2011年7月7日木曜日

壮年の日の反逆:付. 文献リスト (Rebellion in My Maturity: References Used)

Abstract: The list of references used in writing the manuscript quoted in the previous post is given. (The main text is in Japanese only.)

 前報に引用した『研究所だより』への私たちの投稿を書くに当たって参考にした文献を以下に示す。[ ] 内は参考にした事項。

  1. 中島篤之助:科学 Vol. 43, p. 110 (1973). [原子炉事故例]

  2. 小野周:科学 Vol. 43, p. 564 (1973). [同上]

  3. 久米三四郎:科学 Vol. 44, p. 173 (1974). [同上]

  4. 大場英樹, 小出五郎:自然 Vol. 30 (3) , p. 42 (1975). [アメリカでの原発論議]

  5. 藤本陽一, 依田洋:科学 Vol. 43, p. 3 (1973). [原発の潜在的危険性]

  6. 三宅泰雄, 中島篤之助(編):原子力発電をどう考えるか (時事通信社, 1974). [原発の諸問題]

  7. 安斎育郎:日本の科学者 Vol. 12, p. 126 (1977). [社会科学的問題を含む原発問題]

  8. 「原子力船『むつ』をめぐる諸問題シンポジウムより」:日本の科学者 Vol. 10, p. 126 (1975). [「むつ」の諸問題]

  9. 中島篤之助:科学 Vol. 45, p. 496 (1975). [「むつ」の放射線漏れ]

  10. 藤永一:日本船舶機関学会誌 Vol. 7, p. 915 (1972). [「むつ」の炉設計]

  11. 斎藤恒:日本の科学者 Vol. 9, p. 603 (1974). [「むつ」の炉の安全性]


 [追記]前報に引用した「原子力・公害問題について」の下書きも保存してあったが、そこには、文末に入れる予定ながら最終稿では削った次の文があった。

 なお、科学は「両刃の剣」という、所長が使用された表現自体、科学を皮相的にとらえるものでしかなく、科学は人類にとって貴重な財産であり、われわれが今日から未来にかけて生きて行く上でどうしても必要なものであるという認識がこれに加わらなければ、科学の規定としては不十分であることを付言しておきます。[道家達将:現代人の科学 第12巻 現代科学の展望 (大月書店, 1976) p. 212 参照]

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