2018 年 10、11 月分「田辺うたごえ喫茶」の会場風景。田辺寄席ニュース『寄合酒』Nos. 752、754 から転載。どちらにも筆者が小さく写っている。
Snapshots of "Tanabe Utagoe Cafe"; reproduced from The Tanabe Yose Newsletter Nos. 752 and 754.
先に岸和田での「みんなで歌う音楽会」に参加していることを書いた(こちら)。実は、さる 10 月から、もう一つのみんなで歌う催しに参加している。その催しは「田辺うたごえ喫茶」という名称で、大阪市阿倍野区の桃ヶ池公園市民活動センターで毎月 1 回開催されている。200 名近く入る会場が毎回ほとんど満席で、会員制ながら、次回の参加をあらかじめ予約しておく必要がある。
同じセンターで開催されている田辺寄席のニュース『寄合酒』の中に、この催しの前回のリクェスト曲一覧、リクェストカードにあったコメント一覧、会場風景写真多数、「今月の歌」のプリントの縮小版、参加者の感想、今後の日程などがプリントされて、毎月送られてくる。私は 11 月に 2 回目の参加をした後、参加者に毎回配られる感想送付用ハガキに、参加することになった経緯を記して送っておいた。それが 12 月 6 日発行の『寄合酒』No. 754 に掲載されたので、ここに引用する[注 1]。
「旅の夜風」は作詞・西條八十、作曲・万城目正で昭和 13 (1938)年にできた、♪ 花も嵐も踏み越えて/行くが男の生きる途 ♪ と始まる歌で、11 月の会でリクェストされた曲の一つである。これを歌う前に司会者兼歌のリーダーが、「この歌ができた時にすでに生まれていた人はいますか」と尋ねて、私を含む数名が手を挙げたことから、投稿者が高齢であることの表現に利用した。投稿には、投稿者の大まかな住所と氏名(希望によって、姓名、姓のみ、または頭文字)が記される。堺市でも旧市内の南端から参加している私は、遠くからの参加者だろうと思っていたが、もっと南の泉大津市や岸和田市からの参加者もいると知った。
私が初参加の時は予約なしで行ったのだが、たまたま空きができていたようで、幸いにも入れてもらえた。この「うたごえ喫茶」に入会(入会金は不要)すると、これまでに出された歌集(A4 版 各20 ページ前後)8 冊と「歌集総目次」をもらえる。1 回の参加費は 1000 円で、飲み物とつまみ付きである。 この催しは 2013 年 4 月に 30 年ぶりに復活してから目下 6 年目で、11 月の会は「復活・第 67 回」であった。この時、参加者数がのべ 1 万人を超え、1 万人目に当たった女性に感謝状と 1 年間無料招待券が贈られた。
NHK テレビで紹介されたことがあり、その後参加者が急増したと聞く。『産経ニュース』にも取り上げられている(「 『歌声喫茶』多様化で脚光 "70 代の青春" 輝き放つ」、2017 年 8 月 23 日付け)。なお、ニュース『寄合酒』に場を貸しているような「田辺寄席」の方が、旧「田辺うたごえ喫茶」から 44 年前に生まれたものだそうである。
注
同じセンターで開催されている田辺寄席のニュース『寄合酒』の中に、この催しの前回のリクェスト曲一覧、リクェストカードにあったコメント一覧、会場風景写真多数、「今月の歌」のプリントの縮小版、参加者の感想、今後の日程などがプリントされて、毎月送られてくる。私は 11 月に 2 回目の参加をした後、参加者に毎回配られる感想送付用ハガキに、参加することになった経緯を記して送っておいた。それが 12 月 6 日発行の『寄合酒』No. 754 に掲載されたので、ここに引用する[注 1]。
ピアノの喜多氏が岸和田で主催されている「うたごえ」の会で、氏の 10 月分活動リストをもらいました。その中に「桃ヶ池センター」があり、岸和田の会と同様のものと思って来てみたところ、主催者は別、参加者が大勢で、驚きました。間違えての参加から、こちらへの参加も決めた私は、「旅の夜風」以前に生まれた一人です。どうぞよろしくお願いします。
「旅の夜風」は作詞・西條八十、作曲・万城目正で昭和 13 (1938)年にできた、♪ 花も嵐も踏み越えて/行くが男の生きる途 ♪ と始まる歌で、11 月の会でリクェストされた曲の一つである。これを歌う前に司会者兼歌のリーダーが、「この歌ができた時にすでに生まれていた人はいますか」と尋ねて、私を含む数名が手を挙げたことから、投稿者が高齢であることの表現に利用した。投稿には、投稿者の大まかな住所と氏名(希望によって、姓名、姓のみ、または頭文字)が記される。堺市でも旧市内の南端から参加している私は、遠くからの参加者だろうと思っていたが、もっと南の泉大津市や岸和田市からの参加者もいると知った。
私が初参加の時は予約なしで行ったのだが、たまたま空きができていたようで、幸いにも入れてもらえた。この「うたごえ喫茶」に入会(入会金は不要)すると、これまでに出された歌集(A4 版 各20 ページ前後)8 冊と「歌集総目次」をもらえる。1 回の参加費は 1000 円で、飲み物とつまみ付きである。 この催しは 2013 年 4 月に 30 年ぶりに復活してから目下 6 年目で、11 月の会は「復活・第 67 回」であった。この時、参加者数がのべ 1 万人を超え、1 万人目に当たった女性に感謝状と 1 年間無料招待券が贈られた。
NHK テレビで紹介されたことがあり、その後参加者が急増したと聞く。『産経ニュース』にも取り上げられている(「 『歌声喫茶』多様化で脚光 "70 代の青春" 輝き放つ」、2017 年 8 月 23 日付け)。なお、ニュース『寄合酒』に場を貸しているような「田辺寄席」の方が、旧「田辺うたごえ喫茶」から 44 年前に生まれたものだそうである。
注
- プリントされたバージョンでは、3 カ所ほど原稿に手が加えられていた。それらの変更は事実と異なるようなものだったので、ここでは原稿通りに戻して引用する。
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