2009年10月22日木曜日

タチツボスミレ (Violet)

 タチツボスミレ(立坪菫): 学名 Viola grypoceras、スミレ科スミレ属の多年草。日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つ。丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。タチツボスミレとスミレは、次の点で違いが見分けられる。
・タチツボスミレ V. grypoceras A. Gray
茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくようになり、丸っこいハート形。花は薄紫。
・スミレ Viola mandshurica W. Becker
茎は地中で短く、立ち上がらない。葉はすべて根出し、細長い矛型。花は濃い紫(以上 [1])。
 花言葉は「つつましい幸福」「誠実」[2]。

 写真は、さる4月A旅行社主催のバス旅行「三多気(みたけ)の桜と坂本小屋のあまご料理」に参加した折に、あまご料理店・坂本小屋で分けてもらったタチツボスミレ(上に引用した見分け方から、スミレでなく、タチツボスミレだと思う)。来年の春を待たないで、一輪の花を咲かせた。2009年10月20日撮影。

文献

  1. 「タチツボスミレ」, ウィキペディア日本語版 [2009年9月25日 (金) 14:36].

  2. 「タチツボスミレ(立坪菫)、薄紫色の可愛い花」, 花々のよもやま話 (2008年4月7日).

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