ヤマブキ(山吹)、学名 Kerria japonica、バラ科ヤマブキ属の落葉低木。春の季語。( [1] を参考にした。)1枚目の写真は2009年4月日、東京・四谷の桜並木の下に咲いていた一重のヤマブキの花。
山吹伝説:室町時代の武将・太田道灌(おおた どうかん)が父を尋ねて越生(おごせ)の地に来た。突然のにわか雨にあい、農家で蓑を借りようと立ち寄った。その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され、内心腹立たしかった。後でこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、家が貧しく蓑(みの)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。古歌を知らなかったことを恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだという。([2] による。)
シバザクラ(芝桜)、別名ハナツメクサ(花詰草、花爪草)、学名 Phlox subulata、ハナシノブ科の多年草。北米原産。4、5月頃にサクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせる。葉形やその匍匐性などから芝桜と名付けられた。( [3] を参考にした。)2枚目の写真は2009年4月7日、わが家の庭に咲いたシバザクラの花。
文献
- 「ヤマブキ」, ウィキペディア日本語版 [2009年4月13日 (月) 00:15].
- 「太田道灌」, ibid. [2009年3月25日 (水) 03:00].
- 「シバザクラ」, ibid. [2009年1月1日 (木) 04:51].
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