2005年9月7日水曜日

コンスタンティヌスの凱旋門(写真)/ 30分間同じ問題を考えている


コンスタンティヌスの凱旋門

 写真は、ローマのコロッセオ(右にごく一部が見える)の傍らで存在感を示しているコンスタンティヌスの凱旋門(2003年5月15日撮影)。コンスタンティヌスがテヴェレ河畔でマクセンティウス帝を打ち破ったのを記念して、315年に建設された。飾りのほとんどが、それまでのいくつかの凱旋門から引きはがされたもので構成されている。トラヤヌス帝、マルクス・アウレリウス帝時代の飾りなどが使用されていながらも、全体として威厳と調和のとれた凱旋門の最高傑作となっている。[説明は『ワールドガイド街物語イタリア』(JTB, 2001) を参考にした。]

30分間同じ問題を考えている

 高校時代の交換日記から

(Ted)

1952年11月6日(木)晴れ

 30分間同じ問題を考えているが、矛盾の原因が分からない。

(Sam)

 第一回の執行委員会が開かれ、球技大会の内容を決めるだけで終ってしまった。まず、組み合わせに難航し、それから競技種目の選択についても問題があった。球技大会の問題が差し迫った問題であったにしても、第一回の委員会としては、このほかのもっと根本的なものを決めておかなければならないような気がした。

 次の日曜日には速記とタイプの検定試験にのぞまなければならないのに、練習はほとんどしていない。顧問の先生に特別にお願いして、ポータブルを家へ持ち帰って練習することにした。一分間ずつ測っただけだが、最高は275ストロークだった。そのかわり誤字がかなり多く、このことは、今度の試験ではこれまでと採点の方法が異なるのだから、フェータルな欠点となる。
 速記の方は誰か読んでくれるものがいるといいんだけれども、いないから、自分でこつこつやったり、ラジオを利用したりして、努力しているが、あまり見込みはなさそうである。

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