金沢の「辻家庭園」での写真。
1 枚目:本館内の群青の間。四周の壁が絢爛豪華なコバルトブルー(群青)仕上げ。群青色は、現在再現の困難な青金石(ラズライト)を主成分とする石(ラピスラズリ)を色素としたもの。
2 枚目:本館内のゲストルームの一つ。
3 枚目:本館内の離れから見た庭園の一部。
4 枚目:同上の場所から見た別館への通路(左端から前方へ延びて右へ折れる屋根の部分。スカイブリッジと呼ばれる箇所とその前後のエスカレーターを含む)と、その向こうに広がる風景。犀川を隔てて、金沢の市街と遠方の山々も見える。
Photos taken at Tsujike-teien (Tsuji Family Garden) in Kanazawa:
1st; Gunjō-no-ma (ultramarine room) in the main building.
2nd; One of guest rooms in the main building.
3rd; Part of the garden seen from a detached room in the main building.
4th; The passage to an annex and the scenery beyond of the Sai-gawa River, the city area, and mountains.
わが家の例年の行事である金沢での墓参に、今年はさる 7 月 13、14 日に出かけた。昨年と同じく、長女夫妻が同行してくれた。いつもは、初日に野田山墓地と、寺町と野町の寺での墓参を済ませるのだが、今回は、二つの寺を訪れるのを二日目に回して、野田山墓地での参拝の後、寺町 1 丁目にある辻家庭園(前田家家老横山家迎賓館)の鑑賞に赴いた。同庭園は、平日は正午から、土・日曜日と祝日は午前 10 時から見学できると書いたウェブページがあり、二日目は土曜日だったので、その午前に鑑賞することも考え、金沢へ到着後電話で確認した。すると、 14 日(土)は付属の結婚式場使用のため見学はお断りとのことだったので、このような計画になった。しかし、私たちの行動の順路からしても、この日程は良好だった。
辻家庭園(結婚式場としての役割を中心にしたホームページはこちら)は、昨年の墓参時に見学した玉泉園(西田家庭園)と同じく、その所有者が私と高校同期の才媛 S・T さんの親戚に当たり、ここが公開されていることは、昨年彼女から教えて貰った。見学者用のリーフレットによると、2004 年に庭園が金沢市指定文化財に、また同年に母屋、表門と塀が国指定登録有形文化財に指定されており、公開は 2013 年 12 月に開始されている。庭園の設計は、京都南禅寺界隈に多くの別荘などの庭園を手掛けた七代目・小川治兵衛による。「北陸の鉱山王」として知られた横山家が大正中期に尾小屋鉱山の経営の行き詰まりから庭園を分売したため、現在はその中心部しか残されていないとのことである。見学中に撮影した写真の一部を上に掲載した。残りは次回の記事で紹介する。(つづく)
辻家庭園(結婚式場としての役割を中心にしたホームページはこちら)は、昨年の墓参時に見学した玉泉園(西田家庭園)と同じく、その所有者が私と高校同期の才媛 S・T さんの親戚に当たり、ここが公開されていることは、昨年彼女から教えて貰った。見学者用のリーフレットによると、2004 年に庭園が金沢市指定文化財に、また同年に母屋、表門と塀が国指定登録有形文化財に指定されており、公開は 2013 年 12 月に開始されている。庭園の設計は、京都南禅寺界隈に多くの別荘などの庭園を手掛けた七代目・小川治兵衛による。「北陸の鉱山王」として知られた横山家が大正中期に尾小屋鉱山の経営の行き詰まりから庭園を分売したため、現在はその中心部しか残されていないとのことである。見学中に撮影した写真の一部を上に掲載した。残りは次回の記事で紹介する。(つづく)
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