2009年12月23日水曜日

ライン河、マイン河の船旅(25) (Cruise on the Rhine and Main 25)

ニーダーヴァルトから見下ろしたリューデスハイムの町。
手前に広がる丘の斜面はブドウ畑。

 旅の9日目の11月25日午前、リューデスハイムのオルゴール博物館を出たあと、またしばらくの時間待ちをしてから、ニーダーヴァルト行きのロープウェイに乗る。2人乗りの屋根なしの車体が、一面に広がるブドウ畑を下に見ながら昇って行く。到着地点からリューデスハイムの町を眺めながら(上の写真)少し歩くと、ニーダーヴァルト記念碑(Niederwalddenkmal; 下の写真)がある。この記念碑は、普仏戦争後のドイツ帝国発足を記念して建設されたもので、1883年に竣工した。中央の人物像は、高さ10.5メートルのゲルマニア像で、右手にはドイツ皇帝の王冠を掲げ、左手には皇帝の剣を持っている [1]。

ニーダーヴァルト記念碑。

 ロープウェイで戻る途中、初冬の日差しを受けたブドウ畑で、ブドウの枝を刈って明年の成長に備える仕事をしている人びとを見た(下の写真)。船へ戻って11時30分からの昼食は、カレーライスのバイキング。変化に富んだ材料と味つけの何種類かのカレーを少しずつ楽しんだ。船は午後1時にリューデスハイムを出港し、いよいよこの船旅のハイライト、世界遺産ライン河渓谷クルーズとなる。

ブドウ畑と、そこで作業する人たち(を撮ったつもりだが、畑の中の人たちの姿は、この小さなコピーでははっきりしない)。

文献

  1. 「ニーダーヴァルト記念碑」, ウィキペディア日本語版 [2009年10月16日 (金) 11:11].

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