2010年5月31日月曜日

大仙公園の日本庭園 (The Japanese Garden of Daisen Park)

 昨日は、一昨日に続いて好天気。家にじっとしているのが惜しく、午前中、二駅区間を電車に乗り、大仙公園へ行く。いまは特に何の花が咲いているのでもなく、緑の中を歩き回る。日本庭園に後期高齢者保険証を提示して入り、人の少ない中でゆっくりと何枚かの風景写真を撮る(1枚目の写真はその中の一つ)。ここでは、カキツバタ(2枚目の写真)が間もなく見頃になりそうだ。

Yesterday it was very fine, consecutively from the day before yesterday (a rare phenomenon in these days). Went to Daisen Park in the morning by train (two blocks from here). This is not the season of any flower but green leaves were enjoyable. In the Japanese garden of the park, there were only a small number of visitors and I took some pictures in the stillness (the first photo is one of those). Rabbit-ear irises will soon come to full bloom there (the second photo).

2010年5月30日日曜日

バラ「ピース」 (Peace Rose)

 久しぶりの晴天になった昨5月29日、浜寺公園の「ばら庭園」を訪れた。最近は毎年のように訪れているが、今年は5月半ばに風邪気味だったり,天候がよくなかったりで、遅くなった。多くの品種は満開を過ぎた様子だった。それでもなお、結構楽しむ事が出来た。1枚目の写真は、「ばら庭園」の「山間の景」ゾーンの眺め。2枚目の写真は、名前が気に入ってまいかい必ず撮影する栽培変種「ピース」。今年初めて、その詳しい説明を見た。概要、次の通り。

 20世紀モダーン・ガーデンローズを代表するバラ。世界バラ会連合が選ぶ『バラの殿堂』に最初に選ばれている。第2次世界大戦終結の年に発表されたことにちなんで『ピース』と名づけられた。フランス名は、作出者の母親の名にちなんで,'Mme.A. Meilland' と名づけられている。その豪華な花姿、微妙にピンクをおびた黄色の花色、それに対比する濃いグリーンの照りのある葉、そしてしっかりとした枝をもち、それ以前のバラと比べ、傑出しており、これ以降のバラのスタンダードとなった。

After some cloudy and rainy days, it at last became fine yesterday. Went to the rose garden of Hamadera Park. It is at the distance of one-block ride on railway plus a little walk from here. The first photo shows the zone named "mountain scenery" of the garden; and the second, the Peace rose. Each time I visit there I take the picture of this cultivar. This time I found an explanatory board, the words from which are quoted above in the Japanese version of this blog. Part of the explanation in Wikipedia [1] is quoted below.

The Peace rose is the most famous and successful garden rose of all time. [. . .] The name "Peace" is a trade name; its formal cultivar name is Rosa 'Madame A. Meilland'. The adoption of the trade name "Peace" was publicly announced in the United States on 29 April 1945 by the introducers, Messrs Conard Pyle Co. This was the very day that Berlin fell, officially considered the end of the Second World War in Europe. Later that year Peace roses were given to each of the delegations at the inaugural meeting of the United Nations in San Francisco, each with a note which read: "We hope the 'Peace' rose will influence men’s thoughts for everlasting world peace".

  1. "Rosa 'Peace'," Wikipedia, the free encyclopedia (25 April 2010 at 19:42).

2010年5月29日土曜日

ゲラニウム (Cranesbills)

 ゲラニウムまたはフウロソウ(風露草)は、フウロソウ科に分類される属。写真は2010年5月13日、わが家の庭で。

Cranesbills (botanical name Geranium) is a genus belonging to the family Geraniaceae. The photo was taken in our yard on May 13, 2010.

2010年5月28日金曜日

ホシギキョウ (Serbian Bellflower)

 ホシギキョウ(キキョウ科)、別名カンパニュラ・アルペンブルー。写真は2010年5月11日、わが家の庭で。

Serbian bellflower (botanical name Campanula poscharskyana) belongs to the family Campanulaceae. The photo was taken in our yard on May 11, 2010.

2010年5月27日木曜日

アリウム (Allium)

 アリウムはネギ科に分類される属(ネギ属)で多くの種を含む。写真は2010年5月11日、わが家の庭で。

Allium is the onion genus, with many species, and belongs to the family Alliaceae. The photo was taken in our yard on May 11, 2010.

2010年5月26日水曜日

シシリンチウム・イエローストーン (Sisyrinchium californium 'Yellowstone')

 シシリンチウム・イエローストーン(アヤメ科)。写真は2010年5月11日、わが家の庭で。

Sisyrinchium californium 'Yellowstone' belongs to the family Iridaceae. The photo was taken in our yard on May 11, 2010.

2010年5月25日火曜日

「『ふと思い当たった』の謎」への答え (Abstract in Japanese)

 [概要]先に、湯川が中間子論の形成においての重要な出来事について、半生の自伝『旅人』の中で、「十月初めのある晩、私はふと思いあたった」と記しているが、これは彼がその前年に行なった学会発表の内容と矛盾することを述べた。そして、この謎を説明する二つの可能性があるが、どちらが真であるかは決め難いと記した。このたび、湯川の夫人、スミの書いた自伝的な本『苦楽の園』を読み、その中に、この謎に対する答えを見出した。本文(英文)へ

2010年4月分記事へのエム・ワイ君の感想 (M.Y.'s Comments on April-2010 Articles)

 M.Y. 君から "Ted's Coffeehouse 2" 2010年4月分への感想を5月24日づけで貰った。同君の了承を得て、ここに紹介する。青色の文字をクリックすると、言及されている記事が別ウインドウに開く。




1. 「街頭で名を叫んだ日に:井上ひさしさんを悼む」

 「さる4月9日は、『福泉・鳳憲法9条の会』の署名活動の日で、午前中に私は何人かの仲間と街を歩き、マイクで「日本が二度と戦争を起こさない平和な国であるように、憲法9条を守り、また、これを世界に輝かせようと、井上ひさしさん、大江健三郎さん、故加藤周一さんらの呼びかけで、2004年に『九条の会』が発足しました」と叫んだ。井上さんの他界はその晩のことだった」と井上さんを悼んでいます。

 ——戯曲は60を超え、小説、随筆も多数執筆しているとのことだが、筆者はそのどれをも知らない。ただ、彼と「こまつ座」が編集した写真集『井上ひさしの大連』を持っている。井上さんの親友が、1944年9月に、筆者と同様に日本から大連の国民学校へ移った。——この二つのことが、筆者と井上さんとの結び付きに過ぎませんが、テレパシ-で通じているかのごとく、筆者の憲法9条を守る活動を励ましているように感じられました。

 井上さんはらは、「9条の会」を「平和都市にふさわしい鎌倉にも」と呼びかけ、2005年6月10日に会発足の記念講演会を計画しました。準備会は市から後援を取り付け、ポスターやチラシなどにも「後援・鎌倉市」と入れました。ところが直前になって後援取り消しの通知が届きました。講演会には、会場いっぱいの1400人を超す人たちが参加しました。呼びかけ人の井上氏、三木睦子氏、内橋氏が話し、なだいなだ氏がメッセージを寄せました。井上さんは後援を取り消した市長の姿勢を批判し、イラク戦争で米軍の活動を民間会社が請け負い、副大統領が最高責任者の会社があることを紹介し、「そこになぜ協力して大事な憲法を変えようとするのかというのが最大の義憤です」と訴えました。

 「9条の会」は、政治家に頼らない草の根の運動として、粘り強く活動を続けていくことが筋合いでしょう。井上さんは、顔を出すことが最後となった昨年5月の会の催しで、「これから明るく、楽しく、面白く、憲法を考えながら、ことがあったときには、「いざ鎌倉」という言葉もあるくらいで、暗くなく頑張りましょう」と話されました。朝日新聞が4月17、18日に実施した世論調査では、9条改正については67%が反対、「平和に役立つ」と考える人は70%にのぼったことが報道されています。民意は時代の情勢に左右され、移ろいやすいものです。筆者のますますのご活躍をお祈りします。

2. 「竹田城跡と立雲峡へのバス旅行」

 「中国・舞鶴若狭道、遠阪トンネル、和田山を経て、正午前頃に山城の郷へ着く。車中から眺めた加古川沿いの桜並木も見頃だった。山城の郷から2キロメートルの上り道を歩き、古城山頂上の竹田城跡へ。石垣の上部まで思い思いに登り、満開直前の桜や、周囲の眺望を楽しみながら、バス内で配られた弁当を開いて昼食とする。」

 「竹田城は、南北約400メートル、東西約100メートルの縄張りが、虎が臥せているように見えることから、虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)の別名がある。また、城下から遥か高く見上げる古城山(虎臥山、353.7メートル)の頂に位置し、しばしば円山川の川霧によって霞むことから、天空の城の異名をもつ。」

 「立雲峡は朝来山(756 m)の中腹にあり、サクラの木の種類が多く、長期にわたって開花を楽しめる。」「朝来山の近くの小さな山には、ふもとから中腹にかけて、サクラが華やいだ色を呈している。こういう状況を「山笑う」というのであろう。」

 以上のような記述と、概念的によく分かる竹田周辺見取り図(朝来市商工観光課のリーフレットから)や北千畳から見た、天守のあった場所が望める雄大な城跡を含む数々の写真を見ると、旅の様子と春の美しさがよく分かります。竹田は山陰線の和田山から播但線に分かれた一つ目の駅です。学生時代、姫路、大阪経由京都行きの急行があったので、帰省の際よくここを通りましたが、このような城跡があるとは全く知りませんでした。

シロツメクサ (White Clover)

 シロツメクサ(マメ科)。写真は2010年5月9日、鈴の宮公園で。

White clover (botanical name Trifolium repens) is a species of clover, which belongs to the family Fabaceae. The photo was taken in Suzunomiya Park, Sakai, on May 9, 2010.

2010年5月24日月曜日

イロハモミジの種子 (The Seeds of Japanese Maple)

 イロハモミジ(カエデ科)。写真は2010年5月9日、鈴の宮公園で。

Japanese maple or smooth Japanese maple (botanical name Acer palmatum) belongs to the family Sapindaceae. The photo was taken in Suzunomiya Park, Sakai, on May 9, 2010.

2010年5月23日日曜日

キリ (Empress Tree)

 キリ(ゴマノハグサ科あるいはキリ科)。写真は2010年5月9日、ウォーキング途中で。

Empress tree (also known as princess tree or foxglove tree; botanical name Paulownia tomentosa) belongs to the family Scrophulariaceae or Paulowniaceae. The photo was taken in the course of walking on May 9, 2010.

2010年5月22日土曜日

ウキツリボク (Trailing Abutilon)

 ウキツリボク(アオイ科)、別名アブチロン・チロリアンランプ。写真は2010年5月4日、わが家の庭で。昨年までは、ウぉーキング途中で他の家の庭先に咲いているのを撮影していたが、昨秋、わが家にも苗を植えた。まだ小さくて花の数も少ない。

Trailing Abutilon (botanical name Abutilon megapotamicum) belongs to the family Malvaceae. The photo was taken in our yard on May 4, 2010. Until last year, I used to take photo of this flower in the yard of other houses during the time of walking; but we planted a seedling in our yard last autumn. It is still young, so that we see only a small number of flowers.

2010年5月21日金曜日

ムラサキツユクサ (Ohio Spiderwort)

 ムラサキツユクサ(ツユクサ科)。写真は2010年4月19日(上と中)、5月4日、わが家の庭で。

Ohio spiderwort (botanical name Tradescantia ohiensis) belongs to the family Commelinaceae. The photo was taken in our yard on April 19 (the upper and the middle) and May 4, 2010.

2010年5月20日木曜日

タツナミソウ (Skullcaps)

 タツナミソウ、シソ科の属の1つ。写真は2010年4月19日、わが家の庭で。

Skullcaps (botanical name Scutellaria) is a genus of about 300 species and belongs to the family Lamiaceae. The photo was taken in our yard on April 19, 2010.

2010年5月19日水曜日

春の花々40 (Flowers of Spring 40)

 クレマチス(Clematis)は、キンポウゲ科センニンソウ属のことである。テッセン(鉄線)とカザグルマ(風車)は、クレマチスの品種の一つだが、クレマチス全体を指して テッセンやカザグルマの名が使われることもある [1]。写真は2010年5月4日、わが家の庭で。

Clematis is a genus belonging to the family Ranunculaceae. The photo was taken in our yard on May 4, 2010.

文献

  1. 「クレマチス」, フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 [2010年5月1日 (土) 08:40].

2010年5月18日火曜日

春の花々39 (Flowers of Spring 39)

 ドイツアヤメ(Iris germanica、アヤメ科)別名ジャーマンアイリス。写真は2010年5月3日、わが家の庭で。

German iris (botanical name Iris germanica) belongs to the family Iridaceae. The photo was taken in our yard on May 3, 2010.

2010年5月17日月曜日

春の花々38 (Flowers of Spring 38)

 ヒメライラック(Syringa microphylla、モクセイ科)、別名チャボハシドイ。写真は2010年5月3日、わが家の庭で。

Syringa microphylla belongs to the family Oleaceae. The photo was taken in our yard on May 3, 2010.

2010年5月16日日曜日

春の花々37 (Flowers of Spring 37)

 オダマキ、キンポウゲ科の属の一つ。写真は2010年5月2日、ウォーキング途中で。

Columbine (botanical name Aquilegia) is a genus of about 60–70 species that belongs to the family Ranunculaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on May 2, 2010.

2010年5月15日土曜日

春の花々36 (Flowers of Spring 36)

 キンギョソウ(Common snapdragon、ゴマノハグサ科)。写真は2010年5月1日、ウォーキング途中で。

Common snapdragon (botanical name Antirrhinum majus) belongs to the family Scrophulariaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on May 1, 2010.

2010年5月14日金曜日

春の花々35 (Flowers of Spring 35)

 フジ属(Wisteria、マメ科)。写真は2010年5月1、2日、ウォーキング途中で。

Wisteria (also spelled Wistaria) is a genus of flowering plants in the pea family, Fabaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on May 1 and 2, 2010.

2010年5月13日木曜日

春の花々34 (Flowers of Spring 34)

 ベニバナトチノキ(Red horse chestnut、トチノキ科)。写真は2010年4月29日、堺市・鳳公園で。

Red horse chestnut (botanical name Aesculus × carnea) belongs to the family Sapindaceae. The photo was taken in Ōtori Park, Sakai, on April 29, 2010.

2010年5月12日水曜日

春の花々33 (Flowers of Spring 33)

 エニシダ(common broom、マメ科)。写真は2010年4月29日、わが家の庭で。

Common broom (botanical name Cytisus scoparius) belongs to the family Fabaceae. The photo was taken in our yard on April 29, 2010.

2010年5月11日火曜日

春の花々32 (Flowers of Spring 32)

 オオツルボ(Portuguese squill、ユリ科)。学名からシラー・ペルビアナで呼ばれることも多い。写真は2010年4月26日、わが家の庭で。

Portuguese squill (botanical name Scilla peruviana) belongs to the family Liliaceae. The photo was taken in our yard on April 26, 2010.

2010年5月10日月曜日

春の花々31 (Flowers of Spring 31)

 コデマリ(Reeves' spirea、バラ科)。写真は2010年4月21日、ウォーキング途中で。

Reeves' spirea, double bridal wreath or double Reeves (botanical name Spiraea cantoniensis) belongs to the family Rosaceae. The photo was taken in the course of walking on April 21, 2010.

2010年5月9日日曜日

春の花々30 (Flowers of Spring 30)

 モッコウバラ(Lady Banks' rose、バラ科)。写真は2010年4月21日、わが家の庭で。

Lady Banks' rose (botanical name Rosa banksiae) belongs to the family Rosaceae. The photo was taken in our yard on April 21, 2010.

Lady Banks was the wife of Sir Joseph Banks, 1st Baronet, GCB, PRS (1743–1820). Sir Banks was an English naturalist, botanist and patron of the natural sciences; and took part in Captain James Cook's first great voyage (1768–1771) [1].

  1. "Joseph Banks," Wikipedia, the free encyclopedia (3 May 2010 at 02:17).

2010年5月8日土曜日

春の花々29 (Flowers of Spring 29)

 アマドコロ(Angular Solomon's-seal、ユリ科)。写真は2010年4月19日、わが家の庭で。

Angular Solomon's-seal or Scented Solomon's-seal (botanical name Polygonatum odoratum) belongs to the family Liliaceae. The photo was taken in our yard on April 19, 2010.

2010年5月7日金曜日

ファインマン対レンブラント

 [概要]リチャード・ファインマンの誕生日は5月11日である。そこで、5月においての「今月の物理学者」の代表格は、彼ということになる。アメリカ物理学会のニュース5月号に彼が趣味で描いていた肖像画などが紹介されていて、専門家の意見では、彼の絵は少なくともレンブラントの物理学程度には上手である、と書いてある。これは、ほめたのか、けなしたのか、はっきりしない。ユーモラスにけなしているのだと思われる。念のため、レンブラントと物理学をキーワードにインターネット検索をすると、レンブラントらは錯覚を利用して明るさの相違を際立たせて描く方法を考え出したという話が出て来た。これは、かなりの物理学的センスも必要な技術と思われる。逆に、ファインマンの絵の巧みさ程度について、彼の物理学から推定が出来るだろうか。本文(英文)へ

春の花々28 (Flowers of Spring 28)

 フレンチ・ラベンダー(French lavender、シソ科)、別名ストエカスラベンダ (Stoechas lavender)。写真は2010年4月19日、わが家の庭で。

French lavender (botanical name Lavandula stoechas) belongs to the family Lamiaceae. The photo was taken in our yard on April 19, 2010.

2010年5月6日木曜日

春の花々27 (Flowers of Spring 27)

 スパラキシス・トリカラー(wandflower、アヤメ科)。写真は2010年4月18、21日、ウォーキング途中で。

Wandflower, harlequin flower or sparaxis (botanical name Sparaxis tricolor) belongs to the family Iridaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on April 18 and 21, 2010.

2010年5月5日水曜日

春の花々26 (Flowers of Spring 26)

 ヤハズエンドウ(vetch、マメ科)。漢字では矢筈豌豆と書く。むしろ、カラスノエンドウの名で知られる [1]。写真は2010年4月14日、ウォーキング途中で。

 私は「カラスノエンドウ」の名を見たとき、「ノ」は所有関係などを表す助詞「の」で、人間が食べるエンドウより小さい豆ができ、カラスが好むので、「烏の豌豆」と名づけられたのだと思った。しかし、実は「烏野豌豆」であり、これは莢(さや)の小さい野生豌豆を意味し、また、中国名は「野豌豆」だそうだ [2]。

Vetch (botanical name Vicia angustifolia) belongs to the family Fabaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on April 14, 2010.

When I saw one of Japanese names karasunoendō, I interpreted it as endō of karasu (karasu no endō, i.e., the pea (Pisum sativum) of crows. In fact, however, it has to be read karasu noendō and means the pea with small pods; and noendō comes from the Chinese name of this plant.

文献

  1. 「ヤハズエンドウ」, フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 [2008年8月12日 (火) 12:12].

  2. 御所見直好, 振りかえる ふるさと山河の花, 第一巻(三月~五月)(日貿出版社, 2001).

2010年5月4日火曜日

春の花々25 (Flowers of Spring 25)

 ヒラドツツジ(Lovely Azalea、ツツジ科)。写真は2010年4月17日、ウォーキング途中で。

Lovely Azalea (botanical name Rhododendron pulchrum belongs to the family Ericaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on April 17, 2010.

2010年5月3日月曜日

春の花々24 (Flowers of Spring 24)

 ドウダンツツジ(燈台躑躅、灯台躑躅、満天星躑躅、ツツジ科)。写真は2010年4月14日、ウォーキング途中で。

Enkianthus perulatus belongs to the family Ericaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on April 14, 2010.

2010年5月2日日曜日

春の花々23 (Flowers of Spring 23)

 トサミズキ(土佐水木、マンサク科)。写真は2010年4月11日、堺市・鈴の宮団地で。

Winter hazel (botanical name Corylopsis spicata) belongs to the witch hazel family, Hamamelidaceae. The photo was taken in Suzunomiya Development, Sakai, on April 11, 2010.

2010年5月1日土曜日

山陰の旅7 (Trip to Sanin Region 7)

 写真は、旅の3日目の小型遊覧船による「ぐるっと松江 堀川めぐり」の続き。1枚目は宇賀橋付近から見た松江城(1611年落成)、2枚目は270年以前の武家屋敷が傍らに立つ道「塩見縄手」、3枚目は小泉八雲の記念館付近に立つ八雲像。八雲は Glimpses of Unfamiliar Japan [1] などの著書で松江を世界に知らせたことで、松江の人びとから感謝されている。私は彼の著書 Kwaidan [2] が好きである。

 この3日間の旅行の間は、気温が低く小雨の時間帯もあった。しかし、それらは旅の妨げになるほどでもなく、かえって山陰のしっとりとした趣きを味わうのにふさわしい条件だったともいえよう。

(完)

The Photos above were taken from the boat of "Horikawa Moat Tour" on the third day of the trip. The first is the view of Matsue Castle, built in 1611, from Horikawa Moat near Uga Bridge; the second, Shiominawate Street by which the 270-year old Samurai House stands; the third, the statue of Koizumi Yakumo (Lafcadio Hearn) near Lafcadio Hearn Museum. Hearn is credited with introducing Matsue to the world through his writings such as Glimpses of Unfamiliar Japan [1]. I like his book Kwaidan [2] very much.

During the three days of our trip, it was rather cold and sometimes rainy. However, these conditions were not so bad as to hider our sightseeing but enforced the quiet beauty of the scenery of San'in Region.

(Finished)

文献

  1. Glimpses of Unfamiliar Japan by Lafcadio Hearn (Project Gutenberg); Lafcadio Hearn, Glimpses of Unfamiliar Japan (Cosimo Classics, 2005).

  2. Kwaidan: Stories and Studies of Strange Things by Lafcadio Hearn (Project Gutenberg); Lafcadio Hearn, Kwaidan: Ghost Stories and Strange Tales of Old Japan (Dover, 2006).