ケマンソウ(華鬘草、上の写真)、別名タイツリソ(鯛釣草)、ケマンソウ科(Fumariaceae)。観賞用に栽培される。ケマンソウ科は16属450種ほどの草本(一部つる性)を含み、主に北半球に分布する。高山植物として有名なコマクサや、春先に赤紫の花をつける野草ムラサキケマン、漢方薬に用いるエンゴサクなどを含む。( [1] を参考にした。)写真は、2009年4月13日、わが家のプランターに花咲いたケマンソウ。昨年は花をつけなかった。
タツナミソウ(下の写真)。学名 Scutellaria indica、シソ科。文献 [2] に、「誰が名づけたかは定かでないが、風流な名である。立浪草と綴り、花茎の先に片側を向いて重なり並ぶ花を、波頭に見立てた」とある。写真は、2009年4月17日、わが家の庭で。私はこの花をいままでホトケノザかと思っていたが、この写真を掲載するにあたってインターネットでホトケノザを調べてみると、花の形や色が異なっており、さらに調べて、タツナミソウと判定した。[2] に掲載されている写真の花はピンク色であるが、わが家のものは紫色(実際には、写真よりももう少し赤みがかっている)である。ウエブサイト [3] には「花色は紫、桃、白など」とあるので、安心した。
文献
- 「ケマンソウ科」, ウィキペディア日本語版 [2008年11月18日 (火) 06:20].
- 湯浅浩史・文, 矢野勇, 平野隆久, 茂木透・写真, 愛蔵版・花おりおり その二 (朝日新聞社, 2003) p. 37.
- 「スクテラリア属」エンゲイナビ:米村浩次先生の園芸植物図鑑.
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