2015年12月28日月曜日

2015 年 8 月 31 日〜12 月 5 日分記事への M・Y 君の感想 1 (M.Y's Comments on My Blog Posts from August 31 to December 5, 2015 -1-)

[The main text of this post is in Japanese only.]


わが家の庭のネリネが、例年よりかなり早く花咲いた。2015 年 12 月 9 日撮影。
Nerine in my yard has bloomed pretty early than usual. The photo was taken on December 9, 2015.

2015 年 8 月 31 日〜12 月 5 日分記事への M・Y 君の感想 1

 M・Y 君から "Ted's Coffeehouse 2" の表記期間の記事への感想を 2015 年 12 月 26 日付けで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。(M・Y 君の感想には「筆者」の語が多く出てくる。この語は文を書いている自分自身を指す場合にも用いられるが、ここでは感想の対象になっているブログの著者 T・T を指していることに留意されたい。)



1. 2015 年 9 月 8 日付け記事:『水彩画とキルト 親子展』

 表題の記事には、それに先立つ「『水彩画とキルト 親子展』のお知らせ」という記事への私の感想が紹介されています。私はこの親子展の開催初日に出かけ、展示を鑑賞しましたので、表記の記事の続きとして、下記のようにまとめることにします。

 筆者の絵については、ウェブサイト "IDEA & ISAAC" 中の "Photos & Pictures" で、スケッチブックに描かれたものを以前から拝見していました。本格的な絵としては、東京で毎年開催されていた大連嶺前小学校同窓生の美嶺展に筆者が出展され始めた 2003 年に妻と出かけ、筆者とお会いして鑑賞した作品『初夏の教会』と『盛夏の美術館』が始めてでした。スケッチと違い本格的に描かれた絵に接し、その腕前に感心したことが印象に残っています。

 私が親子展に出かけた初日の午前には、筆者は友人たちと大阪駅前で落ち合い、2 時頃に彼らを案内して会場に来るとのことでしたので、その前に展覧会を見ておこうと、1 時頃会場に着きました。ギャラリー風雅に入ると、入口近くに親子お二人の共通のテーマのドクダミの花の作品(筆者の作品題名は『草の根の力』)が並んでいて、よく考えられたテーマの作品だと目を見張りました。後刻筆者から伺いましたが、最初お嬢様の作品があり、筆者は花の基本的な構図が似るように描き上げたとのことで、これらは一対の作品としてお客さまを温かくお迎えしているようでした。

 奥様にご挨拶し、お嬢様もお見えになり、お二人でキルトの各作品の説明をしながら案内して下さいました。作品の複雑な図柄の配置、色の合わせ方や縫い付け方など、詳しく教えていただきました。積み重なる経験を基に、時間をかけ忍耐強く作りあげられた大中小各種の多くの作品を一つひとつ観賞し、深く感銘しました。お嬢様のお子様二人が共にスポーツ(ご長男が水泳、ご次男が野球)をやられ、このことをテーマにした大型の作品も並んでいました。筆者が英語で題名をつけたとのことでした。筆者の絵について、奥様は「最近作風が変わり、少し絵らしい絵になってきた」とおっしゃいます。過去の対象は街や建造物などが多く、最近の対象は木々の多い風景や植物になっているようです。前者は緻密さが必要であり、後者は描くのに自由度があり、この自由度を利用した方がいわゆる絵らしい絵になるのではなかろうかと思いました。

 筆者の高校 2 年生の時の創作『夏空に輝く星』には、絵を描くことが好きな高校生の主人公が登場しています。その後ブログでスケッチなどを見、かつ本格的な水彩画を上記の機会に拝見し、観察が鋭く、構図がよくまとまって色彩も美しい絵が、筆者のたどり着かれた境地の作品であろうと受け止めていました。お嬢様のキルトを基に描かれたドクダミの絵は確かに画風を異にする傑作だと感じました。創作の自由度が広がればこのような絵も描かれるのかと思った次第です。

 筆者の出展作品については、2015 年 8 月 31 日付け記事「『親子展』(2015.9.10〜13)出品の私の水彩画 -1-」に『初夏:カトリック芦屋教会』(2003年)、『盛夏:京都市美術館』(2003年)、『レンガ造り:大阪市中央公会堂』(2004年)の作品イメージとともに、「来る 9 月 10 日から大阪・上本町西の「ギャラリー風雅」で、長女と私は『親子展』を開催する。そこに出品する私の水彩画のイメージを、数回に分けて本ブログに掲載する」と案内されたのを初めとして、6 回にわたり全作品がブログに掲載されています[引用者の注:ここをクリックすると 6 回分の記事が、逆純ですが、先頭に連なって出ます]。また 9 月 23 日付け記事の「『水彩画とキルト 親子展』会場風景」から始まり、4 回にわたって会場風景の写真が掲載されており、親子展の詳細がよく分かるようになっています。[引用者の注:会場風景の写真は、娘のブログ記事により多く載せてあります。]

 筆者の傘寿を記念して、お嬢さまが企画された親子展を一家協力して成功裡に実施されたこは、大変喜ばしいことであり、楽しい一時を過ごさせていただきました。知己・友人の来場へのご対応のある中、私と歓談できる機会を設けるため、時間を割いて近くの喫茶店に案内もして下さり、ありがとうございました。(つづく)

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