2009年11月6日金曜日

柿 (Persimmon)

 カキノキ(柿の木): 学名 Diospyros kaki、カキノキ科の落葉樹。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生している。雌雄同株で、5月ごろに白黄色の地味な花をつける。果実は柿(かき)と呼ばれ、秋に橙色に熟す。

 日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから、学名にも kaki の名が使われている。英語で柿を表す "Persimmon" の語源はアメリカ合衆国東部の先住民であるアルゴンキン語族の言葉で「干し果物」を意味する名詞「ペッサミン」であり、先住民がアメリカガキ (Diospyros virginiana L.) の実を干して保存食としていた事実に基づく。

 「柿」・「熟柿」・「木守柿」は秋の季語である。なおこの木守柿とはカキノキになった柿の実をすべて収穫せず、木になったまま残しておく数個の柿の実のこと。「こもりがき」、「きもりがき」、「こまもりがき」、「きまもりがき」と読む。この風習は来年の豊作への祈願であるとも、野鳥のために残しておくともいわれる。(以上 [1] による)。

 花言葉は「慈愛」「自然美」「美しい自然の中に私を埋めよ」「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」[2]。

 『ウィキペディア』の「カキノキ」の項 [1] は、柿の成る季節となって見直されたばかりのようで、昨日の日付がある。写真は2009年11月3日、堺市・鈴の宮公園の近くで。

文献

  1. 「カキノキ」, ウィキペディア日本語版 [2009年11月5日 (木) 11:37].

  2. 「カキ」, 花言葉・Floword.

0 件のコメント:

コメントを投稿