2015年12月30日水曜日

2015 年 8 月 31 日〜12 月 5 日分記事への M・Y 君の感想 3 (M.Y's Comments on My Blog Posts from August 31 to December 5, 2015 -3-)

[The main text of this post is in Japanese only.]


コバノセンナ。下の M・Y 君の文に紹介されている記事を書いた翌日の 10 月 14 日、今度は日陰の花を撮影した。
Climbing cassia, taken on October 14, i.e., the next day of the day I posted the blog article quoted below by M.Y. This time, subjects were not in sunshine but in shadow.


今年わが家のプランターに咲いたグラジオラス・ムリエラエの 3 番目の花。
11 月 6 日に撮影。
The second flower of Gladiolus murielae that bloomed in a planter of my home this year. The photo was taken on November 6, 2015.

3. 花の名の同定

 「コバノセンナ」(10 月 13 日掲載)と「グラジオラスが咲く」(10 月 29 日掲載)で、花の名前をインターネットによって調べ、手際よく同定されているのに感心しました。

 「コバノセンナ」では、
 近くの笠池公園(堺市)に、いままでに見たことのない黄色い花が、木の小枝に房状になって咲いていた。近寄って見ると、一つの花は直径 3 cm ほどで、2 本の雄しべが大きく、八字ひげをたくわえた顔のようである。帰宅後インターネットで調べると、「コバノセンナ(小葉のセンナ)」という名と分かった。
と書かれています。これだけの情報で、コバノセンナと同定されたということに感心しました。私もこの花を初めて見ました。

 私と妻が、かって山道をドライブしていた時、妻が道路の下の茂みに黄色で房になって咲いている花を見て、「葉っぱは藤にに似ているが、マメ科植物と思う。藤の房を逆さにしたように咲く黄色の花」と姉に電話しました。植物図鑑で調べたのでしょう。しばらくして「ジャケツイバラ」ではなかろうかと教えてくれました。確かにジャケツイバラでした。

 「グラジオラスが咲く」では、
 わが家のプランターに咲いたグラジオラス・ムリエラエ。2015 年 10 月 29 日撮影。
 長年の間、葉ばかりが伸びていたプランターのグラジオラスに花が咲いた。グラジオラスといえば、夏に縦一列に幾つもの赤系統の花をつけるものという観念がある。ところが、この花は縦にはつながらないで、横にも一つのつぼみをつけて、うつむき加減に、秋も深まってから咲き、芳香を放っている。それで、これは何か別の植物だったのかと思い、インターネットで似た花の写真を探したところ、やはりグラジオラスだった。学名は Gladiolus murielae、英名は Abyssinian gladiolus、fragrant gladiolus など。原産地はエチオピア。こちらに英文の説明がある。撮影には、プランターの手前の端に別のプランターをかませて、花の中心を見やすいように工夫した。
と書かれています。元記事の 「こちら」をクリックして花の写真を眺めると、普通見かけているグラジオラスと違い、一輪咲きの筆者の庭に咲いている花と同じ花の写真がありました。別名 Acidanthera bicolor(2 色のアシダンセラ)ともいわれると述べられています。

 私の庭にも、買った土にたまたま一個の球根が潜り込んでいて、芽が出たアシダンセラ(この花も姉が名前を教えてくれました)が株を増やし群生し、夏の初めに可憐な白い花が美しく咲きます。グラジオラスもアシダンセラもアヤメ科です。今年は異常気象で秋が長く、遅い時期にこのグラジオラスの花が咲いたものと考えられます。筆者がグラジオラス・ムリエラエ嬢と愛称でいわれる可憐な花が、来年の夏にも咲くことを期待します。

 [引用者の注:インターネットで「アシダンセラ」を検索すると、出てくる写真はいずれもわが家に咲いたグラジオラス・ムリエラエ (Acidanthera bicolor) と同じ花をつけたものです。Y 君の庭のアシダンセラは、「可憐な白い花」ということですから、グラジオラス・ムリエラエのように白い花弁の中心部分が深紅色という "bicolor" ではない、単色のものでしょうか。](つづく)

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