]。

 写真は2009年11月12日、堺市・中の池公園で。

文献

  1. 「小菊(コギク)」, 花図鑑.

  2. 「コギク」, 花言葉・Floword.




 最近、自費出版書を初めて作ったばかりだが、引き続いて次巻の編集に取りかかっている。私は小学校6年生から中学1年生の頃、自分で雑誌風のものを作って遊ぶことが好きだった。いま本作りを楽しんでいるのは、その頃の気持ちへ逆戻りしたのかも知れない。先日記したようにホームページ作りに凝るのも、似たようなものである。先般、絵の展覧会に出品していた元同僚 F 氏も、子どもの頃に秋田県の田舎で見た天の川を、いまは街の光で見えなくなった夜空に上等の望遠鏡を向けて、また見たいと思っていると話していた。

 彼のその思いを聞いて帰った日に読んだ加藤周一の『高原好日』のページに、加藤が夢で一茶と語り合う話があった。その中に偶然にも、「いや、昔はよく見えた富士山もめったに見えなくなりましたね。夜は天の川も見えない。何かが見えるようになったのではなく、昔見えたものが見えなくなったのが、様変わりではないですか」という言葉が出て来た。

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