わが家の庭のシュウメイギクの花の数が増えた。2019 年 10 月 18 日撮影。
Many flowers of Japanese anemone bloomed in my yard; taken on October 18, 2019.
N・T 氏へのメール -3-:趣味のことなど
2019 年 10 月 1 日
N・T 様
8 月 25 日付けのメールで、「漱石関係の記事を集めた URL は、修正が完了したことをお知らせしたあとにでもご覧いただければ」と書きながら、また、修正は早くに完了しながらも、雑事に紛れて、お知らせが遅れてしまいました。下記の URL で、私のブログ中の漱石について書いた文をまとめてご覧になれます。
https://ideaisaac2.blogspot.com/search/label/Sōseki
全部で 26 件あり(連載の 1 回分も 1 件と数えて)、早い方の 6 件は、最初にまとまって出る 20 件の末尾右下にある「前の投稿」という文字をクリックすると出て来ます。漱石について触れてあるのが記事のごく一部でしかないものもありますが、悪しからずご了承ください。
上記の雑事の一つは、来たる 10 月 21 日から 25 日まで堺市役所本館エントランスホールで開催される無審査の美術展に出品する水彩画に取り組んでいたことで、9 月 16 日に完成し、それに関する記事を
https://ideaisaac2.blogspot.com/2019/09/my-watercolor-mt-poroshiri.html
に書いております。それと前後して、昨年の台風 21 号による屋根や樋の破損(屋根はスレートが何枚も剥がれましたが、下地がしっかりしていて雨漏りするまでには至りませんでした)の修理を依頼してあったのがようやく実施されることになり、業者が何日も出入りするという事態もあった次第です。
とりあえず、漱石関係記事修正終了のお知らせまで。
T・T
2019 年 10 月 2 日
N・T 様
長文のご返信、ありがとうございました。絵や文について褒めて下さいましたが、いずれも恥ずかしいもので、恐縮です。
絵は子供の頃に描くことが好きでしたが、勤務中はずっと遠ざかっていて、定年退職後も少し遅れて 2003 年から再開しました。といっても、「幌尻岳」と同じサイズの水彩画は 1 年に 1、2 枚(近年はもっぱら 1 枚だけ)しか描きません。それらの絵のイメージは
https://ideaisaac2.blogspot.com/search/label/watercolor
で、まとめてご覧いただけます(同じ絵についてダブって書いている記事もあります)。写真を見て描くと、細部にとらわれ過ぎて、写真の真似にしかならず、そこから脱却したいと思いながら、なかなか出来ません。
「非人情」の「英訳」を "hi-ninjo" とするご提案は、なるほどと思いました。先生も那美さんが浴場へ入って来た場面が印象的だったとは嬉しいです。子規や内田百間などもお読みのようで、先生のご趣味の広さに感服しました。
シェークスピアのお話がありましたが、私は少しばかりシェークスピア・ファンでもあります。大放研時代にカナダのハミルトンで開催された国際会議に参加した折、エクスカーションとして、近くの(といっても、バスで 1 時間以上走ったでしょうか)Stratford という、シェークスピア生誕の地に因んで名付けられた市で『オセロ』の上演を夜に見る催しがあり、それに参加したことがきっかけとなりました(日本からの他の会議参加者はほとんどその催しには行っていなかったようです)。
その後、ロンドン・シェークスピア・グループの日本公演が大阪でも行われることに気づき、セリフが十分には聞き取れないにも関わらず、1980 年の『ベニスの商人』、1986 年の『ハムレット』を見に行きました。同じ頃に、NHK 教育テレビで BBC 制作の『シェークスピア劇場』が数年にわたって放映され、そのテキストを全巻揃えましたが、これは、あまり見たり読んだりは出来ませんでした。
なお、「研究論文の引用に関して英国人が総じてフェアーであること」を書かれたという、物理学会誌のご論文は、「忘れられた論文 : 金属における量子干渉効果を予言した Chambers–斯波–福山理論をめぐって」日本物理学会誌 62 (6), 449 (2007) ですね。CiNii での検索で書誌情報は出て来ましたが、本文へのリンクはありませんでした。私が物理学会誌に投稿した文は、すべて「会員の声」欄掲載のもので、以前は掲載から 1、2 年経ったものは CiNii で公開されていましたが、今はやはり本文へのリンクがありません[注 1]。
いずれまた、趣味の話などでの交流ができれば幸いです。
T・T
[注]
2019 年 10 月 1 日
N・T 様
8 月 25 日付けのメールで、「漱石関係の記事を集めた URL は、修正が完了したことをお知らせしたあとにでもご覧いただければ」と書きながら、また、修正は早くに完了しながらも、雑事に紛れて、お知らせが遅れてしまいました。下記の URL で、私のブログ中の漱石について書いた文をまとめてご覧になれます。
https://ideaisaac2.blogspot.com/search/label/Sōseki
全部で 26 件あり(連載の 1 回分も 1 件と数えて)、早い方の 6 件は、最初にまとまって出る 20 件の末尾右下にある「前の投稿」という文字をクリックすると出て来ます。漱石について触れてあるのが記事のごく一部でしかないものもありますが、悪しからずご了承ください。
上記の雑事の一つは、来たる 10 月 21 日から 25 日まで堺市役所本館エントランスホールで開催される無審査の美術展に出品する水彩画に取り組んでいたことで、9 月 16 日に完成し、それに関する記事を
https://ideaisaac2.blogspot.com/2019/09/my-watercolor-mt-poroshiri.html
に書いております。それと前後して、昨年の台風 21 号による屋根や樋の破損(屋根はスレートが何枚も剥がれましたが、下地がしっかりしていて雨漏りするまでには至りませんでした)の修理を依頼してあったのがようやく実施されることになり、業者が何日も出入りするという事態もあった次第です。
とりあえず、漱石関係記事修正終了のお知らせまで。
T・T
2019 年 10 月 2 日
N・T 様
長文のご返信、ありがとうございました。絵や文について褒めて下さいましたが、いずれも恥ずかしいもので、恐縮です。
絵は子供の頃に描くことが好きでしたが、勤務中はずっと遠ざかっていて、定年退職後も少し遅れて 2003 年から再開しました。といっても、「幌尻岳」と同じサイズの水彩画は 1 年に 1、2 枚(近年はもっぱら 1 枚だけ)しか描きません。それらの絵のイメージは
https://ideaisaac2.blogspot.com/search/label/watercolor
で、まとめてご覧いただけます(同じ絵についてダブって書いている記事もあります)。写真を見て描くと、細部にとらわれ過ぎて、写真の真似にしかならず、そこから脱却したいと思いながら、なかなか出来ません。
「非人情」の「英訳」を "hi-ninjo" とするご提案は、なるほどと思いました。先生も那美さんが浴場へ入って来た場面が印象的だったとは嬉しいです。子規や内田百間などもお読みのようで、先生のご趣味の広さに感服しました。
シェークスピアのお話がありましたが、私は少しばかりシェークスピア・ファンでもあります。大放研時代にカナダのハミルトンで開催された国際会議に参加した折、エクスカーションとして、近くの(といっても、バスで 1 時間以上走ったでしょうか)Stratford という、シェークスピア生誕の地に因んで名付けられた市で『オセロ』の上演を夜に見る催しがあり、それに参加したことがきっかけとなりました(日本からの他の会議参加者はほとんどその催しには行っていなかったようです)。
その後、ロンドン・シェークスピア・グループの日本公演が大阪でも行われることに気づき、セリフが十分には聞き取れないにも関わらず、1980 年の『ベニスの商人』、1986 年の『ハムレット』を見に行きました。同じ頃に、NHK 教育テレビで BBC 制作の『シェークスピア劇場』が数年にわたって放映され、そのテキストを全巻揃えましたが、これは、あまり見たり読んだりは出来ませんでした。
なお、「研究論文の引用に関して英国人が総じてフェアーであること」を書かれたという、物理学会誌のご論文は、「忘れられた論文 : 金属における量子干渉効果を予言した Chambers–斯波–福山理論をめぐって」日本物理学会誌 62 (6), 449 (2007) ですね。CiNii での検索で書誌情報は出て来ましたが、本文へのリンクはありませんでした。私が物理学会誌に投稿した文は、すべて「会員の声」欄掲載のもので、以前は掲載から 1、2 年経ったものは CiNii で公開されていましたが、今はやはり本文へのリンクがありません[注 1]。
いずれまた、趣味の話などでの交流ができれば幸いです。
T・T
[注]
- 日本物理学会誌に掲載の論文や記事は CiNii に代わって J-Stage サイトで掲載作業進行中であることが、その後分かった。同サイトの『日本物理学会誌』巻号一覧ページはこちら。
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