2009年4月25日土曜日

アヤメ、ユリ咲き系チューリップ

 アヤメ(菖蒲、文目)、学名 Iris sanguinea、アヤメ科アヤメ属の多年草。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名のもとになる。花茎は分岐しない。北海道から九州まで分布する。古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブを指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。( [1] による。)上のアヤメの写真は2009年4月12日、堺市・鈴の宮公園付近で撮影。

 ユリ咲き系 (Lily-flowered) チューリップは、古代に主流だったチューリップの品種と考えられている。花弁の先が細く尖っているのが特徴。多くはアクミナータと言う原種から出たもので、新旧で茎の強さが違う。有名品種は黄色のウエストポイント、オレンジのバレリーナ、白に赤の絞りのマリリンなどがある。( [2] による。)わが家の庭にあるものは、以前はもっと大きな花を咲かせていたが、今年は息もたえだえの花をようやく咲かせたという感じである。(下の写真、2009年4月13日撮影。)

文献

  1. 「アヤメ」, ウィキペディア日本語版 [2009年3月18日 (水) 16:11].
  2. 「チューリップ」, ibid. [2009年3月19日 (木) 06:12].

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