ヤハズエンドウ(vetch、マメ科)。漢字では矢筈豌豆と書く。むしろ、カラスノエンドウの名で知られる [1]。写真は2010年4月14日、ウォーキング途中で。
私は「カラスノエンドウ」の名を見たとき、「ノ」は所有関係などを表す助詞「の」で、人間が食べるエンドウより小さい豆ができ、カラスが好むので、「烏の豌豆」と名づけられたのだと思った。しかし、実は「烏野豌豆」であり、これは莢(さや)の小さい野生豌豆を意味し、また、中国名は「野豌豆」だそうだ [2]。
Vetch (botanical name Vicia angustifolia) belongs to the family Fabaceae. The photo was taken in the course of walking, Sakai, on April 14, 2010.
When I saw one of Japanese names karasunoendō, I interpreted it as endō of karasu (karasu no endō, i.e., the pea (Pisum sativum) of crows. In fact, however, it has to be read karasu noendō and means the pea with small pods; and noendō comes from the Chinese name of this plant.
文献
「ヤハズエンドウ」, フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 [2008年8月12日 (火) 12:12].
御所見直好, 振りかえる ふるさと山河の花, 第一巻(三月~五月)(日貿出版社, 2001).
0 件のコメント:
コメントを投稿