チングルマ: 学名 Geum pentapetalum、バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物。一般にダイコンソウ属に分類されるが、チングルマ属(Sieversia)に分類する説もあり、確定していない。北海道から中部地方に分布する。高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生える。高さは 10 cm 程度。名前にはふつう稚児車(ちごくるま)があてられる。実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことによる。立山ではチゴノマイ(稚児の舞)と呼んだという。伸びた果実の毛が、稚児の乱れ髪のようであることが、こちらの語源 (以上 [1]、[2]) 。花言葉は「可憐」[3]。写真は果実の毛が伸びた状態のチングルマ。2009年8月7日、妻が幌尻岳北カール付近で撮影。
文献
- チングルマ, ウィキペディア日本語版 [2009年6月30日 (火) 08:52].
- 湯浅浩史・文, 矢野勇, 平野隆久, 茂木透・写真, 愛蔵版・花おりおり その三 (朝日新聞社, 2004).
- 花言葉7月, グローブス フラワーデザインスタジオ.
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