2009年5月1日金曜日

エニシダ、ツツジ

 エニシダ(1枚目の写真)、学名 Cytisus scoparius、マメ科。属名の Cytisus は、古いギリシャ語の kytisso(つめくさ、クローヴァー)に由来するとされている。和名のエニシダは、ヒトツバエニシダ属 (Genista) の英語読みジェニスタがなまったものとされているが、確証はない。([1] による。)エニシダの東北なまりは、エヌスダとなって、少しばかり英語に戻るのだろうか。写真は、2009年4月17日わが家で撮影。わが家のエニシダ木は繁りすぎたので、さる4月27日、花が少し散り始めたところで、かなり剪定した。切った花つきの枝のいくらかを花瓶に差して玄関に飾ると、芳香が家中に満ちた。

 ツツジ(躑躅)は、ツツジ科の植物で、学術的にはツツジ属(Rhododendron)の植物の総称である。ただし、日本ではこの中に含まれるツツジ、サツキ、シャクナゲなどを古くから分けて呼んでおり、これらの呼び名はしばしば学術的な分類とは食い違う。最も樹齢の古い古木は、800年を超え、1,000年に及ぶと推定されている。([2] による。)2枚目の白いツツジの写真と、3枚目の小ぶりのツツジ(キリシマツツジか)の写真は、どちらも4月17日、ウォーキングの途中で撮影した。

文献

  1. 「エニシダ属」, ウィキペディア日本語版 [2009年2月24日 (火) 06:13].
  2. 「ツツジ」, ibid. [2009年3月27日 (金) 13:14].

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