2015年4月22日水曜日

三つの絵画展へ (Visited Three Exhibitions of Paintings)

[The main text of this post is in Japanese only.]


『チューリヒ美術館展』会場の撮影スポットで。背景はフィンセント・ファン・ゴッホの「サント=マリーの白い小屋」のコピー。
I'm standing at the shooting spot of the exhibition "Masterpieces from the Kunsthaus Zürich" with the background of a copy of Van Gogh's "White Cottages at Saintes-Maries."


『郷倉和子 百寿の梅』展を開催中の香雪美術館の門。
The gate of Kōsetsu Museum, where the exhibition to celebrate the 100th year of the Japanese-style painter Kazuko Gōkura is being held.


兵庫県立美術館『堀文子[一所不住・旅]展』の看板。
Sign of the exhibition "Hori Fumiko Retrospective: Unending Journey" at Hyogo Prefectural Museum of Art.

 さる 4 月 17 日、妻と私は神戸市立博物館で開催中の『チューリヒ美術館展』を見に行った。モネ、ゴッホ、ホドラーたちから、ムンク、ココシュカ、マティスたちを経て、ピカソ、クレー、ダリたちまでの 74 点を楽しんだ。その夜は、神戸に宿泊し、翌 18 日は、午前中に神戸・御影の香雪美術館で『郷倉和子 百寿の梅』展を見た。2000 年と 2001 年の大作「春日蜿々(紅梅)」「春日蜿々(白梅)」を含む約 40 点が展示されていた。18 日の午後、兵庫県立美術館で『堀文子[一所不住・旅]展』を見た。こちらは 回顧展の形式になっていて、1939 年の「自画像」から、昨年の「冬枯れの萩の姿」までの約 130 点は見応えがあった。

 この旅は、私が 17 日に 80 歳の誕生日を迎えた記念の小旅行でもあったが、堀文子さんは 96 歳を超えて、また、郷倉和子さんは 100 歳を迎え、どちらもなお描き続けている人たちである。彼女たちの止まらない創作意欲にあやかりたいものだ。

 なお、長女が私の傘寿を記念して、私の水彩画と彼女のキルト作品で親子展をしようといってくれている。その際に共通の題材の作品を一組出そうということになり、私はいま、長女のドクダミのキルト作品に似たドクダミの絵を描いている。郷倉和子、堀文子両展にもドクダミを描いた作品が一点ずつあったのは興味深かった。どちらも他の野草と一緒に描かれていて、私が描いているようにドクダミだけを取り上げた作品ではないのだが。

 両展の会場の売店にそれらの絵葉書がなかったのは残念だった。しかし、帰宅して 17 日付け朝日紙に堀文子展を紹介した特集記事があったのを見ると、その中にドクダミを含む作品の写真があった。「名もなきものシリーズ どくだみ 露草 姫小判草」と題する作品で、2013 年という最近の制作になるものである。

 ドクダミの花が 4 輪あること、右端の 1 輪が右に傾いていること、中ほど近くに最も大きな葉が右斜め下へ向かって垂れていることなど、私の絵は堀さんの作品を真似たと思われるほど、その作品と共通点がある。ただ、4 輪の中の 3 輪が、堀さんの作品ではほぼ水平に並んでいる(真ん中の 1 輪は少し下がっているが)。この点は、長女のキルト作品に似て、私の絵とは異なる。私は、それらに対応する 3 輪を画面の左下から右上へかけてのほぼ対角線上に並べている。郷倉さんのドクダミは葉だけで、花はついていなかった。

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