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昨12月3日午後、堺市民会館で開催された「外山啓介クリスマスピアノコンサート」を妻と聞きに行った。外山氏は1984年札幌市生まれで、2004年に第73回日本音楽コンクールピアノ部門第1位になっていて、今後の活躍が最も活躍されるピアニストの一人である。演奏曲目はベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」、同じくベートーベンのピアノソナタ第23番「熱情」など。アンコール曲は、リストの「愛の夢」第3番。
音楽を聞く楽しみのひとつは、繰り返しがかもし出すものであるようだ。その繰り返しには次の2種類がある。自分の聞き覚えた曲が演奏されるという、聞き手の経験の繰り返しと、ひとつの曲の中で主題となるメロディーが何度も出て来るという、曲の構成上の繰り返しである。誰かがすでに書いていることかも知れないが…。もしもこの文の読者がそれをご存じならば、同じ考えを繰り返し読む楽しみを味わって貰ったというものだ。
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