2005年6月6日月曜日

ミドルネーム

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 写真は小学校同級会の行われた金沢犀川峡温泉「滝亭」の入口
(2005年6月3日写す)。

 金沢の旧石引小学校同級会の連絡を貰って幾日か、私は出欠を決めかねていた。そこで、級友の一人で好ライバルだったカリフォルニア大学勤務の H・I さんに出席するかどうかをメールで尋ねた。しかし、そのメールは届かず、インターネット検索によって、大学のホームページで新アドレスをつき止めた。その際、彼女が新しくミドルネームの頭文字 G を名前につけ加えていることを知った。

 私は H・I さんの出欠を尋ねると同時に、ミドルネームが小学校時代のあだ名「がちゃ」(金沢の方言で「魅力的でない顔」を意味する)をとったものだろうという推量を書き記した。そのあだ名を彼女は自任していたので、ユーモア心からそれを利用したと思ったのだ。

 H・I さんからはすぐに返事があり、「同級会には妹を伴って出席します。ミドルネームは母の婚前の姓からとっています!」とあった。失礼な推量だっただろうか。彼女の名誉のために、私は彼女を決して「がちゃ」とは思っていないと付記しなければならない。彼女の強い意志と高い知性と健康にあふれた顔は、いわゆる美女のものではないが、立派な別種の美なのである。

[以下、最初の掲載サイトでのコメント欄から転記]

Y 06/06/2005
 彼女の名誉のために、"I have to write here" ここでだけ、彼女が魅力にあふれた女性であることを書かれたほうが、いいのかもしれませんね。H・I さん宛てのメールで、「あなたはこのような美しさを持っている…」と Ted さんが改めてお書きになっても、女性というのはなかなかまっすぐには受け取らないものです、そのような場合。
 同級生の H・I さんが今もカリフォルニア大学で教えていらっしゃるのですか。私も、予定通りなら来年から夫がアメリカ留学なので、短期留学はしようと思っています。主に福祉施設を見て回りたいのですが、アメリカの大学制度も事前に調べて、よく準備しないとな、と思っています。

Ted 06/06/2005
 Ha-ha. H・I さん宛てのメールに書くつもりはありません。私が何年かに一度は彼女に連絡をとったりすることで、私の彼女への評価は分かって貰っていると思います。
 アメリカのどのあたりへ留学されるのでしょうか。

Y 06/06/2005
 それが、研究所まで教授は決めてあったのでしょう、私の知らない地名だったので、アメリカの東側だということだけは確認しました。その後、何度か夫に確認しているのですが、確かにものすごく多忙な教授に、ゆっくりその件について尋ねることはできないのでしょう。
 目の前の多くの仕事に忙殺、いや圧倒されて、どうすればいいのか、という共通課題については夫とよく話すようになりました。

Ted 06/06/2005
 東側ですか。はっきり分かったら、またお知らせ下さい。
 共通課題についてご夫君とよく話されるようになったとのこと、嬉しいニュースです。

Y 06/06/2005
 今、夕食を一緒に食べた夫に確かめましたら、ペンシルバニアでした。知らない地名というのもさすがにおかしいと思い…。夫は教授から任されている仕事がたくさんあるので、なかなか「僕の留学は…」という落ち着いた話が教授に切り出せないのもわかる気がしました。5年任期中の早いうちにどこかに留学しなければならないのは確かなようです。
 私が研究者に戻ってから、共通の課題について話せることが多くなり、またこんなにお互い、大変なら楽しみも大事にしてよいだろうということで、今日は以前のように週末に寺社めぐりをしたいという話をしていました。Ted さんのように写真をアップもしたいと思って、結婚以来撮りためた写真を再度 PC に入れなおしています。

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