2012年9月7日金曜日

幼年時代の詩 (Poems in My Childhood)


[Abstract] I have found two short and free-style poems I wrote in the autumn when I was in the 6th grade of the elementary school. One is about an autumn night and the other is about a green apple. (Main text is given in Japanese only.)

 私が小学校 6 年生の 2 学期に作った短い自由詩 2 編が見つかった。お見せするほどの出来ではないが、幼年時代の記録の一つとして、ここに書き写しておく。「リンゴ」の詩を読むと、戦後間もない頃は、家にハエがたくさんいたことが思い出される。

   秋の夜
 虫が
 チロチロとなく
 ぼくは蚊帳を出て
 暗い空の見える窓のそばへ
 曇った空のかなたに
 星が一つ二つ
 キラキラぼくを見ている
 また虫の声

   リンゴ
 青いリンゴが皿の上に一つ
 ハエがぶうんと飛んで来てとまる
 また一匹
 物音を聞いてさっと飛びたつ
 あとにはリンゴが
 ほほえんで
 さっきのとおり
 じっとすわっている

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