[概要 (Abstract in Japanese)]亀淵廸氏が『図書』誌 2012 年 12 月号に「グラムシの言葉と湯川・朝永・坂田」と題するエッセイを書いている。氏は「知ることから分かることへ、感じることへ、そしてその逆、感じることから分かることへ、知ることへ——の移りゆき」という A・グラムシの言葉にある「感じる」「分かる」「知る」を理論物理学における三つの段階に当てはめ、それらを I「実務家」、II「理論家」、III「自然哲学者」の段階と名づける。次いで、日本における素粒子論の開拓者、湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一を I、II、III の型に分類することを試みている。ここでは、この分類について紹介するとともに、これを南部陽一郎氏が提唱した 2 種類の分類方法による湯川と朝永についての分類結果と比較する。[本文(英文)へ]
Random writings of a retired physicist
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2012年12月6日木曜日
理論物理学者の分類、とくに湯川と朝永について (Classifications of Theoretical Physicists, Especially of Yukawa and Tomonaga)
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