2012年10月31日水曜日

16歳の少年が私に相対論などを質問:13. 質量と重さ (Boy of Age 16 Asks Me about Relativity, etc. 13. Mass and Weight)


慣性質量と重力質量の等価性を示したエトヴェシュの最初の実験の図。慣性質量に依存する遠心力の比 F1 対 F2 が、重力質量に依存する重力の比 G1 対 G2と異なれば、棒が回転する。回転を検知するため、鏡が用いられている。以後の実験では、精度向上のため、異なる設定を使った。詳しくは 『ウィキペディア』の "Eötvös experiment" のページを参照のこと。Image by Petteri Aimonen (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons.

 【概要 (Abstract in Japanese)】このシリーズでは、16歳の少年アーロン(仮名)からの、相対性理論など物理学に関する質問と、筆者テッド(仮名)の回答を紹介している。今回の質問は、物体が光速に近い速さで動いているとき質量がふえるということだが、重さも増すの? というもの。なお、アーロンが私の答えへの礼状に「"Dr. Who" という SF をご存知ですか」と書いてきたので、私の知らなかったことを一つ、彼から教えて貰う結果となった。
 【本文(やさしい英文)へ (To main text in English)

0 件のコメント:

コメントを投稿