2005年2月22日火曜日

"September Affair" (『旅愁』)


 ジョセフ・コットンとジョーン・フォンテーン主演の 1950 年のアメリカ映画『旅愁』をテレビで見た。モノクロ映画ながら、舞台となったイタリアの風景が、2003 年のわれわれの旅行を思い出させて懐かしく、はかない恋の物語も気に入った。(イメージは同映画のビデオ版 [1]。われわれのイタリア旅行のスケッチと写真は [2, 3] に掲載。この記事の英語版——映画の物語の概略を含む——はこちら。
  1. "September Affair 1950" (Paramount, 1992).
  2. Sketches in Italy(注:目下リンク切れ).
  3. Thirteen-Day Travel to Italy: Selected Photos.

コメント(最初の掲載サイトから若干編集して転載)

Y 02/22/2005 13:31
 "September Affair" ですか。私は 9 月生まれですので、9 月の Affair とくると、なんだかしんみり嬉しいですね。ところで文系は日本語で論文を書くので、私は PC での外国語打ちが非常に苦手なのですよ。ところが発音のセンスはいいと言われるのです。それは洋楽、および受難曲・レクイエムなどの宗教曲(ドイツ語がほとんど)を聴いて、耳から入っているからなのでしょうかね。京大文系はマンツーマンで語学を習う裕福な学生が当たり前でしたから、… まあいいんですけど。
 ひとときの愛の物語が、モノクロ映画で語られるというのは、かえってそこに心に残る永遠性を感じさせますね。

Ted 02/22/2005 16:56
 1940、50 年代の洋画につけられた邦文題名は、この『旅愁』の他、『哀愁』『逢びき』『狂恋』『慕情』『めぐり逢い』『旅情』など、原題名よりも趣のあるものが多かったのに、最近の邦文題名には、よいものが少ないようです。

Nadja 02/23/2005 02:05
 小学校 5 年生の時にロバート・レッドフォードにファンレターを書いたことがあります。その頃『明日に向かって走れ』(Butch Cassidy and the Sundance Kid)の原題が解らなくて苦労しました。最近は配給元(ハリウッドだけだったかな?)から、題は(勝手なものをつけず)そのままでという指示があるそうですよ。それで「the」などを抜いた中途半端なカタカナが多いようです。

Ted 02/23/2005 09:21
Oh, it's wonderful that you wrote Robert Redford at the age of about 10. I sent letters to famous overseas physicists (including Nobel Laureates) only when I was forty or more years old.

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