2018年2月10日土曜日

孔子の政治観と現日本の政治 (Confucian Principle of Politics and Politics of Present Japan)

[The main text of this post is in Japanese only.]


さる 2 月 6 日午前、堺市でも雪がちらついた。
In the morning of February 6, 2018, it snowed a little in Sakai City.

孔子の政治観と現日本の政治

 昨 2 月 9 日放送された「NHK 高校講座・国語総合」の講義は、「論語:政治を考える」というテーマだった(講師:東京都立戸山高等学校教諭・渡辺恭子)。『論語』中の「子貢問政。子曰『足食、足兵、民信之矣。』...」という章を学び、「孔子が重視した為政者の心構え」について考えるものである。この講座はインターネットで聞くことも出来(こちら)、「学習メモ」という教材を見ることも出来る。「学習メモ」にある『論語』のこの章の現代語訳を少し書き直して、その内容を紹介すれば、次の通りである。
 子貢が孔子に政治について尋ねると、孔子は「食糧を充分に満たし、軍備を十分に満たし、人民には信頼の心を持たせることだ」と答えた。子貢が「どれかをやむなく取り去る場合には、この三つの中で、どれを先にしますか」と尋ねると、孔子は「軍備を取り去れ」と答えた。子貢が「残り二つの中から、やむなくもう一つ取り去る場合には、どちらを先にしますか」と尋ねると、孔子は「食糧を取り去れ。昔から人は皆死ぬ定めにある。民は信義がなければ、国の存亡を問題にする前に、すでに人間として生きていけないからだ」と答えた。
 いま、日本の政権は、防衛費の極端の増大を行い、平和憲法を変えようとし、疑惑にはまともに答えようともしない。まさに、孔子の考えの逆を行っているといわなければならない。

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