さる18日(木)、姫路で18時30分から開かれた同市とその周辺在住の京大同窓生の会「姫路京友会」総会で、25分間の講演をするために出かけた。現在、同会副会長の一人を務める、学生時代からの親友 A 氏に頼まれたものである。演題は「科学と文芸:湯川博士の場合」とした(その概要は、[1] に英文で記してある)。参加者77名で、最後に「琵琶湖周航の歌」[2] と「逍遥の歌(紅萌ゆる丘の花)」[3] [4] を一同で歌い、21時に解散という、賑やかで盛大な会合だった。
なお、[3] と [4] で歌われている曲は、最初の部分にわずかの相違があるが、私の着席したテーブルで、まさにこの相違が話題になっていた。年配の方々によれば、前者が正調とのことだった。
その夜、A 氏の世話で姫路駅南のホテルに宿泊し、翌朝、窓から姫路城の見える風景をスケッチした(上のイメージ)。午前11時に A 氏夫妻とホテルを出発し、 A 氏宅に寄ったあと、別のホテルで、A 氏夫妻が親しくしている中国の W さん(二児をかかえて神戸外大・博士課程在学中)を交えて昼食。続いて姫路文学館の喫茶室で、A 氏長女夫妻も加わって団らんした。さらに、二階から姫路城が正面に見える抹茶ソフトクリームの店でもご馳走になるなど、大歓待にあずかり、家にたどり着いたのは午後6時半だった。
文献
"Effects of Chinese Classic Literature on H. Yukawa's Work", Femto-Essays (January 24, 2010).
琵琶湖周航の歌, 歌・倍賞千恵子.
紅萠ゆる岡の花, 歌・森繁久彌.
紅もゆる, 歌・加藤登紀子.
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