2014年3月18日火曜日

2014年2月分記事へのエム・ワイ君の感想 (M.Y's Comments on My Blog Posts of February 2014)

[The main text of this post is in Japanese only.]


ジンチョウゲの花が咲き始める。2014 年 3 月 17 日、わが家の庭で撮影。
Flowers of winter daphne have begun to bloom. The photo was taken in my yard on March 17, 2014.

2014年2月分記事へのエム・ワイ君の感想

 M・Y 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2014 年 2 月分への感想を 2014 年 3 月 17 日付けで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。



1. 暮らし二題

ウォーキング見合わせ

 「昨 2 月 26 日午前、東北から中国地方にかけての 10 府県で、大気中の汚染物質 PM 2.5 の濃度の比較的高い値が観測され、日平均濃度が国の指針を超えるおそれがあるとして、注意を喚起する情報が出された。当地、堺でも午後の空は 1 枚目の写真のように、晴天にもかかわらず灰色になり、ウォーキングを見合わせた」と述べ、26 日当日の空と翌日の雨が降ったり止んだりした趣のある空と比較し掲載しています。時宜を得て、見て分りやすい報告だと思いました。

当地では 26 日の空も普通の空でしたが、TV ニュースで灰色の空を見て、これからますますひどくなって行く前兆かと思いました。中国ではこの公害問題は看過できない問題となっていて、これも後日の TV 放送で知りましたが、地方政府は公害を引き起こす企業の工場を前触れもなく、次々と強制破壊し、工場主や仕事を失った勤め人が路頭に迷っていました。これに対し一部の人は、私腹を肥やした罰だと賛意を唱えていたようです。わが国は公害を乗り越えてきた貴重な技術で支援できることが多いと思いますが、中国政府はここまで来ている喫緊の課題にどう対処するのでしょうか。

記入もれ

 「雨の中を、署名捺印して税務署へ送り返す確定申告の訂正書を投函に行った。先日、税務署から電話があり、何事かと思えば、送付した確定申告書に『記入もれがあります』とのことだった。[新しく出来た『復興特別所得税額』][…]記入の手引書にはとくに注意を引くようには書いてなかった。『記入もれ』の人は多かったのではないだろうか」と述べられています。

 「記入もれ」の人は云々は、さもありなんと、今回の「平成 25 年分確定申告の手引き」を読み返しますと、タイトルが「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き」となっており、適用される主な改正事項の第 1 項に「25 年から 49 年各年分については、復興特別所得税と併せ申告・納付することとされています」と明記されていました。期間が長いことを改めて知った次第です。これから察するに、復興は今後 25 年間かかって完了すると政府は考えていることになります。

 朝日紙の 3 月 13 日社説に、「復興予算 無理な執行は禁物だ」との見出しで、「東日本大震災の復興予算は 5 年で、25 兆円におよぶ。被災地以外への流用がすでに問題になったが、被災地では予算が使い切れず、先送りしている実態が分った」とし、「これまで明らかになったマンパワーなどの制約条件や事業執行の厳しさを踏まえ、柔軟な対応を検討し、被災自治体に『焦らなくてもいい』というメッセージを送るべきだ。それが増税で賄われた資金の有効な使い方につながる」と結んでいます。至極もっともなことです。

 復興税に関しては、企業からの徴集(預金金利、株式・投資信託の配当などにかかる源泉徴収額も含む)と個人にかかる復興特別所得税などの各種税源でどれだけの復興資源が徴集されるかについて、この貴重な資金の無駄使いを無くし有効活用に資するために透明性をもって明らかにし、大災害を効果的に復興し、25 年後にはこの偉大なる復興の実績を世界にも発信して貰いたいものです。

2. またも雪景色

 「2 月 14 日から 15 日にかけて、先週と同様、本州南岸を進む『南岸低気圧』が太平洋側の広い範囲に雪をもたらし、関東甲信の内陸部では記録的な大雪となっている。昨日は、当地、堺でも昼頃まで雪が降っていた。ひと冬に三度も雪景色が見られるのは、この辺りでは珍しいことである」と報じられています。

 当地逗子では何年来の大雪となり、15 日の朝には止み、家の周りで最大の積雪は 32 cm ありました。鉄道は一部不通の路線はあったものの、何とか間引き運転で運行していました。路線バスが 15 日(土)早朝から 16 日(日)の午前中まで不通となりました。これがウイークデイでなかったことは幸いでした。

 後日、なぜ記録的な大雪となったのか、低気圧の進路・寒気の南下…大雪悪条件が重なった、温暖化間接的に影響か(北極の海氷が減って大気の水蒸気の供給が増え、北極付近で低気圧ができやすくなり、それに押される形でシベリア高気圧が南に広がり、日本付近に寒気が張り出した)など、新聞紙上で解説されています。家屋の倒壊、住民の孤立、ビニールハウスの倒壊による、ブドウ樹の折損、野菜生産の損害など甚大な災害をもたらした大雪でした。夏は記録的な暑さ、冬は大雪、世界的にも異常気象が頻発する地球となってきたことは現実です。世界が一つになって原因を究明し、必要な対策を立てる必要がありましょう。

3. バス旅行「ターナー展と淡路ラン展」1~3、愛知・岐阜への旅1~4

 冬の寒さ厳しい折、奥様とお二人で日帰りバス旅行や、愛知・岐阜への個人旅行を楽しまれ、日をおかず旅便りをまとめられるお元気さと手際よさに感心しながら、興味深く読ませていただきました。

 「ターナー展と淡路ラン展」では 17 名の参加者中男性一人とは意外でした。「会場前の写真にある看板において、左は『チャイルド・ハロルドの巡礼—イタリア』、右は『ヴェネツィア、嘆きの橋』と題するターナーの絵のそれぞれ一部分が使われている。夏目漱石の小説『坊ちゃん』の中で、主人公とともに釣りに出かけた教頭の赤シャツと野だいこが、瀬戸内海に浮かぶ島の松を見て『ターナー島』と名付けている。このことから、松を描いたターナーのいくつかの作品中のどれかを漱石がロンドンで見た可能性があるとして、その有力な候補になっているのが前者である」と、あります。私は中学 2 年の時、教科書で『坊ちゃん』を習い、その絵を見ることなくターナーという画家の名を知りました。淡路のラン展の色々な美しいランに目を見張りました。

「愛知・岐阜への旅」は予定外の映画鑑賞などあり、旅物語としても大変うまく構成されています。「映画『小さいおうち』と失われたヒマラヤ美術館」という副題が印象的です。「私は 1982 年に大連嶺前小学校での恩師・松本貞夫先生にそこへ連れて行って貰った。三岸節子の作品を中心に、三岸好太郎、杉本健吉、梅原龍三郎らの絵も集めてあり、感じのよい美術館だった」という追憶から始まり、「私が訪れたときのパンフレットには、杉本健吉の『西の京』という作品の写真があるが、それは今回、杉本美術館で見た」と、ヒマラヤ美術館の盛衰の物語を前日の『杉本健吉没後 10 年記念作品展 III (1951~2004):生涯現役』と『僕を描く僕がいる』展の鑑賞に結びつけています。

「第二日目は月曜日で、美術館などは全て休館である。そこで、JR 名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで、山田洋次監督の映画『小さいおうち』を見た、原作は中島京子による同題名の直木賞受賞小説である。楽しめる筋の中に、背景の時代を通して今の時代を考えさせる方向へ人々を穏やかに導く山田監督の製作態度がすばらしいと思った」とのこと。2 月 17 日の新聞で『小さいおうち』に出演した黒木華子さんがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞という記事を目にしました。途中でスケッチを描かれたり、リフレッシュされた楽しい旅であったと拝察します。

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