表記シンポジウムで湯川博士のノーベル賞論文第1章を解説するE氏。氏は論文解説グループの「隊長」と呼ばれている。
昨3月4日(日)午前11時から午後5時まで、中之島の大阪市立科学館において、湯川秀樹を研究する市民の会(湯川会)・大阪市立科学館・大阪市立科学館友の会主催の「市民による湯川秀樹生誕100年シンポジウム」が開催され、約80名が参加した。シンポジウムのキャッチコピーは「よっしゃ!! わかった!? 中間子論!!」。
湯川会は、2005年12月から4回の準備会を重ねて、2006年4月に正式に発足し、11回の例会と1回の特別勉強会を経てシンポジウム開催にこぎつけた。私は第3回準備会から参加し、K氏とともにアドバイザー役を勤めた。
午前の部「湯川理論の生まれた時代、湯川の業績」では5つ、午後の部前半「湯川理論の理解のために」では6つ、午後の部後半「湯川理論を理解する」では同じく6つの発表が行われ、参加者の方がたからの鋭い質問も多くあった。半ば自画自賛になるが、素人たちによるものとは思えないほど立派なシンポジウムが出来たといえよう。
湯川会では、このシンポジウムの成果に磨きをかけて出版を行なうための作業を続けることになる模様である。
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