2015年1月12日月曜日

32年前の技報作成のための技法 (Technique of Making a Technical Report 32 Years Ago)


大阪府立放射線中央研究所技報 No. 3(1983)の表紙。印刷屋が作成。
Cover of Radiation Center of Osaka Prefecture Technical Report No. 3 (1983), made by a printer's office.


同上技報の本文第1ページ。
The first page of the above report.

Abstract: At the time when we made Radiation Center of Osaka Prefecture Technical Report No. 3 (1983), there was no commercial word processing program. In writing the manuscript, we used a hand-made program, produced by a researcher in the same division of our institute by the use of the computer language Basic. Digital files of the manuscript were stored on cassette tapes. Printing was made by a combination of a machine called "Mypewriter" and an IBM electric typewriter. [The main text of this post is in Japanese only.]

 32年前に大阪府立放射線中央研究所技報 No. 3 として発行したリポート約 100 ページ(作成したコンピュータープログラムも載せているので、文章はこのうちの約半分)を、スキャンして PDF ファイルとし、ResearchGate サイトに先日載せた(こちら)。このリポートを作った頃は、デスクトップ型パソコン(DOS 型機)はあったが、市販のワープロソフトはまだなく、パソコンは名前通り、もっぱら計算に使っていた。

 それでも、同じ部門の研究者がベーシックというコンピュータ言語で簡単なワープロソフトを作れることを学んで自作したものがあったので、それを使わせて貰い、大助かりだった。文章ファイルの保存にはカセットテープを、出力は、IBM の電動タイプライターの上にパソコンからの信号を受けてキーを叩くマイプライターという装置を乗せて行うという、煩雑な仕掛けを使って作成したリポートだった。

 したがって、2 枚目のイメージから見て取れるように、文章は端揃えをしてあるものの、単語間をところどころ 2 スペースにするという、原始的な方法によっている。また、同ページ下部の左端インデントしてある部分は、やや長い脚註だが、本文と同じサイズの文字を使っている。

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