S さんのブログ「コンピュータはどこまで賢くなれるか?」が、一昨年読んだ Richard Powers の "Galatea 2.2" という小説を私に思い出させた。神経ネットワークと称するコンピュータ・システムに著者と同名の主人公が文学を教え、大学の修士試験で、人間を相手に得点を競わせる話である。これは、あくまでも創作であるが、その程度のコンピュータ・システム(人工知能)になると、ある程度の感情を持つことが、巧みに描写されていた。
注:私の個人的体験をもふまえた、"Galatea 2.2" に対する英文書評もご一読いただければありがたい。なお、同書の和訳「ガラテイア2.2」が、みすず書房から出ている。
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