サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ): 学名 Lagerstroemia indica、中国南部原産のミソハギ科の落葉中高木。タネから栽培する「あすか」という一才物*の矮性種もある。サルスベリの名は、幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新して行くことによる。つまり、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある。英語名 Crape-myrtle はミルテの花に似て花弁が縮れていることから(以上、 [1] から抜粋)。花言葉は「雄弁」「愛敬」「活動」「世話好き」[2]。
写真は2009年7月3日、ウォーキング途中で。円錐型の花序全体にわたって花が開くと、個々の花の様子が分かりにくくなるが、この写真では、まだほとんどがツボミで、一つの花の姿がよく分かる。
* 園芸の用語で、本来は高性で開花・結実に数年またはそれ以上かかる植物を、タネまきや挿し木・接ぎ木から1年以内に観賞できるように改良した品種のこと [3]。
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